2019-01-01から1年間の記事一覧
新橋駅から歩いて、パナソニック汐留美術館へ。ギュスターヴ・モロー展、上がってみたら行列ができていて、“30分”と書いてある。30分と言うなら実質20分くらいだろう、と思ったら、たっぷり35分ほどかかった。ここはわりと厳密に館内の滞留人数を数えて入場…
新宿から中央線で東京駅に出て、少し迷ったが、会期最終日の『ルート・ブリュック展』へ。丸の内北口の東京ステーションギャラリーの、入口から行列が延びていた。10分ほど並んでから入館できた。■東京ステーションギャラリー>ルート・ブリュック展 戦前か…
新宿の損保ジャパン美術館へ。高層ビルの42階にあるこの美術館は近々閉館予定で、隣接した敷地に新しい美術館を建設中だ。 この新宿のパノラマも、見られなくなるのかなあ■東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館>シャルル=フランソワ・ドービニー展 バル…
とにかく水芭蕉の大群落。見渡す限り白いのが全部水芭蕉である。紙くずが散らばっているわけではない。 リュウキンカといっしょに咲いているのは、好ましい。 森の中を歩いて、東電小屋に至る。見晴からここまで30分ほど。 ツアーでもらったまいたけご飯のお…
いよいよ尾瀬ヶ原に足を踏み入れる。──驚いた。風景が一変した。 水芭蕉がそこらじゅうに咲き乱れている。これが尾瀬の湿原か…。 この時期はもう、大きくなって、とうの立った状態で、もっと小さいほうが可愛らしさがあるのだけれど。──けれど、ぼくは水芭蕉…
夜行日帰りのツアーに参加して、尾瀬に行くことにした。尾瀬はもう何年も前から、一度行ってみたいと思っていたのだが、ちょうど水芭蕉などが咲いて人気になるこの時期は、例年忙しくて、気が紛れてしまっていた。しかし今年は、1か月くらい前に、ちょうど目…
目黒区美術館に行ったあと、山手通り沿いから路線バスに乗って、道玄坂上から歩いて、渋谷の東急Bunkamuraへ。■Bunkamuraザ・ミュージアム>印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション スコットランドの海運業の実業家のコレクションだそうだ。とてもセ…
東急の目黒駅で下車、権之助坂を下りて目黒川沿いに少し歩いて、目黒区美術館へ。■目黒区美術館>京都国立近代美術館所蔵 世紀末ウィーンのグラフィック ポスターや絵はがきなどの印刷物が中心の展示。──これは月刊帳という、要するに当時のカレンダーのよう…
川崎に用事があった土曜日の午後、時間があったので、総持寺を散歩してみた。 京浜間を通学・通勤し続けて約二十年、鶴見駅の西側のこの場所に大寺院があることは、知っていたけれど、意外に、一度も来たことがなかった。 敷地は広い。能登の総持寺が明治時…
金曜日の夜間開館を狙って、上野の東京都美術館へ。駅構内のチケット売り場で当日券を買って行ったら、待ち時間なくスムーズに入れた。■東京都美術館>クリムト展 ウィーンと日本 1900 序盤は若い修業時代の作品で、同じ女の子の肖像を描いてクリムトと比較…
水樹奈々さんの「座長公演」、数年おきに開催されている、ライヴとコミック時代劇を融合させたイヴェントです。しかし幕張イベントホールでお芝居って、何事…という感じです。前回は代々木の第一体育館だったんだもんなあ。相変わらずやってることが無茶です…
LFJの合間に、すぐ近くの、三菱一号館美術館へ。──連休だし、混んでいるのでは…と心配していたものの、すらっと館内に入れた。■三菱一号館美術館>ラファエル前派の軌跡 ラファエル前派、流行っているのだろうか。今回は、主にバーミンガム美術館やリヴァプ…
今年のLFJは、「旅のしおり」ですって。5月4日、午前中から東京国際フォーラムに行ってきました。 ■ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2019「ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり)」 一本目はこれ。公演No.242 5/4(土) ホールC“マルコ・ポーロ” 11:30-12:…
自転車で府中へ。 ■春の江戸絵画祭り へそまがり日本美術 禅画からヘタウマまで/府中市美術館 評判らしく、思いのほか混んでいて、入場制限されていたので驚いた。徳川家光が描いたボサボサのウサギなどが話題になっており、たしかに「なんだこりゃ」という…
■日本・オーストリア外交樹立150周年記念 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 クリムト展…ではないのですね。あくまでも、“ウィーン、モダニズムへの道 (Vienna on the Path to Modernism) ”というサブタイトルのとおり、文化史の系統展示でし…
元号改定後、初めてのお出かけは、乃木坂の国立新美術館へ。 ■トルコ至宝展 トルコ文化年2019 チューリップの宮殿 トプカプ宮殿の美 イスタンブールは憧れの都…。 鞘が宝石で埋め尽くされているのみならず、柄そのものが大きなエメラルドになっているちょっ…
近鉄吉野駅 「京都まで乗り継ぎで」と言って特急券を買い、15時04分発の大阪阿部野橋行きの特急に乗る。早々と缶ビールを開けてしまったが、15時43分の橿原神宮前で降りて、乗り換えなければならない。橿原神宮前は、吉野線のホームと橿原線(京都方面)のホ…
雨が降りそうな降らなさそうな、微妙な曇り空の朝になった。ホテルを出て天王寺の駅前まで歩き、あべのハルカスに入って建物の中をたどると、近鉄の大阪阿部野橋駅がある。ここは近鉄の南大阪線という路線の始発駅だが、休日のターミナル駅は閑散としている…
10連休ということで、お盆や正月のような民族大移動期になっている。新幹線の指定席が軒並み「×」になっている様子などを見て、たしかに経済効果はあったんだろうなあ、などと、半ば呆れ、半ば感心してしまうけれど、ぼくもせっかくの休みなので、何の用事も…
今年のゴールデンウィークはまさかの公休10連休。そして、ぼくは仕事柄、どうせ出てくる日があるだろうと思っていたら、全部休めることになったのも意外だった。──初日は、寒い寒いと言いながら、朝から同僚と代々木のメーデーに参加してから、ごはんを食べ…
陶磁器のコレクションもすばらしい。 明代の“法花蓮花文壺”。“法花”とは、土を絞り出して紋様を描き、色釉を混じらせない技法とのこと。 唐代の白磁龍耳壺 北宋の白磁 黒い絵柄の、金代の磁州窯 宋代の耀州窯の青磁 元代の龍泉窯の青磁 中国だけでなく、東南…
宋代の青磁に花が活けてある! 町田市立博物館が再来月に閉館するということで、「最終展」が始まった。ガラスや陶磁器などの工芸品のコレクションに定評があり、子供のころに見た中国ガラスの展示は記憶に残っている。だが、施設も狭く古く、そのコレクショ…
淡島雅吉氏(1913~1979)とは、昭和の日本を代表するガラス作家の1人で、保谷クリスタル硝子製造所(今の光学機器のHOYAですね)などで活動した、ガラスデザイナーの草分け的な存在だそうです。 “しづくガラス”という、凸凹を見せるガラス。 可憐です。ステ…
坂本真綾さんのファンクラブイヴェントです。河口湖ステラシアターで、3/30と3/31の土・日に開催されました。ぼくは友人を誘って、3/31(日)、坂本さんのお誕生日公演に参加。 八王子で友人と落ち合い、各駅停車でゆるゆると大月へ、そして混雑した富士急行…
翌朝、早起きして仙台駅に向かった。風が強く吹く中、通勤客に混じって駅に入る。8時13分発の常磐線の普通列車、原ノ町行きに乗った。利府から走ってきた列車は6両編成で、たくさんの通勤客を吐き出して、車内はだいぶ空き、ボックスシートに座れたが、急い…
山形から13時55分の仙山線の快速仙台行きに乗る。山形と仙台を結ぶ都市間路線のはずだが、寥々として空いている。そもそも列車も1時間に1本程度しかない。もっとテコ入れできそうなのに…と思ったが、乗ってみるとわかった。すごい山岳路線なのである。維持す…
この日は蔵王温泉のホテルを予約していた。山形駅前から18時55分のバスに乗る。 山形駅前の1番乗り場は、仙台行きの高速バスが頻繁に発車し、ビジネスマンが行列していた。山形ー仙台間にはJRの仙山線もあるが、バスの独擅場らしい。 蔵王温泉行きは、普通の…
春休み(?)である。まるまる一週間の休みを取った。休暇に入ると同時に風邪をひいて熱を出して寝込んだりしていたものの、二、三日程度では出かけようと思い、蔵王温泉のホテルの一泊だけ予約して、水曜日の昼下がり、上野駅から新幹線に乗った。13時06分…
▼コンビニ人間(文春文庫)/村田沙耶香 ▼やがて君になる(1~6)(電撃コミックスNEXT)/仲谷鳰 ▼やがて君になる 佐伯沙弥香について(電撃文庫)/入間人間 ▼ふしぎの国のバード(5)(ハルタコミックス)/佐々大河 ▼黄砂の進撃(講談社文庫)/松岡圭祐 ▼秘…
茅原実里さんの東名阪ツアー、ぼくは初日と愛知一宮に参戦しましたが、1か月あけて千秋楽です。中野サンプラザにやって来ました。 千秋楽ソールドアウト、おめでとうございます。──中野サンプラザ、いろいろ取りざたされていましたが、今のところは現地で建…