自転車で府中へ。
■春の江戸絵画祭り へそまがり日本美術 禅画からヘタウマまで/府中市美術館
評判らしく、思いのほか混んでいて、入場制限されていたので驚いた。徳川家光が描いたボサボサのウサギなどが話題になっており、たしかに「なんだこりゃ」という感じで面白い。将軍や大名が、貴種のたしなみとして絵など描かされていたというのも知らなかった。
よいなと思ったのは、中村芳中『十二ヶ月花卉図押絵貼屏風』。丁寧な、絶妙なたらしこみで、葉が描かれているのだけど、全体的な雰囲気が、どうもぬぼーっとしているのだった。
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この日は、帰りに京王線の府中駅のほうに回ってみると、大國魂神社の“くらやみ祭”の日。たしかにこの時期は裾をからげた足袋姿の人たちなどを見るのでお祭りがあることは知っていたが、出くわすのは初めてだった。
郷土芸能の“府中囃子”だそうだ。知らなかったなあ
もうたいへんな人出であった。
縁日に、お化け屋敷なんてあるのね。