宋代の青磁に花が活けてある!
町田市立博物館が再来月に閉館するということで、「最終展」が始まった。ガラスや陶磁器などの工芸品のコレクションに定評があり、子供のころに見た中国ガラスの展示は記憶に残っている。だが、施設も狭く古く、そのコレクションを活用できていたとは言い難いのが実態だった。“国際工芸美術館”が2024年度に開館予定だということだが、どうなることか、…と思っている。
青野武市、岩田久利のガラス作品
16世紀末~17世紀初期のヴェネツィアングラス
金箔が挟み込まれた、18世紀のボヘミアングラス
19世紀ドイツのゴブレット
明治期のデカンタとグラス
乾隆年間のガラス器
中国ガラスは磁器のように不透明なものが多い。
清朝のガラスの鼻煙壺たち。鼻煙壺(びえんこ)とはかぎ煙草入れのこと。
清朝の被せ(きせ)ガラス。不透明なガラスを重ねてあるもので、これは本当にすばらしい。