2019-01-01から1年間の記事一覧
■国立西洋美術館>ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史 最初にかけられているのが“ローマ王としてのマクシミリアン1世”の肖像画で…“ローマ王”という肩書自体、ヨーロッパの中世史の知識がないとよくわからないものなので(もちろんぼくもよ…
坂を下りてBunkamuraへ。■Bunkamura>建国300年 ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展 リヒテンシュタイン家のコレクションの展示は何年か前にも東京であったけれど、ヨーロッパの歴史の古い大名(?)はいろんなものを持っているよね。16~…
初台のオペラシティから、京王の路線バスで渋谷に移動。NHKの裏で降りて歩いていく途中、戸栗美術館が目に留まり、寄ってみた。■戸栗美術館 古伊万里の展示。たまたま立ち寄ったのだが、これがすばらしいかった。ぼくが気になるのはやはり青磁。“青磁染付 樹…
不思議な展示だった。カミーユ・アンロとはフランスの現代アーティストだそうだ。 大災害を思わせる 若手作家の展示をしている“project N"では、山田七菜子さんという作家の強烈な油彩が。 オペラシティのすり鉢の下では、人体像がクリスマスツリーを見上げ…
坂本真綾さん、新譜『今日だけの音楽』をリリースして、コンサートツアーが始まりました。今回は東・名・阪+大晦日に東京国際フォーラムでカウントダウンライヴですが、ぼくは初日のみ参戦です。 この日はファンクラブ限定公演になっています。“ハーモニー…
横浜をぶらぶらしてきた。まず根岸線の関内駅から歩いて10分くらい、横浜ユーラシア文化館へ。■横浜ユーラシア文化館 企画展「サウジアラビア、オアシスに生きる女性たちの50年」を開催中。黒いベールに不思議な仮面をつけた人物、ちょっとぎょっとするが…、…
展望台で休憩、食事してから、再び歩いた。 また石切り場が現れた。もはや全容を写真に収めるのが難しい、反響板つきのコンサートステージのようになっている。 蔦のからみ具合…夏場なら緑に覆われているのかな? 字を彫っていた途中で放棄されたのだろうか…
房総の鋸山に登ってみようということで、朝も早くから横浜駅に集合した。早朝には氷が薄く張っていたような寒い朝だ。久しぶりに東京湾フェリーに乗るため、まず京浜急行の電車で久里浜へ行き、路線バスでフェリー乗り場に向かう。 京急久里浜駅から東京湾フ…
今年は茅原実里さんのデビュー15周年記念の年、そしてお誕生日の11月18日(月曜日)にライヴです。平日なのに休みを取って、Zepp Tokyoに行ってきました。雨は上がったものの、風が強くて多少肌寒い日でした。荷物はショルダーポシェットだけにして、ライヴT…
今年は東京で正倉院展がある!ということで、期待していた。──まずは、会期初日の10月14日の祝日、午後遅めに行ってきた。先日の台風のためか、国立博物館の敷地内も、木の枝が折れたようなところが少し目についた。■東京国立博物館>御即位記念特別展「正倉…
成城学園前駅からバスに乗って砧公園へ。展示期間の最終日に滑り込みで行ってきた。■世田谷美術館>チェコ・デザイン 100年の旅 展示は1900年代のアール・ヌーヴォーから始まる。…となるとやはり欠かせないのがミュシャのポスターデザインで、『ジスモンダ』…
■パナソニック汐留美術館>ラウル・デュフィ展 絵画とテキスタイル・デザイン ラウル・デュフィという人について特に知識はなかったのだけど、以前に松江の島根県立美術館で見た、『ニースの窓辺』というふわっと明るい色合いの絵が好きだった。その絵も来て…
自転車で府中に行った。──展示の冒頭は、昭和33年に撮影された、日本の農村の人々の写真。古い時代に、ゆるやかに導かれていく…。■府中市美術館>おかえり「美しき明治」 明治の日本にやってきた英国の画家が、東京、日光、富士山などの名所や、街道筋の何気…
白洲次郎・正子夫妻が当時のこの国でどのような立場の人だったのかについては、あまり理解していないのだけれど、町田の鶴川のほうに今でも残されている旧白洲邸“武相荘”には、一度見学しに行ったことがある。豊かな生活ぶりがしのばれた。──細い線で色柄が…
10/11(金)から始まったこの展示、混雑必至なので早めに行ってきた。土曜日の夜間開館を狙って夕方に上野へ。 ■ゴッホ展 ゴッホ展とは言いつつ、“ハーグ派と印象派とゴッホが3分の1ずつ展”だった。──最初は若いうちのゴッホ。馬車乗り場にたたずむ女性や駅…
追手門からお城を出る。近くには弘前市庁があるが、これまた前川國男の建築である。弘前には前川國男の建築がほかにもいくつかあるらしく、先ほどの市立博物館の隣にあった、コンクリート打ちっぱなしの市民会館もそうだった。 弘前市庁の近くには、明治の洋…
金曜日は少しゆっくりホテルを出た。今日は弘前の市内を散歩する日。とりあえずお城の方向に歩くけれど… 教会だ 日本基督教団弘前教会だ。明治39年に建てられたもので、東北最古のプロテスタント教会だそうだ。明治以後の弘前は、東奥義塾に学んだ人々を中核…
白神山地に行ってみたいと思っていた。深い山、ブナの林を歩いてみたい。そして、“十二湖”という景勝地がある。森の中に、深い青い色の池があるらしい。──しかしこの十二湖という場所は、どの都市からもそれなりに遠く移動時間がかかる上に、公共の交通機関…
酒田駅。いかにも昭和時代の東北地方の拠点駅、といった感じの駅舎だ。 本間美術館から歩いて数分、酒田駅に戻ってきた。わずか2時間ほどの滞在だったが、また北へ向かう。14時41分発の特急『いなほ5号』、秋田行きだ。酒田から北の羽越本線は列車がとても少…
鶴岡駅 12時03分の普通列車、酒田行きに乗る。羽越本線は電化区間なのだが、古いタイプの気動車が走っている。電車よりもコストがかからないためこういうことになっているらしいが、4両編成と、地方のローカル列車にしては比較的たっぷりしているので、一両…
翌朝、「エスモールバスターミナル」から、7時50分の路線バス、「羽黒山頂」行きに乗った。市街地を出ると、温泉施設に立ち寄ったりしながら、水田が広がる中をまっすぐ進む。大鳥居が現れると、だんだんと山中の宿坊集落の雰囲気が出てきた。 帰路のバスか…
実は夏休みである。いろいろ考えていたが、東北地方の日本海側でかねてから行きたかったところを廻ることにして、火曜日の午後、ひとまず上野駅に来た。宿泊先は、まあ当日でもなんとかなるだろう。──羽黒山の五重塔、象潟の奇観、白神山地に抱かれた十二湖…
月曜日に開館している美術館と言えばここだ。いまは、パリのオランジュリー美術館からいろいろ来る展覧会が、始まったところだ。■横浜美術館>オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち 目玉はルノワール、『ピアノを弾く少…
町田市立国際版画美術館の企画展。行ってみたら無料入館の日だった(そんな日があるとは知らなかった)。そのせいか、ここにしてはわりと混んでいた。■町田市立国際版画美術館>美人画の時代―春信から歌麿、そして清方へ― 展示作品は、キャプションの所蔵元…
▽夜は千の目を持つ(創元推理文庫)/ウィリアム・アイリッシュ、村上博基(訳) これは、推理小説というよりは、文章で読むフィルム・ノワールなんだね。1945年のニューヨークではすでに24時間レストランで男女が気怠く語らっていた、って、ある意味で圧倒…
東京国立博物館へ向かう。金曜は夜間開館の日だ。 企画展の期間ではないけれど、ここは常設展だけでも見ごたえがありすぎるし、来るたびに展示に変化がある。そろそろここの年パスを買った方がいいのではないか…。 琉球王朝時代の螺鈿! 以前、サントリー美…
東京都美術館の地下ギャラリーへ。非常に空いていて、気持ちが落ち着いた。■東京都美術館>伊庭靖子展 まなざしのあわい 写真をもとにして描かれているらしい油彩が中心。細密な写実絵画の数々…。クッションの布地や刺繍の質感が非常にリアルに伝わる。つる…
東京都美術館は、この日は正面入口で手荷物検査を実施していた。最近、都立の美術館でときどき抜き打ち的にやっている印象があるが、どういう方向に持っていきたいのだろうか。■東京都美術館>コートールド美術館展 魅惑の印象派 コートールド美術館(The Co…
この日はいくつかはしごするつもりで、金曜日の午後に上野に現れた。まずは芸大美術館へ。 ■東京藝術大学大学美術館>円山応挙から近代京都画壇へ 障壁画や屏風の大作が並ぶ、出色の展示だった。まず応挙の『松に孔雀図』。かっちりとした構成と鋭い線が魅力…
水樹奈々さんの、今年の夏のライヴツアーの千穐楽、幕張の「ZOZOマリンスタジアム」にやって来ました。この日は初参戦の友人2人が来てくれて、スタジアム前で早速ビールで優勝… 天気が心配でしたが、気持ちのよい風が吹いています。ライヴ後まで持ってくれれ…