night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

2024-01-01から1年間の記事一覧

読書&査収音源リスト(2024年10月~12月)

▼痴人の愛/谷崎潤一郎(青空文庫) 谷崎潤一郎の『痴人の愛』を読み直した。たぶん…相当昔に読んだことはあるんだけど、覚えているような、覚えていないような。そして、ああ、…あーあ、と思いながら(?)読んでいたんだけど、これ、主人公の譲治くんが変…

「モネ 睡蓮のとき」@国立西洋美術館 12/27

西洋美術館のチケット売り場には大行列ができていた。スマートフォンチケットを入手してきていたが、入場にも行列する。15分ほどでは入れたが、会場の中も大混雑だった。■国立西洋美術館>モネ 睡蓮のとき パリのマルモッタン美術館や、国内でも様々な館が持…

12/6(金)天理

奈良からJRの「万葉まほろば線」(桜井線)で天理に行った。 天理の駅前から、「天理本通」というアーケード商店街が始まる。しかし、あまり栄えている感じはない。 この町には天理教の本部があって、関係者の人口の多い都市である。和風とも帝冠様式とも違…

12/5(木)「王家の谷」、飛鳥

飛鳥宮跡。都びとも天皇も、夢のあと、という感じだ * さびれた飛鳥の里を歩きながら、飛鳥という土地がなぜ大和朝廷から放棄されたのか、考えていたのだけど、──やはり単純に、狭くて人口増加に耐えられなかったのだろうな、と思う。 これは飛鳥資料館にあ…

12/5(木)飛鳥大仏

寒いんだよな。もうだいぶ前に、同じような寒々しい季節に飛鳥を散歩したことがあって、どことなく寂しい土地だという印象がついてしまっている。 白菜が並べられているのがかわいい 飛鳥寺に来るのもそのとき以来。ああ、ここは変わらないな、と思い出した…

12/5(木)奈良文化財研究所飛鳥資料館

近鉄を乗り継いで橿原神宮前へ。今日は飛鳥を散歩しようと思っている。東口からバスに乗って、まず行ったのは、奈良文化財研究所飛鳥資料館。■奈良文化財研究所飛鳥資料館 敷地に歩み入ると、広い庭に、異様な石像がいくつも置いてある。これらはレプリカだ…

12/4(水)大阪へ:国立国際美術館

大阪中之島美術館の隣には、国立国際美術館と大阪市科学館があって、歩道橋でつながっている。これらのほうが前からある施設なのだけど。 ■国立国際美術館 特別展“線表現の可能性”、そしてコレクション展“彼女の肖像”を開催中だった。──これはわりと地獄めぐ…

12/4(水)大阪へ:大阪中之島美術館

特に用事はないけれど大阪に行ってこようと思う。新横浜9時15分発の新幹線『こだま711号』に乗り込んだ。 今回は時間に余裕があったことから、ひさしぶりに“ぷらっとこだま”を使った。この、『こだま』号限定の割引チケット、昔はJR東海ツアーズかJTBの店舗…

「povoデータオアシス」をためす

povoの回線契約、2022年の秋からは、au PAYによる「ギガ活」でもらえるデータ通信容量だけで自分が使用する大部分をまかなっていた。──メールで送られてくるプロモコードをタンキングして1件ずつ使用する管理のために、Google Apps ScriptとAppsheetで自分用…

SIMフリースマートフォンを初めて購入

スマートフォンを買い替えた。買ったのはシャープのSH-M26、「AQUOS sense8」のSIMフリー版。この機種は去年の発売時から注目していたが、このシリーズはすでにこの11月に後継の「AQUOS sense9」が出たので、ちょうど一年前の機種を買ったことになる。一年落…

「両大戦間のモダニズム」@町田市立国際版画美術館 11/6

■町田市立国際版画美術館>両大戦間のモダニズム:1918-1939 煌めきと戸惑いの時代 ほとんどこの館の所蔵品だけでこれだけの展示ができちゃうというのが、ここのすごいところである。一部撮影可。──「両大戦間」とは言いつつ、戦争が始まる前のベルエポック…

過去ログの画像を補完する

ついったーを追い出されて、自分にとって大事な過去ログであるTwilogも失ったが、ついったーを凍結される直前に運よくダウンロードしていたアーカイブを加工してはてなブログにインポートし、自分の過去ログを維持した、というのが前回(2023年5月)までのあ…

クロスバイクにリング錠を取り付ける

最近、自転車にあまり乗らなくなった。休日に外出する元気がないのと、近所に出かけるなら歩くようになった、というのが大きいが、GIANT ESCAPE R3が持ちぐされている。もう少し日常に使うようにしていきたい。 日常づかいにとってひとつ面倒といえば面倒な…

「myTimeline」開発日誌(2024/10/20時点)

かれこれ1年以上運用している「俺のついったー」システム。自分だけ用のプログラムを作って、ぽちぽち直したりしながら使っていくのは、たのしい。jawa-jawa.hatenadiary.jp AppSheetアプリ側でポストの削除ボタンを実装した。──それ自体はすぐできたのだが…

読書&査収音源リスト(2024年7月~9月)

▽ある行旅死亡人の物語/武田惇志、伊藤亜衣 共同通信社の記者だった方々によるノンフィクション。すべての謎が明らかになったわけではないけれど、それは必ずしも問題ではない気がする(そもそもすべてを書いていないと思われるし、詳細を書くことを避けて…

「印象派 モネからアメリカへ」@東京富士美術館 9/27

午後、八王子の東京富士美術館に足をのばした。 「ウスター美術館展」を開催中。これ、東京都美術館でやっていたときに機会を逃したのだけど、なんと巡回していて、来られてよかった。■東京富士美術館 ■印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 ジュリ…

風の盆の町にて

* レ・ファ・ソ・ラ・ド、のペンタトニックによる演奏が延々と続く。なんだかちょっと胸にくるものがあった。

金沢散歩 (5)

兼六園側の石川門からお城に入ってみた。 「玉泉院丸庭園」、結構なお庭に見えるが、地震の影響で入れなくなっていた。 本丸跡はまるで森林になっている。明治維新からの150年でここまでの森になってしまったのか?と思ったが、藩政時代の途中からすでに本丸…

金沢散歩 (4)

竪町ストリート。 「もらった!」…初めて見た。そっか、真宗は、ほかの宗派の戒名とは違って、生きているうちからもらえるんだね。そっか、真宗か、ここ加賀国だもんなあ(?)、などと感心した * ここに入るのはたぶん22年ぶり。 雨が降ってきてしまった。■…

金沢散歩 (3)

国立工芸館の後ろから、園路を下りていく。この日もじめじめとして蒸し暑く、水がものすごい勢いで流れている 下りたところも公園になっていて、遊歩道が続いている *■金沢文化振興財団>鈴木大拙館 鈴木大拙とは禅の哲学者。だが、この展示館に来ると彼の思…

金沢散歩 (2)

工芸品展を開催中だった■石川県政記念 しいのき迎賓館(旧石川県庁本館) * ここは石川県立歴史博物館。赤れんがの建物は旧軍の兵舎だったとのこと 石動山という山岳霊場の資料。(石動(いするぎ)は北陸本線の駅名だけど、こちらは初めて聞いた。) 顕如の…

金沢散歩 (1)

* * *■金沢21世紀美術館

神護寺展 @東京国立博物館 8/18

■東京国立博物館>創建1200年記念 特別展 神護寺 空海と真言密教のはじまり 真言宗の展示に来たんだけど、『御請来目録』の最澄の真筆に感心してしまった。「入唐學法沙門空海」…で始まる、空海が唐から持ち帰ったものの報告書を最澄が書いているのだそうだ…

デ・キリコ展 @東京都美術館 8/18

ゴールデンウィーク前からずっとやってるのに、まだ足を運んでいなかった。早くしないと終わってしまう(8月29日まで)。 ■東京都美術館>デ・キリコ展 なんか近世風のコスプレをした自画像とかのあと、おかしな方向に行く前の肖像画が、ほう、と思ってしま…

8/4(日)富士吉田

みのり臨は折り返し、10時15分発の臨時下吉田行きになった。これに乗って富士山駅で降りて、富士吉田の市内を少し観光した。駅前から、市内循環線のような路線バスが出ていて、それに乗って市立病院の前まで行き、そこから少し歩く。この日も炎天下で、住宅…

茅原実里 20th Anniversary Live “Historical Parade” @河口湖ステラシアター 8/3、8/4

昨年8月の河口湖フリーライヴの際に発表された、茅原実里さんのデビュー20周年記念ライヴ、2daysです。夏の河口湖ライヴ、再び! もはや行かないわけにいきません。当然、2日間のチケットを取り、さらに早々と、ホテルも2泊押さえていました。■茅原実里 20th…

NANA MIZUKI LIVE JUNGLE 2024 @ Kアリーナ横浜 7/7

水樹奈々さんのライヴに行ってきた。全国4か所8公演のアリーナツアーの千穐楽。■NANA MIZUKI LIVE JUNGLE 2024 会場の「Kアリーナ横浜」はつい昨年オープンした新しいアリーナ会場で、高島あたりの海側にあるらしいのだけど土地勘がない。距離的には横浜駅東…

読書&査収音源リスト(2024年4月~6月)

▼マーケターのように生きろ 「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動(Kindle版)/井上大輔 Prime Readingって、自分ではまずお金を出して買わないだろうと思われるこういう本にも気軽に目を通せるから、いいね。▼DIE WITH ZERO 人生が豊かになりす…

6/9(日)喜連川

喜連川とは「きつれがわ」と読む。さくら市という合併自治体になっているがもとは旧奥州街道沿いの宿場町で、明治維新までは喜連川氏という小藩の城下町だったところである。この喜連川氏というのが、足利家が徳川時代になっても生き残ったという、一風変わ…

6/8(土)宇都宮

気晴らしに遠出することにした。行き先は宇都宮。べつに急ぐ用事もないので、普通列車のグリーン車でゆるゆると行こうと思っていたのだけど、普通列車グリーン車で2時間かけて行くのと、新幹線の自由席で1時間以内で着くのとで、千円未満しか違わない*1とい…