night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

NHK交響楽団定期公演(第1997回/Aプログラム)@ NHKホール 11/26

 N響定期に来るのも、NHKホールに来るのも、2018年の11月以来、5年ぶり。NHKホールが改修工事していたのは2021年度のことだったっけ。。。


 あまりよく知らないけど、放送センター自体も建て替え工事をしているんだよね。どこかに移転させられるとか取り沙汰されていた時期もあったけど、結局この土地で建て替えることになったようだ。ここはわりと潤沢な敷地があってよかったよね

 さて、今日のN響定期は、ロシアの御大、ウラディーミル・フェドセーエフが来日してプログラムが組まれていたので、チケットを買っていたのだった。しかし、10日ほど前にN響から来たメールを見ると、“体調不良のため来日見合わせ”とのこと。

NHK交響楽団>【指揮者変更】ウラディーミル・フェドセーエフ指揮 11月公演について

 フェドセーエフ、もう91歳だし、もはや貴重な機会と思って、期待していたのだけど…。代演はN響指揮研究員の二人、「出演者変更による払い戻しは行いません」ということで、これは非難を浴びるやつだろうな…、とは思ったけれど、ついったーをやらなくなっているので、そういうのをわざわざ検索して見に行ったりしなくなっているのは、良いことなのかもしれない。自分が聴きに行こうと思うなら行けばいいし、やめようと思うなら行かなければいい、それだけのことだ。──おそらく、来なかった人はそれなりにいたと思われ、ぼくの席の隣も数席空いていた。

・スヴィリドフ:小三部作〇
・プロコフィエフ:歌劇「戦争と平和」-「ワルツ」(第2場)〇
・A. ルビンシテイン:歌劇「悪魔」のバレエ音楽-「少女たちの踊り」〇
・グリンカ:歌劇「イワン・スサーニン」-「クラコーヴィアク」〇
・リムスキー・コルサコフ:歌劇「雪娘」組曲〇
・チャイコフスキー(フェドセーエフ編):バレエ組曲「眠りの森の美女」●
指揮:平石章人〇/湯川紘惠●

 前半は、神秘的な森の中にいるようなスヴィリドフの曲など、面白い曲が並んだんだけど、なぜかしら演奏はわりと落ち着きのない感じだったかな、と。後半はもう少しかちっとはまる感じが出てた。たぶん湯川さんのほうが経験豊富なのではないかな。2階席からは表情はうかがえなかったけど力が抜けているように思った。

 N響定期、カーテンコールに限り撮影可なんですって。そういうことを始めたのね。撮ってみたけど、


 こういう、N響アワーみたいな写真が撮れるんだけど、ベストなタイミングっていうのは難しいよね

 あと、N響定期のNHKホールで、ホワイエでのドリンク販売がなくなっていて、ビールとかワインとか出なくなっているというのは、ちょっと驚いた。自動販売機のソフトドリンクしかない。この国はだんだん余裕が失われていくね…。