night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

7月の園芸部

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 梅雨の雨の中、ヤマユリがものすごい存在感。

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 これはシモツケという花らしいです。(7月4日)

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 鉢を埋め尽くして咲いている、ポーチュラカ

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 この日は、春の花壇を片付けました。秋から来春に向けて何の種をまくか、計画中です。──バーベナは、切り戻して、残してみましたが、どうなるだろう…。

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 こういうことをして遊んでいます。(7月18日)

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 ミニトマトができまくっています。ただ、梅雨の前になっていた実と比べると、甘さがなくて、生で食べるような感じではなくなってきてしまいました。(7月22日)

*

 ひまわりの一種に「イタリアンホワイト」という花があります。種を通販で取り寄せて、4月の中旬に花壇にまきました。それからいろいろあって…。まず、発芽しない。発芽しても育たず消えてしまう。せっかくの双葉が5月の暴風で吹き飛んでしまう。などなど…。結局、ポットに引き上げて養生してから6月に定植しなおしたのが2株、直まきのままでどうにか育ったのが2株、合わせて4株が生き残りました。支柱を立てたら、約1か月でぐんぐん伸びて、人の背丈ほどになり、つぼみがふくらんできました。

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 もうすぐ咲くぞー。(7月18日)

 そして…、

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 咲きました! これを、ぜひ咲かせたかったのです。咲いてよかった。花は小さめだけど、やさしい色。──『響け!ユーフォニアム』に出てくる、あの花です!(7月19日)

 でも、葉やつぼみがだいぶ虫に食われてしまったのが1株あるのです。定植してすぐの頃から、アリが群がっているのはわかっていましたが、アリが食害するわけではなく、アリが餌にするアブラムシがついているのだと思うのですが、葉を見てもとくに見当たらず…。でも、手をこまねいているうちにどんどん食われていくのは確かなので、たまらず、園芸用の殺虫剤を買ってしまいました。農薬は、家の庭では使わないに越したことはないのですが(近くで育てているミニトマトとナスには使いません)、実際問題として食い尽くされようとしているのを見てしまうと、ね。


 住友化学園芸「パイベニカVスプレー」。2回ほど使ったら、虫による食害は止まりました。

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 7月末には、次々に咲き始めました。背丈はすでにぼくよりも高くなっています。一本立ちの茎が、ある程度大きくなると、脇芽が伸びて、伸びた枝のそれぞれにつぼみがつくようになります。分枝性というそうです。

東宝ミュージカル『レ・ミゼラブル』@帝国劇場 6/13、7/19

 今年もレ・ミゼが上演されました。「緊急事態宣言」を出たり入ったりしている社会情勢ですが、興行界はもはや構わず満席分のチケットを売ることにしているようで、東宝も、毎月末になると「○月(翌月)公演の実施について」という周知を出して、要するに「もうチケットは売っちゃってるし、やります。払い戻したければ払い戻して。」という姿勢のようですし、東宝ナビザーブなどを見ても相変わらずチケットは絨毯爆撃的に売り切れています。そりゃ、やれば人は来ますし、やるならぼくだって見たいわけです。何が良いことなのか、もはやぼくにはわかりません。今年は帝劇のチケットが2回分取れて、行ってきました。

帝国劇場 ミュージカル『レ・ミゼラブル』

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 6/13(日曜)のソワレです。休日の日比谷のビジネス街は人気がなく、国際ビルの地下街も寥々としていました。

 思えば帝劇でレ・ミゼを見るのは2017年以来です。一年おきに上演されているこの演目、前回の2019年シーズンは、帝劇が取れず、名古屋も梅芸も取れず、勢い余って博多座のチケットを取りに行ったら取れてしまい、真夏の8月に福岡まで遠征したのでした。あれから2年で世界は激変してしまいました。

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 今日のキャスト。

 目玉はやっぱり生田絵梨花さん@エポニーヌだったのかな。観客にやたらメンズが多くて、帝劇のこの演目には珍しく、男性側のトイレ列が大変なことになっていました(どうやら、2階上手側のトイレを振り替えて男性用を増やしていた(?)ようです)。生田絵梨花さんは前回シーズンでコゼット役をやられていましたが、この人がミュージカル女優として出てくることになる人だとは当時あまり思っていませんでした。今回はエポニーヌ。凛々しい表情も、吐き出すような演技も、出し切っていたと思います。当たり役ですねー。

 この日のキャストで、度肝を抜かれたのは、伊礼彼方さん@ジャベールでした。この方は大柄なので、一挙手一投足のシルエットが大いに舞台映えする方ですが、もはや怪物のような形相で、舞い降りたような演技をされていましたね。

 何度も見ているはずの演目ですが、「こんなミュージカルだったっけ?!」と思う瞬間が何度もあったのが印象的でした。舞台ものを久しぶりに見たせいかも知れません。歌に凄味が、力が、ありました。このわけのわからない時代に、劇場公演を守ってくれていることへの、敬意も感じます。マスクの下で鼻をぐすぐすしながら見ていました。

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 そして、7/19(月曜)はマチネへ。あれ、この日って祝日じゃなかったんだっけ…なんでチケットが取れたんだろうと思ったら…(笑) 帝劇地下街のカフェに、久しぶりに入ってから、劇場へ。

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 そういえば、このキャストボードって、以前は1階ロビーの一か所にしか掲示されていなかったと思いますが、みんな写真を撮るから人だかりになっちゃうんですよね。今回の公演では、1階にも複数個所、そして2階ロビーにもかけてありました。

 この日はこの日で、また、前とは全然違う演目を見たような感じがしたんですよね。特にこの日のキャストは、歌のテンポを揺らしすぎで、「演技多め」が良くない方に振れているというか…。例のミュージカル映画の悪影響じゃないかこれ、とすら思いました。ただ、バルジャン役の佐藤隆紀さんの歌唱にはちょっと驚きました、上手い人だなー。まだ35歳の方だそうで…。

 そのほかプリンシパルキャストの中では、屋比久知奈さん@エポニーヌが別格でしたね。屋比久さんのエポは2019年の博多座でも見ていたはずなのですが、そのときはなぜか特に印象が残っていなかったのです。今回見て、とにかくものすごく歌が上手いことにまずぐっと掴まれましたし、それだけじゃなくて、そこに乗せる表現がとても丁寧なんですね。──前回に見たときの自分のメモが残っていたので見直してみたところ、そのときはどうやら、演技の細かさに気を取られて、それがあまりよい印象につながっていなかったようです。こういうのって受け取る側の自分のコンディションにもよるので何とも言えないですけどね。

 ほかのキャストは、内藤大希さん@マリウスがとにかく単細胞っぽい演技をしてて、おまえ、そういうとこだぞ、みたいな…(笑/マリウスはそういう演技、ありだと思うんですよね) 6/13に見たときの竹内將人さんマリウスは、けっこう独特に感じられる演技をしていたのが印象的でした。──あと、「カフェの店長」という役柄を、この日、初めて認識したんですが、あなた誰(笑)

読書&査収音源リスト(2021年4月~6月)

▼飛び立つ君の背を見上げる/武田綾乃

 『響け!ユーフォニアム』シリーズの新刊。夏紀、おまえほんといいやつだよな…

▼園芸家12カ月 新装版(中公文庫)/カレル・チャペック、小松太郎(訳)

 不朽の名作だと思うのだ。アマチュアリズムへの礼賛に、満ちあふれてる。翻訳も、昭和34年、もう62年も前の訳文だが、まったく色褪せてない。この本のことをぼくは前から知っていたし、一読したこともあったのだけれど、自分が庭に興味を持ち出してから改めて読むと…! ──雨が降ると、庭に雨が降っていると思う。陽が射すと、庭に陽が射していると思う。…というような一節があるのだけど、もう、膝を打つというか…!
 末尾の、この一節など、もう、素晴らしすぎて。泣いてしまうくらい。『グレート・ギャツビー』の結尾に匹敵するほどの、20世紀の世界文学の名文ではないかと思う。

 われわれ園芸家は未来に生きているのだ。バラが咲くと、来年はもっときれいに咲くだろうと考える。10年たったら、この小さな唐檜(とうひ)が一本の木になるだろう、と。早くこの10年がたってくれたら! 50年後にはこのシラカンバがどんなになるか、見たい。本物、いちばん肝心のものは、わたしたちの未来にある。新しい年を迎えるごとに高さとうつくしさがましていく。ありがたいことに、わたしたちはまた一年歳をとる。

▼日本人のための第一次世界大戦史(角川ソフィア文庫)/板谷敏彦

 “サラエボ事件のとき、株式市場はほとんど反応しなかった”というくだり。列強(今で言う“先進国”だ)の間で、社会を根こそぎ総動員する消耗戦争が始まって、どちらかが耐えられなくなるまで終わらない…なんて、誰も思っていなかった。それに先だってものすごい軍拡競争が行われていたにもかかわらず、だ。──だが、現代のぼくたちの目の前の国際関係を、第一次世界大戦前夜になぞらえる言説は、不用意にするべきことではないとぼくは思っているが、どうだろうか。

▼FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣/ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド 、 上杉周作、関美和(訳)

▽愛されなくても別に/武田綾乃

▽旅のつばくろ/沢木耕太郎

 JR東日本の『トランヴェール』で連載されてたエッセイ。たしかに、“初めて読む文章じゃないな”と気づくのがいくつかある。

▽一度は行ってみたい 京都「絶景庭園」 (光文社知恵の森文庫)/烏賀陽百合

 旅行に行けない時代が続きますねえ

ルワンダ中央銀行総裁日記(中公新書)/服部正

▽翻訳教室 はじめの一歩(ちくまプリマー新書)/鴻巣友季子

▼人生の短さについて 他2篇(光文社古典新訳文庫)(Kindle版)/セネカ、中澤務(訳)

NHK趣味の園芸 イラストでわかりやすい! 緑のカーテンの育て方/島田有紀子、尾崎忠(監修)

▽怪盗紳士ルパン アルセーヌ・ルパン全集(1)/モーリス・ルブラン、竹西英夫(訳)

 こういう人は多いと思いますがぼくも小学校の図書室ではポプラ社の怪盗ルパンシリーズを読破していたけれど、あの南洋一郎訳の全集は、いまでも労作だと思っているにせよ、大幅に翻案されたものもあるそうだ(一番面白くて記憶に残っているのが『ピラミッドの秘密』だが、あれこそ、原作が存在しない作品なのだそうだ)。ふと思い立って調べてみると、いまは怪盗ルパンシリーズの翻訳は、手に入りやすいものが少ないようだ。創元推理文庫で何冊か出ていた“リュパン”シリーズは絶版らしいし、ハヤカワミステリの新訳も、続刊されているようでもない。これは偕成社の完訳版だが、初版発行は1981年のものだ。収録されているのは、「ルパン逮捕される」/「獄中のアルセーヌ=ルパン」/「ルパンの脱獄」/「ふしぎな旅行者」/「女王の首飾り」/「ハートの7」/「アンベール夫人の金庫」/「黒真珠」/「おそかりしシャーロック=ホームズ」。どれも読んだ覚えがまったくないのが少し悲しい…。

▽奇岩城(ハヤカワ・ミステリ文庫)/モーリス・ルブラン、平岡敦(訳)

 続けてこちらは早川の新訳。とにかく話を本当に全然覚えていないのがショック。怪盗ルパンシリーズはべつに推理小説でもなんでもなく、今の価値観で言うとカテゴリ的にはライトノヴェルである、というのはわかってはいたけれど、こんなにわけのわからない話だったとは。あの、ルパンを引き立てるだけのために出てくるようなマドモワゼルは、いったい何なの(笑)
 数十年ぶりに読み返し始めたルパンシリーズだけど、どこまで飽きずに読めるかな。

▽ダメ人間/鈴井貴之

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NANA ACOUSTIC ONLINE(Blu-ray)/水樹奈々

▼「響け!ユーフォニアム」5th Anniversary Disc ~きらめきパッセージ~

▼15th Anniversary Minori Chihara Birthday Live ~Everybody Jump!!~(Blu-ray)/茅原実里

6月の園芸部

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 なんだか派手なユリ。

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 ミニトマトは、最初の花房の実が順調に大きくなっています。先月、暴風で主枝が折れるという事態になりましたが、その後しばらくしたらいつのまにかものすごい勢いで枝が伸びていました。最初に自分が思い描いていた仕立て方などどこへやら、とにかく伸びた先に支柱を立てて支えなきゃ、みたいな状態になりました。

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 ミニトマトと一緒に、ナスも苗を1つ育てていました。初めての収穫ができました。

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 ゴールデンウィークに種をまいたマリーゴールド、それほど期待していなかったけど、咲き始めました。小さいけれど、目の覚めるような、いい色。(6月6日)

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 キンシバイのようです。

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 4月に咲き始めたバーベナも、まだ咲いています

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 チェリーセージ、だんだん白が多くなってきています。

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 おや、ばったが

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 4月18日に種をまいたひまわりの一種ですが、ほとんど芽が出ない・出ても育たず消えてしまったり、せっかく発芽した株も5月17日の暴風で双葉がもげる(!)などの事態に陥って、たまらず、生き残った株を引き上げて、ポットで養生していました。暖かいからいいかと思ったのですが結局、時期が早かったのでしょう。そろそろよかろうと思って、再び定植しました。花が咲くまで育つのかどうか…。(6月12日)

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 サルビア・ガラニチカ(メドーセージ)という花だそうです。

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 こういう、自分が何色になればいいのかわからないようなときのあじさいって、本当にきれい。

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 どうやら、一つの花房の中でも、赤くなったところから取っていいようなので、これも初めての収穫になりました。甘くておいしいミニトマトでした。(6月16日)

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 いつの間にかすっくと伸びて、アガパンサスが咲きました。

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 ナスの葉、ニジュウヤホシテントウテントウムシダマシ)の食害がひどくなってきました。見つけ次第捕殺していますが…。(6月26日)

「#映える風景を探して」@町田市立国際版画美術館6/26

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町田市立国際版画美術館「#映える風景を探して 古代ローマから世紀末パリまで」

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 16世紀のオランダの銅版画など。古い時代の細かい作品で、すごいんだけど、いかんせん、地味なんだよね…。

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 ユベール・ロベールの原画を版画にしたものだそうだ。

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 スケッチしてる人がなんとなくユーモラスなんだよな

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 リヴァプール・アンド・マンチェスター鉄道の風景だって。これなんかまさに、写真がない時代の報道素材だったんだな、とわかる

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 光を遮る雲の広がりの描き方がたまらない。コンスタブルの原画だそうだ

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 ターナーの版画だって。なんだか日本の梅雨みたいな湿気の世界に見えるけど、はたしてそういう表現なのかどうかはよくわからない。

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 ミレーとコロー。どちらも、いかにも彼らの絵っぽい画面を、わざわざ版画でも描いていたのね。


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 出ました、ナポレオンの遠征から生まれた当時の学術資料、『エジプト誌』。これすごいんだよね、線も細かければサイズも大きい。


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 ピサロの版画。淡い色だったり点々とした感じがちょっと不気味だけど、特にこの森の小径の絵には、吸い込まれるような不思議な魅力がある。

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 『まちだゆかりの作家 門坂流』が同時開催中だった。門坂流とは2014年に亡くなったイラストレータ・版画家の人だそうだ。名前は知らなかったけれど、展示を見てみて驚いた。

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 水や空気がうねっている!

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 エングレーヴィングって要するに金属板を彫刻刀で引っかいてるんだと思ってるけどそれでこんな線が書けるの?!

5月の園芸部

 園芸部では、庭に限らず公園や里山や寺院や道端などあちこちで、花や植物を撮る活動をします。

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 藤の季節になりました。が、ちょっと来たのが遅くて花の盛りは過ぎちゃったのかな。やはり今年は季節が早いように思います。

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 イチハツとシャガ。もはや春というより初夏という感じがする花です。

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 ムラサキツユクサかな。

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 この花、「矢車草」だと覚えていましたが、ヤグルマソウと言うと別種の植物を指し、この花のことは「ヤグルマギク矢車菊)」と呼ぶ、ということを今回知りました。野草だと思っていたけど、英語名では「セントーレア」。…あれ、セントーレアって言うと西洋由来の園芸品種じゃないの。さらに、この花は青いものだとばかり思っていましたが、紫色の花もあるんですね。

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 ハルジオン。子供の頃、「びんぼうぐさ」と呼ばれていたのを思い出しますが、考えてみればこの花のなにが貧乏なのか…。

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 ナガミヒナゲシ。この10年ほどで急激に増えた外来植物ですね。(5月2日)

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 シラー・ペルビアナ(オオツルボ)、満開になりました。ごてごてしてますね。

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 チェリーセージ、だんだん白が多く入るようになってきました。鶴みたいだな。

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 ギリア・トワイライトが咲き始めました。あ、きりぎりすが乗ってる。(5月4日)

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 セントーレアが咲き始めました。思ったより草丈が高くならず、葉ばかり茂って、葉に埋もれるように花がついています。

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 苗を定植して3週間のミニトマト。こちらもだんだん大きくなってきました。そろそろ支柱を立て直すかな。(5月9日)

 このミニトマトは、その後、5月17日の暴風で、せっかく花もついていた主軸の枝が、無残にも折れてしまうという憂き目に遭いました。斜めに立てた支柱に結んだところのすぐ先でボッキリ折れるという結果に…。思ったよりもしっかりビシバシと留めないと、だめみたいですね。ですがまた脇芽がぐんぐん伸びていきました。

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 夜、妖しい甘い香りが漂っていて、すいかずらが咲いていることに気づく。(5月10日)

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 シノグロッサム(シナワスレナグサ)。

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 アリウム・ロゼウムが花火のように咲きました。

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 茂りすぎてしまった花壇の中で、エスコルチア・ミルクメイドもひっそり咲いていました。陽当たりが悪くなっちゃったんだよな…。

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 ギリア・レプタンサ・ホワイトと、セリンセ・マヨール。いい組み合わせだったんだけど、このあと、ギリアの株は、育ちすぎたセリンセに押しのけられて、倒れて枯れてしまいました。

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 初夏の陽射しの中、だんだん、“秘密の花園”っぽくなってきたような気がするなあ。(5月30日)

「藤田道子 ほどく前提でむすぶ」@茅ヶ崎市美術館 5/30

 平塚から列車で茅ヶ崎に戻った。平塚とは相模川を挟んで双子都市のような位置関係にある街だが、茅ヶ崎駅の南口に出てみると、サザン通りとか雄三通りとか書いてあって、いかにも若い人向きのパブなんかもあって、どことなく浮わついた感じがする。住宅街を抜けて歩いて行き、公園の小高い丘の上の、茅ヶ崎市美術館にたどり着いた。

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茅ヶ崎市美術館「藤田道子 ほどく前提でむすぶ」

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 かそけきもの、風にゆれる

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 つながっている

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 この色と光は、ここに来ないと見られない

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 繊細なんだけど、緊張感を強いられる感じではなく、息をほっと吐くようなやさしさがある。でも凛とした空気で、…不思議な展示だった。

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 茅ヶ崎市美術館のある丘を下りようとすると、欧風の門が。ここはもともと、戦前に実業家の別荘の洋館が建っていたのだそうで、このスパニッシュなエントランスがその名残なのだそうだ。

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 松籟庵という茶室と日本庭園がある。日本庭園では子供たちが走り回ってかくれんぼしている。

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 築山には仏塔のミニチュアが。センスが良いのか悪いのか、微妙なところだ

 野球場をぐるりと回りこんで、歩道橋で国道134号線を渡ると、海岸に出た。

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 えぼし岩を眺めながら、ちょっとレイドバックしてしまった。テントを張って水着で寝そべっているおねいさんとか、まあバーベキューしてる人たちもいるけど、適度に楽しんでいればいいのじゃないかなあ。

 帰りに駅まで歩いたこのあたりの住宅街、わりにのんびりしてるし、サーフボードを運ぶカギのようなものがついた自転車に乗っている人とか、ウェットスーツが干してある家があちこちにあったりする。空も広いし気候も暖かそうだ。…ぼくは海沿いに住みたいとはあまり思わないけど、海が好きな人でこのあたりに住んだら、たまらないんだろうな、と思った。

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 帰りは茅ヶ崎駅からこれに乗って…

 相模線で厚木へ、そして小田急で町田へ。途中で、急に大粒の雨に降られた。丹沢の方から雨雲が湧いてきたらしく、もう夕立が降るような季節になったのか。

川瀬巴水展 @平塚市美術館 5/30

 日曜の昼から電車に乗った。職場と、隣接の市以外に出かけるのは、実に3月上旬以来である。小田急で藤沢に出て、東海道線に乗り換えて平塚へ。平塚で下りるのは初めてで、正面ではなく西口という端っこから駅の外に出てしまったためか、さびれた(でも生きている)風俗街のようなところを突っ切ることになった。首都圏というよりは、どことなく旅先で歩く地方都市という感じがする。

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 国道1号線を渡って歩いて行くと、公園の中にこんなところが。

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 あらきれい

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 ここは“八幡山の洋館”というところで、明治末年の建物だそうだ。正式名称を“旧横浜ゴム平塚製造所記念館”という。平塚は海軍火薬廠のあった古くからの工業都市で、海軍の水交社の建物だったものが戦後に横浜ゴム株式会社に払い下げられ、その後、平塚市のものになってここに移築保存されたものだという。中の見学は無料。

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 ホールからはピアノの音が。

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 コロニアルな感じでいいね

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 さて、また少し歩いて、平塚市美術館へ。立派な施設だなあ。

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平塚市美術館開館30周年記念 荒井寿一コレクション 川瀬巴水展

 これは行かなければならないと思っていたのだ。この禍の時代に、開館している(緊急事態宣言下の東京都内ではないからかな)だけではなく、予約制などの入場規制を特にしていないのもありがたい。

 川瀬巴水は、新版画というジャンル(?)で有名な人だが、並んでいるのがとにかく発色の鮮やかなものばかりで驚く。いくつかの作品は写真撮影も可。

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 芝増上寺。この鮮やかな赤と降りしきる雪。わりと有名な作品で町田の版画美術館でも見たことがあるけど。

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 展覧会のポスターにもなっている、『旅みやげ第二集 金沢下本多町』。これなんかも、はっとしてしまう。夏の光と空気の記憶が、瞬間的によみがえってくるような画面だ

 黒々と夜の雨に濡れる敷石に、光る街灯の明かりや人力車のランプの光が反射する『東京二十景 新大橋』なんて、そのぬめる地面の表現が際立ってすばらしい。この人は夜の街角に人工の光を描き込むのがうまい。『旅みやげ第三集 大坂高津』の木の影も、これはたぶん月光ではなく人工の光だろう。──この人の版画の魅力は、観光案内風に各地の風景を描きながら、そこに人の営みが描き込まれるところなのではないかと思う。光がある、すなわちそこには人の暮らしがある。戦後の『岡山のかねつき堂』なども、地方の象徴的・伝統的な建物を主題にしつつ、その手前の家の窓辺にかけられた衣服などを細かく描き込む。海外向けにただ風景を描いただけの絵がわりと面白くないのに対し、人の暮らしのにおいがすると、ぐっと引き込まれる絵になる。

 図録は売り切れていた。ポストカードは何種類かあったが、実物とは発色が全然違うものばかりで、ちょっとうーんと思ってしまい、買わなかった。

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 平塚市美術館、初めて来たけどとても立派な施設だ。

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 工場の間を歩いて行ったら、いきなり佐藤忠良の彫刻があったので驚いたのだ。

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 これは舟越保武。どちらも透明感のあるいい彫刻だと思う。

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 こういうトガってるのもある。淀井敏夫の『海』という作品。

4月の園芸部

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 3月6日に植えた花壇、先手を取って咲き始めたのはバーベナでした。バーベナ・テネラという種類だそうです。(4月3日)

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 なるほど、これがかえでの花か。(4月14日)

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 花壇、次に咲いたのはリムナンテス。やさしい黄色で、きれい。

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 種をまいて、目印に、わりばしを…。なんか墓場みたいになっちゃったけど、どうなるかな。

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 あと、この人たちを種から育てていたんですが…

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 素人が種から育てるのは難しいのではないか、と思って、ホームセンターで、苗を衝動買いしてきたのでした。(4月18日)

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 3月初めに、「何か急に土の中から芽が出てきた!」と思っていたしゃくやく。1か月半でこんなに立派な花が咲くとは。たいしたものです。(4月22日)

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 引き続き、バーベナとリムナンテス。リムナンテス、卵の黄身のような黄色い部分が、きれいな真円のようになっている。自然って不思議。

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 リムナンテス、きれいなんだけど、株はこんな状態。もしゃもしゃです。ちょっと育ちすぎているようです。

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 ニコチアナ、これが花が咲いた状態っていうことでいいのかな。十日ほど前から急に草丈が立ち上がってきて、どんな花が咲くのだろうと思って見ていました。うつむき加減の、小さならっぱのような花です。葉っぱも大きいのですが、好物にしている虫がいるらしく、だいぶ食われています。

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 この、やたらと派手な花は、ガザニアだそうです。陽が当たっていないと開かない花のようです。(4月24日)

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 足元にはかたばみが。

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 チェリーセージというサルビアの一種らしいです。旺盛に咲いています。

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 冬の間、肉厚の葉っぱだけ茂っていて、アガパンサスかと勘違いしていましたが、ちょっと違う花が咲きました。シラー・ペルビアナ(オオツルボ)という花だそうです。

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 もっこうばらが控えめに咲いています。もっと派手に咲いてくれたらいいのに。

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 これがなんだかよくわかりません。検索すると、シラー・カンパニュラータ、スパニッシュ・ブルーベル、つりがねずいせん、などいろいろな名前が見つかりますが。(4月25日)

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 セリンセ・マヨールがひっそりと咲いていました。(4月29日)

読書&査収音源リスト(2021年1月~3月)

▽わたしたちが光の速さで進めないなら/キム・チョヨプ、カン・バンファ、ユン・ジヨン(訳)

 懐かしい未来の、孤独の物語。ちょっと泣いた。

▽サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する/梯久美子

▽オランダ風説書 「鎖国」日本に語られた「世界」(中公新書)/松方冬子

▽キミのお金はどこに消えるのか 令和サバイバル編/井上純一

太平天国 皇帝なき中国の挫折(岩波新書)/菊池秀明

 非常に面白かった。近代前夜の中国に生まれた「太平天国」という異形の軍事政権について、通史的な本を初めて読んだ。

▽未来国家ブータン高野秀行

武漢封城日記/郭晶、稲畑耕一郎(訳)

▽江戸のナポレオン伝説 西洋英雄伝はどう読まれたか(中公新書)/岩下哲典

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▼僕だけに見える星(mp3)/麻倉もも

 超王道のコード進行なんだけどすごくいい曲。

▼RefRain ▼sleepland ▼Empathy ▼リテラチュア /上田麗奈

 上田麗奈さん、『リテラチュア』はアニメ『魔女の旅々』のOP曲だったので聴いたことがあったのですが、どんな歌手活動をしているのかは知りませんでした。3月14日の1stライヴを、なんとはなしに、配信で見たのですが…


 このコンセプトは最高だ…! と思って、CDを買いあさりました。必ずしも歌唱が上手な人だとは思われませんが、そこで勝負してない、というか…。『aquarium』という曲中の、彼女の、かすれたような演劇的な叫びに、ショックを受けたのです。『fairy taleの夜明けに』や『花の雨』がとくに好き。