night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

Minori Chihara the Last Live 2021 ~Re:Contact~ @ 神奈川県民ホール・大ホール 12/26

 年内で歌手活動を休止すると発表した茅原実里さんの、ついにラストライヴの日が、来てしまいました。身にしみる寒さの日、関内駅から歩いて、神奈川県民ホールへ。

f:id:jawa_jawa:20220102002652j:plain
 神奈川県民ホール。ここに来るのは、2009年の大晦日の、茅原さんのライヴ「2009 Final」&「Countdown 2009-2010」以来です。あのときは物販列が大変なことになっていて…なんて思い出しますが、この日も、ホールの前の広場を埋め尽くす入場列ができていました。どうやら開場が遅れていたらしいことに加えて、入場には身分証チェックがあるし時間がかかっていたようで、ぼくが入場できたときには開演時刻である17時30分をすでに過ぎていました。このライヴはストリーミング配信のほかにも、アニマックスで中継があるはずなのですが、大きく遅れて大丈夫なのでしょうか…。ぼくの座席は1階の真ん中あたりでした。遅れて入ってきたぼくは、すでに着席している人たちに何度も謝りながら中に入って、やっと座ることができました。(神奈川県民ホール、古いホールだからか、座席の列の間隔がやたら狭いんですよね。)

f:id:jawa_jawa:20220102002658j:plain

 20分ほど遅れてスタート。紗幕の向こうに立つみのりん、背後の装飾はX字型に交差したドレープ…あっ、これは、2008年のContactツアーのモチーフですよね…?! そして、『Contact』のアウトロから『詩人の旅』に入ったとき、着席しながらも、ちょっと震えるものがありました。

・Re:Contact
・Contact
・詩人の旅
・too late? not late...
・(MC)
・みちしるべ
境界の彼方
この世界は僕らを待っていた
・(MC、CMB(バンド)紹介)
・キラキラ輝く、世界の時間
Dears ~ゆるやかな奇跡~
・(MC)
・いつだって青空
・instrumental (CMBインストメドレー)
・Dream Wonder Formation
・TERMINATED
Paradise Lost
・(MC)
雪、無音、窓辺にて。
・a・b・y
・君がくれたあの日
・FEEL YOUR FLAG
・Voyager train
・(MC)
・everlasting...
・sing for you (with piano)
・Sing (with piano)
・(MC)
純白サンクチュアリィ

●最初のみのりんの衣装は、肩にモールのついた青いコートにミニスカート、ヒールの高いロングブーツ、髪は後ろで高めにしばっていてちょっとメッシュ入ってる、というものでした。──みのりん、すごくトレーニングしてるのかどうなのか知りませんが、体型、絞ってますよね…。感心してしまいます。
●最初のMCで、今日はアンコールなしで構成している、とのことでした。──ここでまず、あっ、と。やっぱりこれはいつものライヴじゃなくて、ある意味で終わりの儀式なんだ、と思いました。
●CMB(バンド)メンバー紹介コーナーでは、ドラムス岩田ガンタさんが相変わらずしょーもないトークを繰り広げていました。「ガスボンベ番号」…(笑)
●バンマスのキーボード須藤さん(ケニー)の、「われらがヴォーカル、茅原実里!」っていう力強い紹介も、もう最後なんですね…。
●クリスマスと言えば「穴に落ちた」、という話、いまだにネタになりますね…。2013年の両国国技館ライヴのときの話です。あのときは2階の客席から見てて、真っ青になりましたね…。
●CMBのインストは、これまでのライヴのインスト曲をつなげたものでしたね。もう、一つ一つが歴史ですからね…。
●そしてそのあと、場内に青いレーザーが展開して『Dream Wonder Formation』のイントロが始まったときは、客席がどよめきました。これをやってくれるんだ! とぼくも震えました。真っ赤なミニドレスと、赤い大きな髪飾りで出てきた茅原さん。2012年の「D-Formation」ツアーのときの衣装を思い出します。『TERMINATED』『Paradise Lost』と続いて、客席が最高潮になったのはこのあたりで、…着席必須だし発声禁止だけど、みんなが興奮しているのがわかるのです、おかしな話だけど。もう、聞こえないはずの客席のコールとジャンプが、聞こえるかのようで。
●『君がくれたあの日』の中盤で、茅原さんが、音が取れなくなった場面がありましたね…。イヤモニが不調だったのか、わかりませんが。ひやひやしましたが、バンマス須藤さん(ケニー)のコーラスが本当に心強かったですね。
●『FEEL YOUR FLAG』の旗振りは、事前に練習動画なんか出てましたけど、正直なところ、一度くらいしか見てなくて…。でも、あまり難しくない振りだったので、無理なくついていけました。
●そして、『FEEL YOUR FLAG』のアウトロでみのりんがステージ奥にはけて行き、続けて始まったのが『Voyager train』のイントロでした。おおっ、と注目していると、ステージ奥から、白い衣装に着替えた…らしい人影が…。みのりんが、階段を登って出てくる、と思ったらなにかにつまづいたような感じが見えて、慌てたような様子で引っ込んでしまい、なんと、歌い手が出てこないまま『Voyager train』が進んでいってしまったのでした。(!)
●これには驚いたんですけど、客席は応援の手拍子を続けます。結局、Aメロの1コーラスくらいでバンドが演奏を止めましたが、これはみんな「えーっ!!(笑)」と、どっちらけてました。うわー、みのりん、Voyager trainに乗り遅れたよ…(笑)
●衣装の早替えをして出てくるはずが、裾を引っ掛けちゃったんですって。これでこそみのりんのライヴだよ! いやほんとに(笑) でも、正直なところ、見ていてものすごくどきどきしました。
●あの白いドレスも、「Contact」ツアーを彷彿とさせましたね。
●『everlasting...』で歌えなくなっちゃったあと、グランドピアノが運び込まれて、須藤さんのピアノとの一対一で歌う流れでしたが、歌えないかもしれない…と涙を拭いていたとき、須藤さんがピアノを鳴らしながら、みのりんを歌えるまで間を持たせてくれているのもほほえましかったですし、みのりんが「ティッシュボックスを持って歌わなきゃ…」とか言い出したとき、すかさず舞監さんが出てきてテーブルをみのりんに寄せてくれたのも、客席に微笑みが広がっていました。──舞監の三上さん、茅原さんのステージを長く担当してくださっていましたね。出雲大社のステージ中に、みのりんにジャンバーを持ってきてくれていたのをとてもすごくよく覚えています(^^。
●でも、しっかり歌い上げたんだよなあ。立派です。──『Sing』は須藤さんの作曲で、おそらく、いまのみのりんの音域をよく理解してるからこそのメロディになってると思いました。
●終盤、茅原さんが、関係各位へのお礼を述べ始めたときは、ああ、これで本当に終わっちゃうんだ、と、平静でいられませんでした。淋しいですね。そして、本当に、ステージ上にマイクを残して、去って行ってしまいました。──もう一度だけ出てきて、挨拶してくれましたが…。
●でも…、別に芸能界引退するわけじゃないんでしょ、声優の活動は続けるんでしょ…? いや、どうか続けてください。そんな、今生の別れみたいなことを、言わないでください。…って思うんだけど、ね。

f:id:jawa_jawa:20220102002703j:plain

 この日は、正直なところ、会場に行くのが気が進みませんでした。ぼくが茅原さんのライヴに初めて行ったのは「Contact」ツアーの品川ステラボール。それから13年間、ぼくと同世代のこの人がこれからどうなっていくのだろう? と思いながら、応援してきました。各種イヴェントに積極的に参加したり、コミュニケーションを取ろうとするようなファンではありませんでしたが、それでも、茅原さんと一緒に、見たことのないものをたくさん見てきた、という思いがあります。その人の、歌手としての、パレードの「終わり」の場に立ち会わなければならないのですから…。ですが、「終わる」ことを発表して、最後に作品をリリースして、最終公演を組むことができる、そしてぼくたちがそこに足を運ぶことができる、ということが、とても得難いことであるということもまた、理解できます。なんとも表現しづらい思いを抱えたまま会場に向かったし、終わってからもそのままの思いで、県民ホールをあとにしてきたような。──おそらく、この思いを消化するには時間が必要なのでしょう。

*

 思えば、近年の茅原さんは、明らかに、声の音域が初期の楽曲とは合わなくなってきていたのだけれど、それでも彼女は、ライヴで音を下げようとはあまりしませんでしたね。この日は『too late? not late... 』を半音下げていたくらい? 他に何かあったでしょうか? 歌手として、もっとうまく立ち回っちゃってもいいと、ぼくは思っていたのですが…。

 ただ…、例えばコールアンドレスポンスがいのちだった『Paradise Lost』のような曲で、また、ファンと茅原さんが大切にしてきた『純白サンクチュアリィ』の大サビで、マイクを客席のぼくたちに向けられても、もう、そこに、声はないのです。声は出せないのです。そういう時代なのです。──ぼくがこの日、最も淋しかったのは、このときでした。茅原さんはもう「次の時代のライヴシーン」を(ぼくたちと一緒に)作ることなく、去って行くのだ、という現実が、ありありとそこに感じられたのです。

*

f:id:jawa_jawa:20220102002710j:plain
 みのりんもMCで触れていましたね。日本大通り駅の改札前通路にファン有志が出した、素敵な応援広告です。終演後、食事を済ませてから少し遅めに日本大通り駅に向かったところ、有志の方がまだいらっしゃって、厚紙の立派な記念パンフを配布いただきました。どうもありがとうございました。おつかれさまでした。

*

 自分が参加した、茅原実里さん関連のライブ・イベントを、書き出してみました。たぶんこれで全部だと思います。最初のファンクラブイベントで『Paradise Lost』のコールアンドレスポンスを一番最初にやったオーディエンスの一人である(笑/あのとき、「みんなが返してくれた!」とみのりんが驚いていたのを、たしかに覚えてるので)という、誰にも言ったことのない変な自慢(?)もあります。──これだけ追いかける人って、たぶん、もう自分には現れないのだろうな。

  • 2008/03/22(土):Minori Chihara 1st Live Tour 2008 ~Contact~ 追加公演 @ 品川ステラボール
  • 2008/11/16(日):茅原実里オフィシャルファンクラブバースデーイベント @ SHIBUYA O-EAST
  • 2009/02/07(土):Minori Chihara Live Tour 2009 ~Parade~ @ 伊勢原市民文化会館 大ホール
  • 2009/02/15(日):Minori Chihara Live Tour 2009 ~Parade~ @ 東京厚生年金会館 大ホール
  • 2009/03/22(日):Minori Chihara Live Tour 2009 ~Parade~ 追加公演 @ パシフィコ横浜 国立大ホール
  • 2009/05/03(日):“喰霊-零- THE LIVE” @ SHIBUYA-AX
  • 2009/08/01(土):Minori Chihara Live 2009 “SUMMER CAMP” @ 河口湖ステラシアター
  • 2009/11/15(日):茅原実里オフィシャルファンクラブ “m.s.s”バースデーイベントVol.2 @ 横浜BLITZ
  • 2009/12/31(木):Minori Chihara Live 2009 Final @ 神奈川県民ホール 大ホール
  • 2009/12/31(木):Minori Chihara Countdown Live 2009-2010 @ 神奈川県民ホール 大ホール
  • 2010/04/03(土):番組3周年記念 “radio minorhythm”公開録音イベント @ 新木場STUDIO COAST
  • 2010/05/01(土):Minori Chihara Live Tour 2010 ~Sing All Love~ @ 神奈川県民ホール 大ホール
  • 2010/05/30(日):Minori Chihara Live Tour 2010 ~Sing All Love~ 追加公演 @ 日本武道館
  • 2010/08/07(土):Minori Chihara Live 2010 “SUMMER CAMP 2” @ 河口湖ステラシアター
  • 2010/11/13(土):茅原実里オフィシャルファンクラブ “m.s.s”バースデーイベントVol.3 @ Zepp Tokyo
  • 2011/02/20(日):Minori Chihara Live Tour 2011 ~Key for Defection~ @ Zepp Nagoya
  • 2011/05/02(月):Minori Chihara Live Tour 2011 ~Key for Defection~ 振替公演 @ Zepp Tokyo
  • 2011/08/06(土):Minori Chihara Live 2011 “SUMMER CAMP 3” @ 河口湖ステラシアター
  • 2011/11/20(日):「TERMINATED」発売記念プレミアムライブ “Minori Chihara Acoustic Live 2011” @ 日本青年館 大ホール
  • 2012/04/07(土):Minori Chihara Live Tour 2012 ~D-Formation~ @ 伊勢原市民文化会館 大ホール
  • 2012/04/14(土):Minori Chihara Live Tour 2012 ~D-Formation~ @ 神戸国際会館 こくさいホール
  • 2012/05/20(日):Minori Chihara Live Tour 2012 ~D-Formation~ @ NHKホール
  • 2012/06/16(土):Minori Chihara Live 2012 “ULTRA-Formation” @ 幕張メッセ イベントホール
  • 2012/06/17(日):Minori Chihara Live 2012 “PARTY-Formation” @ 幕張メッセ イベントホール
  • 2012/08/04(土):Minori Chihara Live 2012 “SUMMER CAMP 4” @ 河口湖ステラシアター
  • 2012/11/18(日):MINORI CHIHARA BIRTHDAY LIVE 2012 @ さいたまスーパーアリーナ
  • 2013/02/17(日):m.s.s Premium Acoustic Live featuring Crustacea @ 渋谷公会堂
  • 2013/06/16(日):朗読劇「私の頭の中の消しゴム 5th letter」@ 天王洲銀河劇場
  • 2013/08/04(日):MINORI CHIHARA LIVE 2013 “SUMMER DREAM” @ 河口湖ステラシアター
  • 2013/10/30(水):シングル「境界の彼方」発売記念イベント @ ダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場
  • 2013/12/15(日):ニューアルバム「NEO FANTASIA」リリース記念ミニライブ @ サンシャインシティ噴水広場
  • 2013/12/23(月・祝):Minori Chihara Xmas Party 2013 @ 両国国技館
  • 2014/02/15(土):M-Smile Presents Minori Chihara Special Chara-Song Live @ Zepp DiverCity Tokyo
  • 2014/04/19(土):MINORI CHIHARA LIVE TOUR 2014 ~NEO FANTASIA~ @ パルテノン多摩 大ホール
  • 2014/05/11(日):MINORI CHIHARA LIVE TOUR 2014 ~NEO FANTASIA~ @ パシフィコ横浜 国立大ホール
  • 2014/08/02(土):MINORI CHIHARA LIVE 2014 “SUMMER DREAM 2” @ 河口湖ステラシアター
  • 2014/11/18(火):Minori Chihara 10th Anniversary Live ~SANCTUARY~ @ 日本武道館
  • 2014/12/28(日):M-Smile MEMBER EVENT Vol.2 @ 品川ステラボール
  • 2015/05/06(水・休):Minori Chihara Symphonic Concert 2015 ~Reincarnation~ @ NHKホール
  • 2015/08/01(土):MINORI CHIHARA LIVE 2015 “Summer Dream 3” @ 河口湖ステラシアター
  • 2015/12/28(月):COUNTDOWN JAPAN 15/16(1日目・MOON STAGE)@ 幕張メッセ
  • 2016/02/21(日):M-SMILE MEMBER EVENT VOL.3 ~MINORINPIC~ @ Zepp Tokyo
  • 2016/06/18(土):Minori Chihara Live Tour 2016 ~Innocent Age~ @ パシフィコ横浜 国立大ホール
  • 2016/07/18(月):Minori Chihara Live Tour 2016 ~Innocent Age~ @ 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
  • 2016/08/06(土):MINORI CHIHARA LIVE 2016 “Summer Dream 4” @ 河口湖ステラシアター
  • 2017/02/18(土):M-Smile MEMBER EVENT VOL.4 ~Minorin Station~ @ 品川ステラボール
  • 2017/05/05(金・祝):Minori Chihara Live Tour 2017 ~Take The Offensive~ @ Zepp DiverCity Tokyo
  • 2017/05/21(日):Minori Chihara Live Tour 2017 ~Take The Offensive~ 追加公演 @ 豊洲PIT
  • 2017/05/27(土):Minori Chihara Live Tour 2017 ~Take The Offensive~ @ Zepp Nagoya
  • 2017/08/04(金):MINORI CHIHARA LIVE 2017 “SUMMER DREAM 5” -STELLA STAGE 98!!- @ 河口湖ステラシアター
  • 2017/08/05(土):MINORI CHIHARA LIVE 2017 “SUMMER DREAM 5” -FIRE STAGE 99!!- @ 河口湖ステラシアター
  • 2017/08/06(日):MINORI CHIHARA LIVE 2017 “SUMMER DREAM 5” -ANNIVERSARY STAGE 100!!- @ 河口湖ステラシアター
  • 2017/12/27(水):Minori Chihara Live 2017 ~弦楽四重奏の調べ~ @ 舞浜アンフィシアター
  • 2017/12/27(水):Minori Chihara Live 2017 ~BOUNENKAI~ @ 舞浜アンフィシアター
  • 2018/01/26(金):リスアニ!LIVE 2018 -FRIDAY STAGE- @ 日本武道館
  • 2018/03/03(土):“Songful days” @ 両国国技館
  • 2018/03/18(日):朗読劇 “CRAZY MANSION!!” @ 東京芸術センター 天空劇
  • 2018/04/07(土):茅原実里 出雲大社御奉納公演 ~一期一会~ @ 出雲大社神苑特設ステージ
  • 2018/08/04(土):SUMMER CHAMPION 2018 ~Minori Chihara 10th Summer Live~ @ 河口湖ステラシアター
  • 2018/08/05(日):SUMMER CHAMPION 2018 ~Minori Chihara 10th Summer Live~ @ 河口湖ステラシアター
  • 2018/10/20(土):M-Smile Presents HALLOWEEN PARTY 2018 ~EMMA~ @ 山野ホール
  • 2019/01/20(日):Minori Chihara Live Tour 2019 ~SPIRAL~ @ オリンパスホール八王子
  • 2019/02/09(土):Minori Chihara Live Tour 2019 ~SPIRAL~ @ 一宮市民会館
  • 2019/03/09(土):Minori Chihara Live Tour 2019 ~SPIRAL~ @ 中野サンプラザ
  • 2019/05/09(木):M-Smile Presents “EMMA (Re)” @ 座・高円寺2
  • 2019/08/04(日):SUMMER CHAMPION 2019 ~Minori Chihara 11th Summer Live~ @ 河口湖ステラシアター
  • 2019/11/18(月):15th Anniversary Minori Chihara Birthday Live ~Everybody Jump!!~ @ Zepp Tokyo
  • 2020/08/01(土):SUMMER CHAMPION 2020 ~Minori Chihara 12th Summer Live~【ストリーミング配信】
  • 2020/11/22(日):M-Smile Presents CHARA-SONG LIVE ~JUKEBOX~【ストリーミング配信】
  • 2021/08/07(土):SUMMER CHAMPION 2021 ~Minori Chihara Final Summer Live~ @ 河口湖ステラシアター
  • 2021/08/08(日):SUMMER CHAMPION 2021 ~Minori Chihara Final Summer Live~ @ 河口湖ステラシアター
  • 2021/09/12(日):Minori Chihara ORCHESTRA CONCERT 2020 “Graceful bouquet” @ TACHIKAWA STAGE GARDEN
  • 2021/12/26(日):Minori Chihara the Last Live ~Re:Contact~ @ 神奈川県民ホール 大ホール

*

f:id:jawa_jawa:20220102011402j:plain

 茅原実里さん、おつかれさまでした。ありがとうございました。またいつか、あなたの歌声を聴かせてください。

11月の園芸部

f:id:jawa_jawa:20211205212524j:plain

f:id:jawa_jawa:20211212123923j:plain
 すっかり秋になりました。

f:id:jawa_jawa:20211205212536j:plain

f:id:jawa_jawa:20211205212531j:plain
 コスモス畑。ちょっと珍しいイエローコスモスも。

f:id:jawa_jawa:20211205212548j:plain
 よく見たらオレンジ色の花もあった。

f:id:jawa_jawa:20211205212553j:plain
 ひまわり「ビンセントネーブル」、きれいに咲きました。(11月7日)

f:id:jawa_jawa:20211212123553j:plain
 低木にきれいな青い花デュランタという熱帯の植物だそうです。(11月14日)

f:id:jawa_jawa:20211205212600j:plain

f:id:jawa_jawa:20211205212606j:plain
 道ばたで、3mほどの高さで見事に咲いていたので驚きました。皇帝ダリアのようです。(11月20日

f:id:jawa_jawa:20211205212621j:plain
 ミニトマト、まだ取れています

f:id:jawa_jawa:20211205212627j:plain
 マリーゴールド、息の長い花だなあ。6月から咲き始めてまだ咲いています。

f:id:jawa_jawa:20211212124149j:plain

f:id:jawa_jawa:20211205212632j:plain
 コスモス、均整がとれていてきれい。

f:id:jawa_jawa:20211205212617j:plain
 ビンセントネーブル、最初の花がしおれてからも、脇にまだ2つもつぼみがついていました。最初の花を落として様子を見ていたら、小さいながらも咲いてくれました。(11月28日)

11/20(土)小倉橋、城山ダム

 秋の休日、自転車で出かけた。

f:id:jawa_jawa:20211212234354j:plain
 橋本五差路の地下道。地上も複雑だけど地下も複雑。

f:id:jawa_jawa:20211212235426j:plain
 小倉橋。川べりでおにぎりを食べて休憩。新小倉橋と旧道の小倉橋が並行している。

f:id:jawa_jawa:20211212234402j:plain
 小倉橋は今年の夏、自転車ロードレースのコースになって、英語実況に"beautiful bridge"と言われていました。この横断幕、年内で撤去するそうだ。

f:id:jawa_jawa:20211212234415j:plain
 相模川の段丘が続く風景。こういうくすんだ色合いが、関東の秋って感じだなあと思う。

f:id:jawa_jawa:20211212234420j:plain
 山を越えて、津久井の谷あいの市街地へ。改めて見ると、かなり山奥なのにすごい人口密度なんだよな、このへんは。

f:id:jawa_jawa:20211212234424j:plain
 城山ダム(津久井湖)の天端を通る国道412号線がこのあたりの幹線道路だ。このあと、橋本あたりですっかり日が暮れてしまった。久しぶりに50km以上走った。

11/16(火)雲龍院、泉涌寺

 東福寺の山門を見上げてから出て、山あいの住宅街に分け入って歩いて行った。泉涌寺までは、歩いても大した距離ではないはずなのだが…

f:id:jawa_jawa:20220102155420j:plain
 東山のトレイルコースでもあるらしい。だが、こういうところに導かれるので、ちょっとだけ焦る。

f:id:jawa_jawa:20220102155425j:plain
 住宅街に出ていた、民泊反対の看板。新しい社会問題だと思っていたが、こういうのが色褪せて、いつの間にか海外から誰も来なくなるまで、時代は過ぎたのだね…

*

f:id:jawa_jawa:20220102155433j:plain
 宮内庁管理地の横を通ると、泉涌寺の入口についた。──だが泉涌寺の拝観料を払って大門をくぐったところですぐに右にそれて、雲龍院という塔頭寺院に立ち寄った。泉涌寺とは別の拝観料が必要。お庭がきれいだと聞いて。

f:id:jawa_jawa:20220102155439j:plain
 雲龍院。

f:id:jawa_jawa:20220102155445j:plain

f:id:jawa_jawa:20220102155450j:plain

f:id:jawa_jawa:20220102200759j:plain

f:id:jawa_jawa:20220102200806j:plain
 しゃれたお庭でした。

*

 改めて泉涌寺へ。

f:id:jawa_jawa:20220102155504j:plain

f:id:jawa_jawa:20220102155511j:plain
 泉涌寺は江戸時代まで皇室の菩提寺だったという歴史があり、背後には「月輪陵」という宮内庁管理地がある。──宮内庁管理地にはよくこういう看板が出ているが、こんなに名前が並んでいるのを見るのは初めてだ。

f:id:jawa_jawa:20220102155516j:plain
 まるで「王家の谷」だ

f:id:jawa_jawa:20220102155523j:plain

f:id:jawa_jawa:20220102155546j:plain
 御座所庭園。ああ、これはすごいな、と思った。なんというか、高貴な爛熟、っていう感じがするのだ。もう少し明るい時間に来た方がよかったかもしれない。

f:id:jawa_jawa:20220102155554j:plain

f:id:jawa_jawa:20220102155528j:plain

f:id:jawa_jawa:20220102155533j:plain

f:id:jawa_jawa:20220102155538j:plain
 木組みの模様に惹かれる。

*

 泉涌寺道のバス停まで歩いてきたところで16時頃だった。今日もよく歩いた。市バスで京都駅に戻り、お土産を買い込んで、17時13分発の『のぞみ240号』で帰浜した。──久しぶりに旅行して、特に計画もせず気ままに歩き回って、ちょっと気分がよくなった感じがする。

11/16(火)東福寺

 西本願寺を出て、なんとなく東福寺に行ってみることにした。意外に行かないところんだよな。おそらく15年近く行っていない。11月の紅葉の時期、混んでいるかもしれないが、市内にいる限りそれほど観光客が多い様子でもないので、大丈夫なのでは。──七条堀川から市バスの208番に乗った。京都駅を経由して智積院の前を右に曲がって東大路に入る。東福寺ってなんとなくだいぶ南の方のような気がしていたが、東山七条からバス停たった2つ分下がるだけだ。

f:id:jawa_jawa:20220102155233j:plain
 臥雲橋の前。やはりこういうところに来ると人は多いのかな。

f:id:jawa_jawa:20220102155240j:plain

f:id:jawa_jawa:20220102155246j:plain
 でもそれほどではない。まだ紅葉は盛りではないのだ。東福寺の通天橋をこのくらいの人混みで歩けるのだから、全然いいよね…

f:id:jawa_jawa:20220102155254j:plain

f:id:jawa_jawa:20220102200754j:plain
 開山堂は中に入れないのね。かなり手の込んだ庭園が見えるんだけど…

f:id:jawa_jawa:20220102155406j:plain
 紅葉の盛りには早かったけれど、秋の光に映える色づき始めの緑は、きれい。

*

f:id:jawa_jawa:20220102155300j:plain
 本坊庭園を見たかったのだ。昭和に入ってから造られたモダンな庭園で、重森三玲の作庭によるものとして名高い。

f:id:jawa_jawa:20220102155324j:plain
 南庭。荒々しい石組みなんだけど、その向こうの苔の山が、不思議な存在感がある。意図としては、岩のほうが蓬莱なのかも知れないが、渡るべき場所はあの緑の山なのではないか、と思える。

f:id:jawa_jawa:20220102155331j:plain

f:id:jawa_jawa:20220102155338j:plain
 市松模様が大ぶりな西庭を経て…

f:id:jawa_jawa:20220102155313j:plain
 北庭。

f:id:jawa_jawa:20220102155307j:plain
 市松模様のリズムが、次第に、先に進むようで、消えていくようでもあって…。苔のおかげで適度な立体感があるのもいい。

f:id:jawa_jawa:20220102155345j:plain
 東庭には七曜の星が。

 いいお庭だった。あの市松模様はわりと有名なので写真を見たことはあったけれど、実際に見て、想像以上によかった。

f:id:jawa_jawa:20220102155318j:plain
 「何が?」

*

f:id:jawa_jawa:20220102202102j:plain

f:id:jawa_jawa:20220102155413j:plain
 法堂の特別公開にも入って、堂本印象の雲龍図を見上げた。三門の内部も公開していたけれどそちらには登らなかった。歴史的な価値が高いのはむしろそちらのほうだったのか…とは、あとから思ったけれど。

「アジアの女神たち」@龍谷ミュージアム 11/16

 今回泊まったのは、ぼくが常用している、ビジネスホテルの全国チェーン店であったが、朝食は、「ビュッフェ形式の提供を再開しました」ということで、客にビニール手袋をつけさせて何かを取らせるような方式になっていた。しかし、品数や、朝食としてのクオリティは、著しく下がったと言わざるを得ないもので、もはや、幕の内弁当なりサンドイッチセットなりのようなものを配るようにしたほうがまだましなのではないかと思われる。──ビジネスホテルチェーン各位には、ご一考いただきたい(?)。

f:id:jawa_jawa:20211231230957j:plain
 翌朝、龍谷ミュージアムに行った。ここはその名の通り、龍谷大学の施設で、堀川通沿い、西本願寺の向いにある新しい建物だ。ここ、前から来たかったのだ。一応、インターネットで当日券予約して行ったが、それほど混雑しているわけでもなく(平日の朝一番なら、それはそうか)、飛び入りでも入れるようだった。

f:id:jawa_jawa:20211231231006j:plain

龍谷ミュージアム>秋季特別展「アジアの女神たち」

 「アジアの女神たち」という展示を開催中。鳥頭のような奇妙な顔をした中近東の古代の土偶から、古代中国の「西王母」の、豹の尾に乱れ髪の恐ろし気な絵姿など…。インドの女神「訶梨帝母」(ハーリーティー)が日本では「鬼子母神」になったわけだが、子を抱いて歯を剥き出した姿の像。──女性、母親、といったイメージの神は、世界中あちこちの文化にあるモチーフなのだろうが、その原初の姿は、畏怖を感じさせるもの、異形のものであることが多いのかもしれない。でも、なんか邪鬼みたいのを踏みつぶして踊りながらダブルピースしてるみたいなインドの女神は、面白かったな(笑)。

 サラスヴァティーというインドの女神は、細長いヴィーナという弦楽器を持っているのだが、それが日本に伝わって琵琶を持った弁才天になっているというのは、ちょっと面白い。しかし弁才天というのは日本ではもういろいろ習合しちゃって、竹生島宝厳寺というところの弁才天の座像が来ていたが、これは千手観音のように何本もの腕があって、弓や剣を持つし法輪も持ってるし、頭の上には宇賀神の鳥居を乗せているという具合である。──「神仏習合」と一口に言うけれど、いったい何が習合してどうなっているのか、ぼくはよくわかっておらず、ちゃんと勉強してみたほうがよさそうだなあ。

 最後のセクションでは、もともとは男性だったはずの「観音」が、徐々に女性化していく様子をひもといていた。言われてみればたしかに、なぜか観音菩薩は女性の姿で描かれることが多い。もともと、観音は女性に対しては女性の姿に化身して教えを説いた、といった説話があったことと、中国の宋代以降に媽祖と習合していった(! これは知らなかった)ことで、女性の姿で描かれることが多くなったのだという。──そして展示の最後に現れたのが、隠れキリシタンの「マリア観音像」だった。浦上三番崩れのときのものだという。異なる信仰が歴史的に習合した姿という意味では、たしかに…。アジアの歴史をぐぐっと飛び越えるような、エキサイティングな展示だったと思う。

*

 この博物館には、新疆のトルファンの近くにあるという「ベゼクリク石窟」の壁画の復元展示がある。ベゼクリク石窟の壁画は、19世紀から20世紀初頭の間に、それこそ大谷光瑞の「大谷探検隊」が持ち帰ったものもあれば、ドイツ隊が持ち帰ってベルリンの博物館で戦火に消えたものもあるという。そんな世界中に散逸した壁画の断片を解析して、回廊を実寸大で復元した展示だということだ。

f:id:jawa_jawa:20211231231012j:plain
 鮮やかだ…。これ、本当はもっと暗くて、灯火を持って入るのだろう。壁面に描かれているのは「誓願図」というモチーフだそうだ。

f:id:jawa_jawa:20211231231019j:plain
 異民族の王かな?

f:id:jawa_jawa:20211231231024j:plain
 「仏の足が汚れないように、自分の髪の毛を敷き詰める」という説話なんだそうだ。

*

 堀川通の反対側にある、西本願寺にもお参りしていく。──ぼくは、烏丸通沿いの真宗本廟東本願寺)には何度も足を踏み入れているが、西本願寺には、実は初めて入った。

f:id:jawa_jawa:20211231231100j:plain

f:id:jawa_jawa:20211231231105j:plain
 御影堂。

f:id:jawa_jawa:20211231231051j:plain
 菊の品評会みたいなのをやっているようで、秋だなあ。──菊っていうとこういう花を思い浮かべるけど…

f:id:jawa_jawa:20211231231156j:plain f:id:jawa_jawa:20211231231149j:plain
 こういう種類の菊もあるのね。

f:id:jawa_jawa:20211231231111j:plain
 そしてこうなるともはやジオラマみたいだ。いろんな仕立て方があるものだ

f:id:jawa_jawa:20211231231142j:plain

f:id:jawa_jawa:20220101004800j:plain
 唐門と書院がある。さすがに本願寺で、歴史的にもやはり別格な寺院なのだよね。──飛雲閣という楼閣があることでも有名だが、通常非公開。何か、見学できる機会はないのかな。

f:id:jawa_jawa:20211231231137j:plain

f:id:jawa_jawa:20211231231117j:plain

f:id:jawa_jawa:20211231231125j:plain

f:id:jawa_jawa:20211231231131j:plain
 阿弥陀堂の回廊には、変な形の埋め木が…。ナス? ひょうたん? さつまいも?

 大谷派真宗本廟に対して、西本願寺は、本願寺派の総本部である。信徒向けの施設や、売店、書店、レストランまであったので、ここで昼食を取って行った。静かでよい。

*

f:id:jawa_jawa:20211231231206j:plain
 堀川通の東側には、レンガ造りのレトロな建物があって、おや、と思ったら、実はこれも「本願寺伝道院」という、西本願寺関連の建物である。明治45年の建築で、伊東忠太の設計だそうだ。中には入れないけれど。

f:id:jawa_jawa:20211231231211j:plain

f:id:jawa_jawa:20211231231218j:plain
 さすが伊東忠太の建築で、幻獣のような、変な生き物がいるぞ…。

11/15(月)京都、渉成園ライトアップ

 桜井駅に戻ってきたのは15時半頃だった。この日はどこに泊るか決めておらず、なんとなく奈良に泊まって明日も奈良をぶらぶらしたいような気分だったが、これぞ、というホテルが見つからない。奈良はもともとホテルが少なく泊まるには不向きな土地である。結局、京都まで行ってしまうことにして、また近鉄に乗った。

 だが、大和八木で乗り換えると京都までは1時間余りである。特急に乗ってしまってもよいだろう、と思ったら、直近の特急は、『しまかぜ』であった。──近鉄は特急列車の本数が多くて、比較的気軽に乗れてしまうのだけれど、『しまかぜ』は、ただの特急ではない、というか、伊勢志摩の観光客向けの豪華列車らしく、特急料金も高い。八木から京都までの1ような近距離で乗っちゃうのもどうかと思うけれど、乗ってしまえるなら乗ってみたい。だが桜井駅の券売機では『しまかぜ』の特急券は選択肢に出てこず、八木まで来てみたがホーム上の特急券券売機でもやはり売らないようだ。えー、なんでよ、ぼくに特急券を買わせなさいよ(笑)、などと思いながら、近鉄スマートフォンサイトを見たら、チケットレスであっけなく買えた。

f:id:jawa_jawa:20211231132340j:plain
 大阪線のホームで待っていると『しまかぜ』がやってきた。

 大和八木駅は先述のように、名張の方から来る東西方向の大阪線と、京都に向かう南北方向の橿原線が、直交している。『しまかぜ』は伊勢志摩から来て、路線図上だとここで直角に曲がって京都に向かうことになる。

f:id:jawa_jawa:20211231145849j:plain
 列車は西に向かう大阪線を分かれて、荒れ地の中の単線の線路に分け入り、橿原線に合流した。

f:id:jawa_jawa:20211231132202j:plain
 『しまかぜ』の、一人がけの座席におさまった。大型のシートにすっぽり包まれる。大きく倒れる電動リクライニングなのもすごいけれど、背面に電動マッサージ機が仕込まれていて、ボタンを押すとモウーモウーと動き出したのにはちょっと笑ってしまった。なにこれ! 近鉄、がんばってるなあ。車内はわりと満席に近かったのだけれど、同じような例を上げるなら箱根に遊びに行った帰りのロマンスカーみたいな感じで、乗客はわりと静かだった。──奈良から京都へ、暮れていく車窓を眺めながら、すっかりレイドバックしてしまった。

f:id:jawa_jawa:20211231132345j:plain

f:id:jawa_jawa:20211231132350j:plain

f:id:jawa_jawa:20211231132355j:plain
 京都駅に到着。快適でした

f:id:jawa_jawa:20211231132400j:plain
 京都駅にSuicaペンギンが?

f:id:jawa_jawa:20211231132404j:plain
 東本願寺の前。うむ

*

f:id:jawa_jawa:20211231190418j:plain
 京都では投宿先に落ち着いたあと、改めて出歩いた。

f:id:jawa_jawa:20211231190422j:plain
 東本願寺の近くに「渉成園」という庭園があり、期間限定のライトアップをしているというので行ってみた。そもそも「渉成園」がどういうところなのかも知らないが、大谷派が江戸時代から持っている庭園だそうだ。作庭は石川丈山だそうだ。丈山といえば詩仙堂の人だ。

 入場は無料。どうやら学生さんがヴォランティアで動線を案内しているらしい。とはいえ、真っ暗な庭園に誘い込まれると…

f:id:jawa_jawa:20211231190504j:plain

f:id:jawa_jawa:20211231190514j:plain

f:id:jawa_jawa:20211231190426j:plain

f:id:jawa_jawa:20211231190435j:plain
 闇に白く浮かび上がると異様な雰囲気

f:id:jawa_jawa:20211231190457j:plain
 彼岸の霊廟のようだ

f:id:jawa_jawa:20211231190509j:plain
 まさに幽玄、という感じ。期待を上回るすばらしさだった。

11/15(月)聖林寺、安倍文珠院

 談山神社からの路線バスを、途中で下りた。丘の中腹に、聖林寺というお寺がある。これはここに来るまで知らなくて、タクシーの運転士に教えられて、ああ、そこの十一面観音がこのあいだ東京の博物館に来ていましたね、ここにあったのか…、と思い至ったのだった。

f:id:jawa_jawa:20211231132410j:plain
 気持ちのいい田園地帯を歩いて行く

f:id:jawa_jawa:20211231132416j:plain

f:id:jawa_jawa:20211231132422j:plain
 ちょっと登ってきたら、立派な石垣の上に山門があった

f:id:jawa_jawa:20211231132429j:plain

f:id:jawa_jawa:20211231132229j:plain

f:id:jawa_jawa:20211231132210j:plain
 聖林寺は、藤原鎌足の息子の定慧が建てたという、これまた古いお寺だ。非常に優美な十一面観音の立像があり、国宝だが、それは見られず、大きな地蔵菩薩が本堂にどっしりと鎮座していた。

f:id:jawa_jawa:20211231132435j:plain
 門前からは、三輪山箸墓古墳が見えた

f:id:jawa_jawa:20211231132235j:plain
 冬に赤い実がつく植物、これ左から、千両と南天と万両だと思うんだけど…、三ついっしょに植えてあるのが珍しいというか、一種類だけあっても何だか区別がつかないんだよね

*

 さらにてくてく歩いて、安倍文珠院へ行ってみる。

f:id:jawa_jawa:20211231132242j:plain

 途中、住宅街の民家の間に、上之宮遺跡というものがあって…

f:id:jawa_jawa:20211231132256j:plain
 不思議な石組みが復元されている。なんでしょうね、これは…

f:id:jawa_jawa:20211231132250j:plain
 古墳時代末期から飛鳥時代の豪族の居館で、聖徳太子が住んでいた「上宮(かみつみや)」である可能性もある、という。

f:id:jawa_jawa:20211231132302j:plain
 何らかの呪術的な施設のように思えるけど…

*

f:id:jawa_jawa:20211231132310j:plain

f:id:jawa_jawa:20211231132446j:plain
 安倍文珠院。「日本三文珠」の一つだというのだが、聞いたことがないし、あとの二つがどこの何なのかもわからない。池の上にしつらえられた「金閣浮御堂」を七回まわってお参りせよ、などと指示され(だが途中で通れなくなっていたので、憮然として引き返した)、どうも観光化した寺院のようだ。

f:id:jawa_jawa:20211231132440j:plain
 だってさ

f:id:jawa_jawa:20211231141337j:plain
 だが、ここの文殊菩薩像が、端整ですばらしい。快慶の作だそうだ。獅子に乗った像は、見上げる迫力がある。これ、以前にどこかの博物館の展示で見たことがあるが、いつのことだったか。

f:id:jawa_jawa:20211231132316j:plain

f:id:jawa_jawa:20211231132322j:plain
 どうも先ほどは裏門から入ってしまったようだ。こちらに参道があった。

*

f:id:jawa_jawa:20211231132329j:plain
 道ばたの、謎の銅鐸

 このあたりは安倍という地名のようで、安倍郵便局があり、安倍小学校があり、あちこちに安倍と書いてある。歩いて桜井駅まで戻った。

f:id:jawa_jawa:20211231132335j:plain

11/15(月)談山神社

 大和八木駅に戻って、近鉄でさらに桜井駅に向かった。桜井は近鉄とJR桜井線が交差する駅で、ちょうど昼前なので何か食べようかと思ったものの、不思議なもので、すっと入れるようなお店が駅前に見当たらない。関西の街に来るとしばしばこういうことになるんだよなあ…。まあいいか、と思って、タクシーに乗ってしまった。行きたいのは、談山神社だ。桜井駅から路線バスもあるのだけれど、本数が少なすぎて時間が合わなかった。

 タクシーは山間部に分け入って行く。吉野に通じる街道だそうだ。どちらから、と運転士に問われて、なんとなく会話していた。談山神社は、JR東海のCMに使われてから有名になりましたなあ、と言う。なるほど、ぼくもそれで知ったようなものだ。──さらに、「そこに、『観音寺、こっち』って書いてあるでしょう、そこは最近、BSで、尼さんが三人暮らしてる番組で有名になったんです。関東から何度も来る方もいますよ」…ああ、それ見たことありますよ。ここだったのか。だが、山道を歩いて50分ばかりかかるそうだ。

*

f:id:jawa_jawa:20211229213634j:plain
 談山神社とは、藤原鎌足を祭神とする歴史の長い神社で、紅葉の名所らしい。桜井駅からタクシーで3,030円かかった。

f:id:jawa_jawa:20211229213642j:plain

f:id:jawa_jawa:20211229213720j:plain

f:id:jawa_jawa:20211229213712j:plain
 紅葉はさすがに見事だ。

f:id:jawa_jawa:20211229213727j:plain
 端整な檜皮葺の十三重塔。いまのものは戦国時代に再建されたものだそうだ。

f:id:jawa_jawa:20211229213534j:plain
 神社の裏の山は御破裂山と言って、藤原鎌足の墓があるそうだ。登ってみる。

f:id:jawa_jawa:20211229213628j:plain
 藤原鎌足の墓

f:id:jawa_jawa:20211229213541j:plain
 “相談所”っていう表現がちょっと可笑しい。

f:id:jawa_jawa:20211229213800j:plain
 中大兄皇子中臣鎌足大化改新の相談をしたという、由緒ある“相談所”である。ほんとかしらね

f:id:jawa_jawa:20211229213815j:plain
 後醍醐天皇が奉納した石灯篭だそうだ。

f:id:jawa_jawa:20211229213808j:plain

f:id:jawa_jawa:20211229213734j:plain
 帰りは路線バスに乗った。観光バスもぼちぼち上がってくるのだけど、路線バスの客はぼく一人だった。うーん、観光地のはずなんだけど、それでも、最寄り駅からの路線バスが一時間も二時間もなくて、乗客が一人だけとかなんだなあ。

11/15(月)今井町

 ホテルからゆるやかな坂を上って、下ると、上本町の近鉄のターミナルがある。

f:id:jawa_jawa:20211229211527j:plain
 急行名張行きに乗った。平日の10時前、ガラガラだろうと思っていたし、発車したときは実際にそうだったのだけど、鶴橋のホームは人で埋め尽くされていて、若い人がたくさん乗ってきた。こんな時間に? と思ったら、20分くらいの河内国分で一斉に下りて行って、向かいのホームの各駅停車に乗り換えている。なるほど、少し先に大阪教育大学があるようだ。

 大和八木まで35分。ここは近鉄大阪線橿原線が交差するジャンクションだ。ここで下りて歩こうかと思っていたけれど、すぐ近くに橿原線八木西口駅というのがあることに気づいて、橿原線に乗り換えた。大阪線のホームから階段を下りるとすぐに橿原線のホームがある。

f:id:jawa_jawa:20211229211641j:plain

f:id:jawa_jawa:20211229211635j:plain

f:id:jawa_jawa:20211229211542j:plain
 八木西口駅という無人駅で下りて、少し歩くと、川の向こうにえのきの大木がそびえ、そのふもとに独特の街並みが広がっている。

 ここは今井町(いまいちょう)というところで、近世の街並みがぽっかりとここだけ残っていることで有名だ。重要伝統的建造物群保存地区、いわゆる「重伝建」である。称念寺というお寺のまわりに広がった「寺内町」が元なのだそうだが、称念寺自体は修復中でお参りできなかった。

f:id:jawa_jawa:20211229211547j:plain

f:id:jawa_jawa:20211229211552j:plain
 この壁、凝ってるなあ

f:id:jawa_jawa:20211229211602j:plain
 明るい陽が当たった焼杉のテクスチャが、いい

f:id:jawa_jawa:20211229211607j:plain

f:id:jawa_jawa:20211229211630j:plain
 この角に立つと、もはや現代とはとても思えない。

f:id:jawa_jawa:20211229211611j:plain

f:id:jawa_jawa:20211229213514j:plain
 中を公開している町家もある。

f:id:jawa_jawa:20211229211621j:plain
 二階まで吹き抜け。

 ここは観光用のためだけに残されている街並みというわけではなく、実際に住民の方が生活している集落なのだ。集落の橋にある神社では保育園の子たちが遊んでいたりする。なのに本当に時代が止まったような風景で、実際に歩いてみてびっくりしてしまった。

f:id:jawa_jawa:20211229213509j:plain

f:id:jawa_jawa:20211229211556j:plain
 お寺の垣根に、明るい椿