night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

Minori Chihara Live Tour 2019 ~SPIRAL~ @中野サンプラザ 3/9

 茅原実里さんの東名阪ツアー、ぼくは初日と愛知一宮に参戦しましたが、1か月あけて千秋楽です。中野サンプラザにやって来ました。

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 千秋楽ソールドアウト、おめでとうございます。──中野サンプラザ、いろいろ取りざたされていましたが、今のところは現地で建て替えるという方向になっているのですよね。若干、ビル自体の設備の古さはもちろんですし、客席の座席が互い違いになっておらず単純にステージが見づらい、など、昔のホールだな、という印象は否めません。ですがぼくは今回も1階客席ほぼ中央、みのりんがまっすぐに見える良席でした。

・∞
・ENERGY MAKER
・夢幻SPIRAL
・赤い棘のギルティ
・(MC)
・Little Wing
境界の彼方
・(MC)
優しい忘却
・みちしるべ
・(MC)
・奇跡
・(instrumental)
・金魚
・(MC/旗振りレッスン)
・アイアイ愛してるよ♡
SELF PRODUCER
・(MC)
・Remained dream
・勇気の鼓動
・(MC)
・Hopeful "SOUL"
・CRADLE OVER
・声もなく始まる世界
Paradise Lost
・(MC)
・言の葉

-encore-
・シャラララ
・(MC)
・Voyager train
Freedom Dreamer

*

 それにしても、キレのいいパフォーマンスが見られたツアーでしたね。序盤、オープニングSE的な『∞』から、ダンサー(CMD)お二人がフードをかぶって登場し、一気に“動”の空間を作り上げます。──この千秋楽では、それほど広くもないコンサートホールのステージに、『赤い棘のギルティ』ではボックスコンロみたいなセットで炎を上げる見せ場もありました。

 この日、一番驚いたのは、インスト明けの『金魚』で、みのりんが振り付けをつけてダンスしていたこと。先月の一宮まではなかったもので、5本程度のツアー中にさらに付加価値を上げてくるとは、すごいな、と。それ以外にも、旗曲もそうだし、なんだかんだと振り付け曲が増えているような気がしますね。

 このツアーを通して、圧倒的に歌いこみ量が違うんだろうな、と思ったのは、『Hopeful "SOUL"』です。茅原さん、この曲だけ、明らかに、歌がうまいのです(正直言って他の曲は、ちょっとあまり…と思う瞬間もありました)。この日の歌声も格別でした。──アンコール中の日替わり曲は、この日は『Voyager train』でしたが、途中、みのりんの歌が飛んだところでオーディエンスが素早く合唱してカヴァーする場面もありました。

 この日のライヴは、映像収録が入っていることは知らされていましたが、CS放送で放映予定だとのこと。パッケージで出してほしいのですが…。CSで放映してからパッケージが発売された例もあるので、ひとまず期待して待ちますが、最近、こういう例が多い気がします。ライヴの開催・グッズの物販と映像パッケージの制作・販売だけでは、ビジネスモデルが成り立たなくなってきているのかもしれません。

 茅原さん、CDデビュー15周年プロジェクトが始動するそうです。記念曲をまた作りますとか、ファンクラブトラベル企画など、ほのめかしていました…まさかの海外かな?! ──最後、ダブルアンコールを求める声に応えて、もう一度出てきてくれました。パフォーマンスこそありませんでしたが、また会おうね、約束だよー!という呼びかけに、みのりんのパレードがまだ続いていること、それについて行けていることを実感…。約束しましたからね、守らなくちゃいけないですね。今夏の『SUMMER CHAMPION』もチケットは取ってあります。そして、オーディエンスの三本締めが終わるのをしっかり待ってから終演の影アナウンスが入るところなど、もはや様式美の世界で、みのりんの現場はある意味で洗練されてるな…と改めて思ったのでした(?)。