night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

「幕張イベントホール座長公演 “水樹奈々大いに唄う 伍”」5/5

 水樹奈々さんの「座長公演」、数年おきに開催されている、ライヴとコミック時代劇を融合させたイヴェントです。しかし幕張イベントホールでお芝居って、何事…という感じです。前回は代々木の第一体育館だったんだもんなあ。相変わらずやってることが無茶ですね。

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 海浜幕張まで出かけてきて、物販にも寄らず、まっすぐ客席へ。アリーナ席が当たっていましたが、平面に狭苦しいパイプ椅子がギッチリ並べられた空間で、これはむしろスタンドのほうが勝ち組だろう、と…。正直、きつい時間でした。特に、隣の人が協力的ではないヤバい人の場合、これは…。

 黄色っぽいドレスで出てきた奈々さん。前半のライヴパートは、Hungry Hungry/HOT BLOOD/はつ恋/Born Free(新曲)でした。『Hungry Hungry』で「なか卯ー!」コールをするのは、もしかして定着しちゃったんですか?(笑)──お芝居は、真田十勇士のアレンジで、奈々さんは猿飛佐助。“副座長”の杉田智和氏や、福圓美里さん、名塚佳織さんなどのおなじみのメンバーは、もはや舞台慣れもしていて堂々としていましたが、驚いたのは、日笠陽子さん。台詞回しも立ち振る舞いも、とても映えていて、この人も経験者なのかと思ったら、殺陣どころか舞台も初めてだというのです(朗読劇は舞台には含まれないようです…)。カーテンコールで奈々さんと熱い抱擁をしてましたね。

 実はラスボスだった井上喜久子お姉さん、バトルのときに、仕掛けの小道具がうまく動かなかったらしく、残念でしたね。電波仕掛けだったらしいのですが、相変わらずIT活用に弱いチーム水樹、というところだったでしょうか。──作・演出は今回も浅沼晋太郎さんだったそうですが、浅沼さんは今回は出演はされなかったのですよね。今回、かなりメインの配役が多いにもかかわらず役者陣が足りずに、商業劇団の人も何人もメイン配役を演じていて、あの役は浅沼さんの役だったのではないかな、いないけど…なんて思ったりもしていました。

 面白かったのですが、先述のとおり、座っているだけでかなり疲れました。このイヴェントはライブビューイングも行われていましたが、映画館で見たほうが絶対よかったな、と後悔しました。──会場の外には、奈々さんが書いた“令和”の書などが展示されていましたが、終演後は、それを撮影する行列ができているような状態だったので、さっさと帰りました。