4/27（土）代々木と、東京国立博物館

　今年のゴールデンウィークはまさかの公休10連休。そして、ぼくは仕事柄、どうせ出てくる日があるだろうと思っていたら、全部休めることになったのも意外だった。──初日は、寒い寒いと言いながら、朝から同僚と代々木のメーデーに参加してから、ごはんを食べて渋谷で解散した。

　このへん、普段あんまり来ないので、変わりっぷりが…

渋谷公会堂がマンションになっちゃった…

代々木の第一体育館も工事中

*

　どうしようかな、と思いながら、とりあえず地下鉄で上野に移動して、国立博物館へ。

■特別展「国宝 東寺　空海と仏像曼荼羅」

　この、象に乗った帝釈天は撮影可。たしかに端正なよいお顔をしている。

*

　本館と東洋館もひとまわりした。…安土桃山時代の黄瀬戸。

　仁阿弥道八。江戸時代後期のものだそうだ。なんというか、品がいいよね。

　清代の象牙の卣。ぼくは東京国立博物館の東洋館はわりと好きなので何度も来ているけれど、まだ見たことのないこういった優品があるというところが…、本当にここは油断ならない。

　“赤壁竹彫筆筒”。竹って、あまり彫刻に適した材質ではないような気がするが、中国の工芸はこういうところがすごいな…

　北宋汝窯の青磁。川端康成旧蔵だそうだ

　南宋の青磁

　龍泉窯の数々。もうこうなると宝石のようで、中国の青磁って本当にすばらしい。