night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

SUMMER CHAMPION 2021 ~Minori Chihara Final Summer Live~ @河口湖ステラシアター 8/7、8/8

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 2009年以来、『SUMMER CAMP』→『SUMMER DREAM』→『SUMMER CHAMPION』と名前を変えながら毎年夏の恒例行事だった、茅原実里さんの河口湖ライヴですが、今年が最後です。茅原さんが、年末で歌手活動を休止すると発表したのが、今年の4月2日でした。2008年の『Contact』ツアーから茅原さんを応援し続けてきましたから、昨年来の動きに対して、いろいろ思うところはありましたが…、何ともしようがないことであるのも、また現実です。

SUMMER CHAMPION 2021 ~Minori Chihara Final Summer Live~

 今年もまた、河口湖で土・日の2days。そしてぼくは今年もまた、二日とも河口湖に日帰り弾丸往復をすることにしました。──この禍の時代、とくに直前には首都圏でこれまでと様相の異なる感染爆発が起きていることが明らかになっていたため、今行くことが適切なのかどうか、何が自分にとっての最善の行動なのか、と悩み続けたのも事実です。(何かのネタではありませんが)強い警戒感をもって臨むしかない、会場が半野外であることも多少は有利なはず…あとは往復の電車がどのくらい混むか…などと考えていました。

 8月7日(土曜)は、雨の中出かけて、中央本線普通列車富士急行線の各駅停車を乗り継いで河口湖へ。夏休みのこの路線は、例年なら若い人たちでけっこう混んでいて、とくに3両編成の富士急行線なんて座れないくらいになるのが通例ですが、豪雨の大月駅富士急行線に乗り換えると、一両に数人しか乗らないまま発車して、ちょっと唖然としてしまいました。都心で仕事していると、通勤ラッシュはほとんど変わらないし、自粛なんていったい誰がしてるんだ、と思っていたくらいでしたが、本当に行楽需要が壊滅しているのを目の当たりにして、うーんと考え込んでしまいました(それでも、富士山駅ですれ違った上りの特急『富士回遊』は3両編成がさらっと埋まるくらいには乗っていましたが)。──空は灰色に塗りつぶされて、富士山も何も見えないまま、河口湖駅に到着。

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 河口湖駅改札、今年もポップが立っていました。ホームにはみのりんのアナウンスも。富士急行さん毎年ありがとうございます。「河口湖ステラシアターで、わたしのライヴがあります!」 でも、「最後の…」という言及もあって、さびしい気分にもなりました。

 小雨の中、二年ぶりの道を、粛々と歩き始めましたが…

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 まさか、晴れてきたよ

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 この、森の中の会場も、二年ぶりです。サマキャン恒例の出店も今年はなし。

 ぼくのこの日の座席は2Eブロック。入場してみると、どうやら二階席は一席空けで発売しているようでした。まあ、もともと一席空けたくらいが適正な間隔だと思うんですけどね…。ですが見下ろすと、アリーナ席や一階席は、詰めてる席と空いてる席がランダムにあるように見えて、あれはグループ連番者は詰めて売ってるとかだったのかな、よくわかりません。でもその入れ方で二階の最上部まで埋めていました。ここはフルで入れると三千人弱のキャパのはずですが、二千人弱ってとこかな。

 例の「サマ鳥」の着ぐるみ(CV茅原実里)が登場して、前説…と思いきや、前説らしい前説(注意事項とか?)は特になくて、小芝居に終始していました。なんだったんだあれは(笑)

 そのサマ鳥が引っ込んで(袖のスタッフに引っ張られてよちよちと横歩きするのが笑いを誘います)、…バンドの登場とともに流れたピアノのSEが、…あっ、懐かしい、って思ったんです。あとから知りましたが、2009年の第1回のSUMMER CAMPのときのオープニングSEだったんですね。水色のフリルのミニスカートと、肩をざっくり出した、夏ライヴっぽい!みのりんが登場。

8/7

・Tomorrow's chance

・Plumeria
純白サンクチュアリィ
・詩人の旅
Lush march!!

《アコースティックコーナー》
・Love Blossom
・Joyful Flower
・あなたの声が聴きたくて

・Theme of CMB (instrumental)

・NEO FANTASIA

・Hopeful "SOUL"
・輪舞-revolution
・赤い棘のギルティ
・夢幻SPIRAL
Paradise Lost

・美歌爛漫ノ宴ニテ
・We are stars!

-encore-
・Sunshine flower
・Contact 13th
Freedom Dreamer

-double encore-
・purest note~あたたかい音
・(打ち上げ花火)

8/8

・Tomorrow's chance

・夏を忘れたら
純白サンクチュアリィ
・詩人の旅
Lush march!!

《アコースティックコーナー》
・Love Blossom
・Joyful Flower
・凛の花

・Theme of CMB (instrumental)

・NEO FANTASIA

・Hopeful "SOUL"
・TERMINATED
・赤い棘のギルティ
・夢幻SPIRAL
Paradise Lost

・美歌爛漫ノ宴ニテ
・We are stars!

-encore-
・Sunshine flower
・Contact 13th
Freedom Dreamer

-double encore-
・purest note~あたたかい音
・(打ち上げ花火)


●オーディエンスは、着席必須・発声禁止、のレギュレーションですが、コールは過去ライヴ音源(?)のSEが入るという仕掛けで、どこからともなくハイハイという怒号が聞こえます。ちょっと可笑しいですが、やっぱりこれがないとね、というものでもあります。──入場時配布のフラッグだけ振っていましたが、オープニング一曲目の『Tomorrow's chance』、最後の「うぉううぉうちゃーんす!」は、とっさに声が出そうになって、焦ってしまいました。

●『純白サンクチュアリィ』がかなり先の方に来たので、慌ててキンブレを取り出しました。でもなんかキンブレの調子が悪くて…これ二年ぶりに引っ張り出したので…。

みのりん、「いつも通りのライヴをやる」のはいいんだけど、例えば純白とかパラロスの例の大サビのところで、オーディエンスにマイクを向けるのは、やめてください(笑/歌いたくても歌えないんです!!)。──これ、翌日は、やめてましたね(笑)。

●『詩人の旅』はちょっと泣きそうになったなあ。最初期のみのりんのライヴシーンのキラーチューンの一つだし、いろんな思い出がかけめぐりました。

●今回、ステージ後ろや上空に、ドローンが飛んでいて。今日のこのライヴはストリーミング配信もしているし、面白い映像が撮れてるんだろうなあ、と思っていました。新しい時代ですねえ。曲中は特に気にならないのですが、曲間のMCの最中とかだと、けっこう、大きい羽虫みたいなブーンという音がするんですよね。ただ、ステージや客席の上空には飛んでこないように制御していたようです。

●例年、「雨男」という役回りを演じていたギター馬場さん(チャンババ)ですが、今年は、「実は自分は雨男ではない、晴れ男である」という、最後のどんでん返し。これまでのあれこれはなんだったんだいったい(笑)。

●アコースティックコーナーでは、バンドメンバのコーラスがいい感じ。これまでにもキーボード須藤さんがコーラス入れるのはこれまでにも何度かありましたが、バンドメンバ4人でコーラスするのは初めてくらいだったのではないかな。

●後半のみのりんは濃い青色の、ロングのスカートとホルターネック風のドレス。さらに『赤い棘のギルティ』あたりからはこのロングスカートが外されてミニスカートになっていたと思います。──「希望の歌です」と話して歌った『Hopeful "SOUL"』、この曲は、みのりんがやたら力を入れて歌うのが以前から印象的でしたが…。

●この日はここで『輪舞-revolution』が入ったんだよなあ。言わずと知れた奥井雅美さんのカヴァー曲ですが、『Parade』ツアーのときのこの曲の盛り上がりが懐かしいですね…。

●そういえば、入場時に、黄色のペーパーポンポンを作るやつが配られてたんですよね。みのりんへのサプライズだと言って。こういう細かい作業、苦手なんだけど(笑)と思いながら作って、アンコールの『Sunshine flower』のときにそれをみんなで振りました。「みんな持ってきたの?」とびっくりするみのりんでした。これ翌日もやるのかな、と思ってたら、翌日も配布されました。さすがに一日目でネタ明かしはするんだと思うけど…(?)

●アンコールのMCでは、最後のミニアルバムの発売が告知されました。音楽活動をやめると言ったのに、最後に作品を出したいというわがままを通してもらった、とのこと。そして、12月26日に神奈川県民ホールで「ラストライヴ」を開催するということです。ラストライヴという言葉が出てきてしまったのか…。みのりん本人も、若干、絞り出すように言っているように聞こえました。みのりんは「3回くらいやりたい」と言っていましたが、1公演だけのようです。神奈川県民ホールも、なつかしい会場ですね…。

●ダブルアンコール恒例の打ち上げ花火、今年もしっかり上げてくれました。そして最後のごあいさつをしようとするタイミングで、ステージの後ろを白っぽいねこが横切る、という謎の事件がありました。観客が不自然にざわざわするけれどみのりんたちは何が起きたのかわからず(笑)

●この界隈の風習として、ライヴ終演後の「三本締め」というのがありますが、これをしっかりサマ鳥が出てきて音頭を取るという、「わかってるな!」という趣向もありました(笑)

 というわけでこの日は19時50分頃終演。規制退場と言われるのを待たずに、先んじて出ていく人が多くいましたが、これはしかたない面もありますね…列車の時刻にライヴの進行が合っていないのです。ぼくは規制退場で出て、この時間では20時12分の富士急行線には間に合わないので、ゆっくり一服してから、歩いて河口湖駅へ。──20時52分の富士急行線でゆったり帰りました。富士急行線も、大月で乗り換えた中央本線普通列車もまたガラガラに空いていました。


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 会場前の等身大ポップ、雨に濡れてしまって…

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 河口湖駅、20時40分。

*

 翌日、8月8日(日曜)も、同じ時刻の列車を乗り継いで、河口湖へ。この日も出かけるときは雨でしたが、河口湖駅に着いたら陽射しが出てきていました。最後にきっかり晴れたのか。

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 今年のみのり編成。例年のように広告ジャックされていたはずですが、ぼくが乗ってきたのよりも早い時刻の列車に充当されていて、ぼくは留置されているのを見ただけでしたが、後から知ったのですがこれドア開けて中に入って撮影することができたのだとか。

 二日目の座席は2Fブロックでした。そういえば、今年はステラシアターの備品(?)の発泡ウレタンの座布団が各座席に配置されていて、でもステラシアターの石段状の客席は、どこからどこまでが席番一つぶんの領域(?)なのかわかりにくくて、一日目は使わなかったんですよね。この日は座布団を使って、多少、おしりもラクでした。

●「いろんなサマチャンがあったよね、太鼓を叩いたり…」という話の流れで、なぜか、「とれいんコーナー」のフリをやる羽目になり(あれは2014年のサマドリ2ですね)、しかしなんだかちょっとフリが違ったような…(?)

●『We are stars!』は、コロナ禍のためにライヴで化ける機会を逃した、不遇な曲になってしまったよなあ…。

●アンコールの『Contact 13th』で、この日は、1番の歌い上げを間違えたんだよね…。まさかの、いやいや、いつもの? ──この日は収録されているためか、歌い終わって、「プロデューサーのすずめちゃん(バンダイナムコアーツ鈴木めぐみさん)を探してるの。…このまま進めてもいい?」→PA卓横から、全身のジェスチャーで「マル!!」をする鈴木さんでした。みのりんはこれでいいんだよね。(笑)

●最後の挨拶のMCで、ベースの“しんちゃん”岩切信一郎さんも、ギターのチャンババも、「またやろう」と…。バンマスのキーボード“ケニー”須藤さんも、「ちょっとお休みして、また、音楽的に芽生えてきたら、またここでやろうよ。CMBはいつでも飛んできます。みんなもそうだよね。」と言っていたのが印象的でした。事前に公開されていた、ハートカンパニー斎藤さんのウェブラジオでも、須藤さんは、若干、納得してない感を出していましたもんね。みんなの思いを代弁してくれました。(CMBでは、ケニーはお父さん感、ガンちゃんは親戚のおじさん感があるよね^^)

●ダブルアンコール恒例の打ち上げ花火、みのりんの浴衣は、一日目は青と赤のあさがお、二日目も、水色の地に大きな百合の花が散った柄でしたね。

●二日目は、ダブルアンコールの後も終わらない手拍子、終わらないSE。ひまわりの花束を振りながら、あいさつだけ、出てきてくれました。

*

 終演後、会場前にたまる客に、「密状態が見られます、すみやかに出口へ向かってください」と言って回るスタッフ。ある程度は防ぎきれないものがあるかな…。それに、会場を出てしまえばそれでいいのかっていう根本的な問題もあるわけで。──ぼくは来るまで気づいていなかったのですが、夜に外で食事をするなんていうことがすっかり考えられなくなっている首都圏と違って、山梨県は「緊急事態宣言」でも「まん延防止等重点措置」でもないので、レストランなりなんなりが普通に開いているのですね。なので、ライヴ後に連れだってロードサイドのお店に入って行く集団があちこちに見られました。なにごともないことを祈るしか。

 二日目も19時55分頃に終演して、規制退場で出て一息ついたあと、特に急がずに歩いて、前の日と同じ20時52分の列車に乗りましたが、二日目の帰りはある程度の混雑を覚悟していたところ、全然、ガラガラだったのです。後から知りましたが、この日の富士急行線は突発で河口湖駅20時31分の臨時快速を出していたそうで、おそらく会場からのシャトルバス勢はそちらに乗れていたようです。そういうのは先に言っていただきたい!(笑) でも、富士急がそのスジを出しても、昔と違って大月で最終の上りの特急あずさに乗れなくなっているから、まあ、いいんですけどね(?)。それに、一応、この時間でも、大月で21時54分の中央本線に乗れて、23時半頃には帰宅できるのでした。

*

 一日目のアンコールのMCで思ったんだけど、「歌うのが好きなんです」「みんなの笑顔が見たいんです」、…それ以外に伝えたいメッセージもモチヴェーションもなくなっちゃったんだろうな、と感じたんですよね。でも彼女は、アーティストとしては最初からそれしかない人だったと思います。でもそれでよかったんだし、そういうみのりんにこれまでついてきたんだよな、と。

 彼女が、活動休止までの今年いっぱいで「決まっている仕事を一つ一つ終わらせていこうと思っていた」という意味のことを言ったときは、胸をえぐられるような思いがありました。彼女の歴史を、彼女の“パレード”を、終わらせる、と本人の口から聞かされるのは、本当につらいことです。

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 通い慣れた道です

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 ファミリーマート船津登山道店さん。毎年立ち寄っていました。(この“みのりんロード”は、ステラシアターまでの最後のコンビニがここだったんだよ! なんかいまはローソンができてるけど! 昔はなかったじゃんね!!*1) ──ここはある意味でみのり勢の聖地みたいになっていて、今年は店内にメッセージボードを設置して、ファンのメッセージを集めていました。あとでみのりんに渡すのだとか。

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 この道も、もう来ることはないんだろうなあ

*1:ただ、たしか、SUMMER CAMPが始まった頃はこのファミマもなかったはず…。BELLよりも手前のセブンイレブンに立ち寄ってた記憶があります。この10年余りでこの界隈はコンビニが増えましたね。