night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

大河ドラマ『太平記』アンコール放送 感想(2020年5月~2021年3月)

えーっ、今って『太平記』の再放送してるの?!知らなかったー撮りたかったー見なきゃー https://t.co/IOdOWmx5ce 日曜日朝6:00~ NHKBSPだって
2020-04-19 21:42:19
再放送が始まったことに最近気づいた、大河ドラマ『太平記』、今日の5話から見た。この回の最大の見どころは、佐々木判官のかまとと芝居だよなー。…「いや、違う!」(ニヤニヤ
2020-05-03 20:38:56
アンコール放送の『太平記』15話、見た。名場面ばかり。楠木正成との対話も見せ場だったけど、しゃれこうべに蛇が這う演出、「慈悲の心は犬に喰わせてしもうた」、菩薩の絵に散る禍々しい赤絵具と高氏の足元に散る紅葉…。はっとする演出が多かった。改めてみると本当に力の入った大河ドラマ。
2020-07-12 23:37:45
アンコール放送の『太平記』17話、佐々木判官の芝居が凄まじかった…!
2020-07-27 23:55:13
鎌倉炎上予定日は8/30(日)!>RT
2020-08-11 08:30:58
すごいわかる。金八なんだよね。なにのそれがすごくはまってるの。ほんと誰が考えたんだあのキャスティング、ってかんじ>RT
2020-08-11 12:25:32
あ…『太平記』19話の、登子ねえさんの“綴じ糸”、そしてそれが切れる描写、そういう意味があったとは、気づいてなかった…そうか…
2020-08-11 12:32:32
(でもたぶんあれ高氏も気づいてないぜ())
2020-08-11 12:33:12
『太平記』20話『足利決起』見た。花吹雪の京都に高氏が入城する場面、そうか当時の桜はヤマザクラなんだ、ソメイヨシノはこの時代にはないんだ!といまさらながら感心しちゃった
2020-08-16 08:49:25
『太平記』21話『京都攻略』見た。京都攻略と言いつつ見せ場があるのはやはり鎌倉攻めの方のエピソード、とくに太守と赤橋守時のシーンだよなあ。どんぐりまなこで、よだれまで垂らしていたバカ殿の太守が、急に王者の風格を見せる。ものすごい緊張感だった。…次回、鎌倉炎上!!
2020-08-23 13:46:34
太守「共に鎌倉は祖先の地、御辺もわしも他に逃げてゆく国はない。この鎌倉を、兵や馬で踏みにじる者あらば、戦致すほかあるまい。」
太守が初めて母親や円喜に逆らって、赤橋守時と目線を合わせて言うこの台詞、決然としていて、同時にものすごく深い虚無があって、とても印象的。
2020-08-23 13:56:08
鎌倉に「建長寺、極楽寺、洲崎」の三方から攻め入られたというナレーションがあった。正直、ものすごく狭い範囲の三方だ。鎌倉って本当に「要害の地」だったのか、狭すぎるのではないか?という疑問は、たしかにあるなあ。
2020-08-23 13:59:17
あと、鎌倉にその三方から攻め入られたら、東勝寺なんかに立てこもってないで金沢街道を通ってさっさと逃げようよ、と地図を見ると改めて思う。新田義貞は、実は退路を残していたのではないか? だけど太守は逃げなかったんだねえ。次回、鎌倉炎上…。
2020-08-23 14:09:59
吉川英治の『私本太平記』は読んだことがないんだけど、今日の、太守と赤橋守時の名場面、該当箇所に目を通してみた(青空文庫で)。いやー、驚いた! あのドラマは、吉川英治が書いた台詞や場面をうまく使いながら、吉川英治とはまったく逆の解釈をしてるんだね。脚本の池端俊策氏のすごさを感じた。
2020-08-23 17:48:50
そういえば、太平記のオープニングのこのものすごい滝って、いったいどこの滝なんでしょうか? https://t.co/grI7z2yHGS
2020-08-29 00:35:27
『太平記』22話『鎌倉炎上』。新田義貞の軍略、陰惨な市街戦ののち、炎に包まれる東勝寺で次々に倒れていく北条一族。壮絶な滅びを描きつくした、屈指の名作回でした。そして、親の仇の一族を滅ぼしたにもかかわらず、焼け跡を歩く右馬介に、去来する虚無感。戦争の本質とは…。
2020-08-30 10:25:23
「孫たちは極楽寺口で戦うておるのじゃ…励ましてやらねばのう…」
「修羅を行く輪は業の焔」
「足利の陣営、戦に勝ったと笑う者一人もなく、不思議の勝ち戦にて候」
2020-08-30 10:25:55
太平記24話『新政』。あっちこっちで不穏の芽が立ち上がる一方で高氏サンは相変わらずのさわやか青年将軍ぶりなのでみているこちらの不安も高まってくるわ…
2020-09-13 14:02:52
あと、前から思っていたけど、『太平記』、いまは劇中でも季節としては夏なんだが、京都のシーンではクマゼミがないていて、鎌倉のシーンではアブラゼミがないている、というところが、関東と関西の風土の違いをちゃんと出していて、よい
2020-09-13 14:13:10
大塔宮の部下がゴロツキばかりで、だめだこいつなんとかしないと…という感じだが、ちょっと面白かったのは、新田義貞の奥さんという人。急にやってきて世話女房みたいに口うるさくたきつけるもんだから新田義貞もうんざりしてる、っていう感じの芝居で、…あ、勾当内侍が登場する伏線なのか!
2020-09-13 16:09:15
太平記25話『足利尊氏』。天皇から諱の一文字を与えられついに「尊氏」に改名した足利さんでした。優雅な舞を見せる北畠顕家こと後藤久美子さんが美しかったですね…年代的には顕家はまだ十五か十六歳のはずで、「美少年キャラ」をNHK大河でああいう役柄で表現したのって改めてなんかすごいなと思った
2020-09-20 20:36:45
なんというか、基本的に静かに進行するドラマじゃないですか。声を荒げる台詞はそれほど多くない(大塔宮一味は放っておいて)。その中であの天皇の大声一喝は、ものすごい迫力なわけだ。(どうでもいいけど、今やってる何かが来るほうの大河ドラマは、みんなで怒鳴り合ってて、うるさいんだよね…)
2020-09-20 20:39:33
あと印象深いのは右馬介。北条の滅亡を見届けて虚しさを覚えた右馬介は仏門に入ろうとするが、暇乞いは許さぬ、新しい世を共に見よう、と尊氏に言われる。主君にそこまで言われたら感動するだろうしそういう意図の脚本ではないかと思うけれど、右馬介の表情には変わらず虚無と苦衷が浮かんでいた
2020-09-20 20:45:00
太平記26話。三位局一味(本木雅弘含む)のねちっこい演技に新田義貞が負けている感じがするが勾当内侍とぶつかって扇を取ってあげる出会いの演出にちょっとコノヤロウと思う(笑)。
2020-09-29 23:51:31
天皇の三人の息子のうちあの一番下の子が器量があるというのは演出的にはよくわからないが、天皇の息子を奥州に奉じようという北畠親房、これって古代ローマの副帝みたいな分割統治を目論んでたということなのかねえ。でも考えてみれば足利の鎌倉公方も同じことなんだよな
2020-09-29 23:55:23
そして、別のドラマのせいでもはや悪役にしか見えないが(こっちでもそのうち正体を現すのだが)主君に合わせて万葉集の山上憶良をすらすらとそらんじる柄本明。「瓜食めば子供おもほゆ 栗食めばましてしのばゆ いづくよりきたりしものぞ まなかひにもとなかかりて やすいしなさぬ」
2020-09-29 23:57:02
当時、子供には特別な(人ならざる)力があると信じられていた、という解説のナレーションは、ふーむ、と思った。それを踏まえるとこの憶良の歌も違ったニュアンスが出てくる、かもしれない
2020-09-30 00:05:44
太平記27話。砂金を見せびらかす金八先生にも学級崩壊が止められず呆然とする尊氏いいんちょ。床にぶちまけられたお菓子を残ってボリボリ食う柄本明が不気味であった。
2020-10-04 15:49:33
太平記28話『開戦前夜』。出ました、日本史のオリコン1位!!「このごろ都に流行るもの♪ 夜討ち強盗ニセ綸旨♪」(あなたがわたしにくれたもの♪のメロディで)
2020-10-12 23:56:41
太平記28話、名シーン多し。宮中の根回し政治を教えようとニヤつく判官に、取引は嫌いだ、取引ができるなら戦しなかった、主上に思うところを申し上げるのに何故周りと取引せねばならぬ!と本気の心中をぶつける尊氏サン。尊氏を止められない判官の、「足利殿!あsh!」という台詞もわざとらしい?
2020-10-12 23:57:35
天皇と対面する尊氏。「直答を許す!」天皇のこの威厳にちょっと震える。関東に派兵して幕府を開くつもりだろう、と言う天皇に、尊氏は、天下を率いようとは思わない。肩が凝るし性に合わない。ただ戦で死なせた者たちに報いる世を作りたい、と真剣に吐露する。
2020-10-12 23:58:32
このとき、並み居る廷臣どもを飛び越えて、天皇と尊氏の間に、確かに通じたものがあった。その後の歴史を知っているから余計に印象深いシーン。
2020-10-12 23:59:34
そして大塔宮が尊氏に戦いを仕掛ける。戦じゃ!と飛び込んできた判官に、味方は少ないけど「判官殿が来られた。」と恬淡としてる尊氏サン。この二人の関係は、なんなんだろうね(笑)。勇猛な武家の棟梁だが同時になぜか楽天的で、厭世的なところもある、という尊氏の不思議なキャラクタ、本当に面白い
2020-10-13 00:00:44
太平記29話『大塔宮逮捕』。「内裏で雪を見るのは何年ぶりだろう。雪がいつ降り、いつやんだやら…」結局、この人は何と戦っていたのか…。それぞれの生まれながらの立場が否応なく戦争に駆り立てる。大塔宮は、その虚しさを、実は誰よりも早く理解していたのかもしれない。
2020-10-18 22:43:44
太平記30話。中先代の乱が始まる。直義が鎌倉から「井出澤」に向かうという台詞がありましたが、井出の沢というのが、うちの地元・町田市の、本町田にある地名なんですよね。685年前のこのへんで絶賛戦争中だったわけだ。また大塔宮を殂しに来る直義の家臣の武者が淵野辺という人だったりするし。
2020-10-25 22:25:50
太平記30話に出てきたフチノベさん(淵辺義博)という人の記事を見てるとなかなか興味深い。まさに相模原の淵野辺あたりの地頭で、実は大塔宮を逃がしたという話があるとか、境川の龍を退治したという伝承があるとか(この手の話はおそらく治水工事を意味してるよね)… https://t.co/7di4CSXZd6
2020-10-26 00:29:57
「大塔宮の首」という頭のミイラが今でも都留の方の神社に保管されているという話も聞いたことがある。義経なんかもそうだけど、こういう、「流離の貴人がいろんな地方で謎の尊崇を受けている」という現象、不思議だなあ。
2020-10-26 00:35:57
太平記32話『藤夜叉死す』、宮沢りえの千穐楽回である。瀕死の重傷を負った藤夜叉のために、仇である「足利の大将」に助けを求め、尊氏と二人きりにしてそっと出ていく石。
2020-11-08 22:33:07
鎌倉を捨てる時に大塔宮を害してきた。都に戻らねばよいのです!と言い放つ直義。「都がどんどん遠くなる。己が選んだ道だがのう。…軍議じゃ軍議じゃ!」と嘯いて佐々木判官は去っていき、独り残された尊氏さんの、「軍議じゃ…敵が迫っておる…」とつぶやくその表情が、ものすごかった。
2020-11-08 22:35:51
藤夜叉と、藤夜叉が望んだ「よき世」、「美しい都」、そして天皇、…若いときに憧れた美しいものたちから、尊氏はどんどん取り残されていく。自らが望んだはずの世界で。
2020-11-08 22:37:39
ところで、大河太平記を見ていると「橋本」という地名がよく出てくる。現代では橋本と言われると、相模原か、京阪か南海の駅名か?と思うがそうではなく、遠江国の浜名湖の近く、今の新居の付近にあった中世の東海道の宿駅で、明応の地震の津波でそのあたりの地形は大きく変わっているのだそうだ。
2020-11-08 22:49:51
太平記34話。激動の回だった…天皇の怒り爆発。勾当内侍にふられる新田義貞。「官軍」が攻めてくるとて本気で狼狽する尊氏さん。佐々木判官に言いたい放題言われてるときに台詞が一つもないのに表情だけで芝居していたり、右馬介に諭されるときの表情の変化など、尊氏さんの表情の芝居が目立つ回だった
2020-11-26 00:41:15
浄光明寺って行ったことないな。
2020-11-26 00:46:49
太平記35話。佐々木判官、かすかにニヤッとして「思うところあり、寝返り御免!」…じゃねーよこのやろ、と思うけどw あと印象的だったのは戦勝の宴で北畠親房卿が凄んだところ。なにが戦功だ俺たちが奥州にされてる間に都で乱をおこしやがって、ってしかもそれをあの食えない不気味さで言い放つのだ
2020-11-29 15:57:49
それにしてもあっという間に尊氏軍は畿内に攻め入って新田義貞は淀まで引いてるし、かと思えば北畠軍は奥州から攻め上ってくるし、めまぐるしい。東海道を軍勢が行き来しすぎだろう。描かれないけど、そのたびに民衆は助郷的なこととか兵糧を徴発されたりしてひどい目にあっていたのだろうと…
2020-11-29 15:58:53
尊氏さんと金八先生(?)の面談のシーンも印象的。楠木殿と戦いたくない、共に新しい世を作りたい、と熱弁する尊氏さんに、正成は、ふっと寂しそうな顔をする。帝の恩にはそむけない、と。そしてひたすらするめをあぶって食う正成であった(笑)
2020-11-29 16:05:11
もう次回が「湊川の決戦」なのか…早くない?! 金八先生、亡くすのは惜しい
2020-11-29 16:26:03
『太平記』37話。湊川の決戦で敗れた楠木正成が自刃する。息子と奥方がその首を迎える場面、「殿はようやくお帰りになられた。もう戦に行かれることはない。この河内に皆とともにずっとおられようぞ」…土に生きたかった正成の気持ちを、久子さんは一番よくわかっていた。このシーンは泣いてしまった
2020-12-13 22:58:16
人が変わったように勇ましく都に攻め上った尊氏サンも、底知れない厭世を抱える。判官との会話に、清水寺に参詣した、この世は夢のようなものだ…という話が出てきて、おお、と思った。尊氏が清水寺に奉納した願文に「この世ハ夢のごとくに候…とく、とんせいいたしたく候」というのがあるんだよね
2020-12-13 22:59:33
この回の最後の見ものは、義貞が尊氏の陣に向かって一騎打ちを申し出て、尊氏が受けちゃう場面。義貞、脳筋かよ、史実ではあるまい、と思うけど、ドラマ的には真田広之と根津甚八が本当に馬を操りながら切り結んでいるというものすごい場面になった(あれはスタントじゃなくてどちらも本人だよねえ)。
2020-12-13 23:14:57
太平記38話。尊氏さんと後醍醐天皇の最後の対決、そして決別。「無念でござりまする」とまっすぐに主上を見据える尊氏の目にも、帝の目にも、光が浮かんでいた
2020-12-20 20:26:22
後醍醐院が脱走する。足利殿の曖昧な態度のせいで二つの朝廷の戦だ、となじる佐々木判官に、尊氏は自ら描く地蔵菩薩を眺めながらつぶやく。「一度つけた墨は白くはならぬ。もはや引き返すことはならぬ。さようなことは…」尊氏さんの、これまでにない暗い目つきにぎょっとした。判官も気づいたね。
2020-12-20 20:31:27
太平記39話、この回は北畠親子に尽きる…。「戦いに疲れました」と涙を流す顕家を見て虚をつかれたような表情をみせる北畠親房。そして息子の死を知らされたときの慟哭。白塗りの公家の怪物と美少女が演じる青年武将というわけのわからない組み合わせなのに、近藤正臣の演技がものすごく刺さる、泣ける
2020-12-29 00:36:33
太平記41話、不穏な回だ。どこかで大きな間違いをしたかも知れぬ、足利党は何かが狂ってしまった、とつぶやく尊氏に、ご案じなさいますな、と慰める登子さんの目つき。戦のゆくえ、足利家の不調和、家族の軋み、そのなにもかも、生み出したのは尊氏自身なのだ。悪役の正体を現す柄本明も最悪である
2021-01-10 22:33:44
太平記42話。どんどん邪悪な方にたたみかけていく足利一門だけど、この回で一番胸を打たれるのは、登子さんの、深い深い虚無ですね…。
2021-01-17 23:17:08
太平記43話。柄本明をはじめとする邪悪チーム(?)は置いといて、この回で最も印象的なのは北畠親房卿の表情。楠木正成の息子を見たときの表情…、喪った自分の息子と、自分がかけた言葉を思い出していたのだろうね。そして、尊氏と隠密の頂上会談をしたときの表情も。
2021-01-25 22:28:40
足利の幕府を認めることができるなら斯様な長戦はしていない、どうあっても幕府を認めるわけにはいかない…。このときの北畠卿、自分の言葉を本当に信じているのか、それとも…。いろいろにとれる、複雑な表情をしていた
2021-01-25 22:29:19
勝ち目のない戦を果てしなく続け、たくさんの息子たちを死なせなければならない。大義のために。…あの北畠卿は、本当にそう信じていたのか?
2021-01-25 22:29:48
なんとなく、諸葛亮孔明を思い出したんだよね。あの人も、先帝と約束してしまったがために、疲弊していく国力を振り絞って勝ち目のない北伐戦争を指導し続けなければならない運命にあった人で…。
2021-01-25 22:31:10
太平記、なんだかんだで48話まで。薪割りのシーンも印象深かったけど…。終盤の、尊氏と花夜叉の会話。花夜叉とは、これが最後の対面になるのかな。
2021-03-03 00:21:41
これは名シーンだった。不思議な縁の花夜叉と再会して、舞の道に生きるそなたたちが羨ましい、「…戦うても戦うても、美しい世が見えぬ。」と本音を吐く尊氏の、声が、揺れるのだ。
2021-03-03 00:22:35
だが花夜叉に、我らはじっと待っている、穏やかで美しい世を作るのは御殿だ、と励まされた尊氏は、虚を突かれたような目をしてから、「…うむ、かたじけない」、そして花夜叉をしっかりと見据えて、かたじけない、と改めて言う。そこに至急の使いの声がかかる。ふっと寂しそうな笑みを作る尊氏。
2021-03-03 00:23:05
いや、ほんと、名芝居。太平記、残るはあと1回、最終話のみか…。だがこのドラマの最終話は尺が普段の回の倍くらいあって、実質二回分だったりするのだけれどね。
2021-03-03 00:24:20
太平記最終話、見終わりました。弟殺しの壮絶な場面についても、「わしはまた生き残ってしまった」と天を仰ぐ尊氏にも、もはや言葉がない。
2021-03-08 00:16:32
最後の登場の亜相殿にも、老いた姿に、息子を失ってなお十数年、大義のために謀略と戦争を続けるこの人の、業よ…と思ってしまった。だがそれだけに、最後に「…これでよい。」と納得してしまう尊氏の描き方には、どうにも納得できないのだ。
2021-03-08 00:18:49
等持院、ちょうど去年の3月に訪れた。改修中だったけど、庭園と尊氏の墓石は見ることができた。本当におおらかなお庭で、大将軍なのにひっそりと隠れるように、墓石があった。印象深い墓だった。等持院の改修は終わったと聞くので、また京都に行きたいな https://t.co/gAw4CNta2u
2021-03-08 00:24:22
ふと思ったのは、尊氏の死につながった、背中の「癰」について…。これまでの劇中、登子さんがまさにその場所に灸をすえる場面があったよね。「近頃、登子の灸は熱うてかなわぬ」。脚本が、ほのめかしていたのか…??
2021-03-08 00:39:13
まあ私も火傷があるんですけど、抗生物質とかのない時代、へたに細菌感染したら治療法はなかったんだろうなあ、と思う
2021-03-08 00:40:46
なんかさあ、結局、直義も直冬も、最終的には「ただ、愛してほしかった人」で終わらせてしまったの、納得できないんだよ。でも、ドラマとしては、これ以上ないんだよ。ずるいよ。直義を殺した後の夜明け、げっそり年をとったような尊氏。父が斬れるか、と言い捨てて本当に史書から消えてしまう直冬。
2021-03-08 00:51:13
「小さな、醜い木切れでも、あれは、岩神様やも知れぬ。美しうはないが、あれも神やも知れぬとな。…そう思わねば。そう思わねば!」
2021-03-08 00:53:57