■パナソニック汐留美術館>ラウル・デュフィ展 絵画とテキスタイル・デザイン
ラウル・デュフィという人について特に知識はなかったのだけど、以前に松江の島根県立美術館で見た、『ニースの窓辺』というふわっと明るい色合いの絵が好きだった。その絵も来ていて、再会できたのだけれど、この展示は、実は絵画作品の数は多くなくて、織柄やプリントなどのテキスタイル・デザインがたくさん展示されていた。布地のデザインはパターンの連続で作られることが多いようだけれど、神話をモチーフにした陰影のあるパターンや、ちょっとサイケデリックな色の取り合わせなどを、じっと見ていると、ちょっと目が回りそうになる。