night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

10/15(月)旅行のはじまり

 今回の休暇旅行のテーマは、

 …この一点のみ。4日前に、往復の航空券と、台北の都心の適当なホテルを、パッケージで手配した。台北はすでに2回訪れているし、故宮博物院にも行ったことはあるのだが、この歳になって改めて行ってじっくり見たいと思っている場所だった。気を張らずにぶらぶらしたい。

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 今回、最終的にかかった費用は以下の通り。

  • 東京成田ー台北桃園の往復航空券+台北市内ホテル(3泊):56,925円(キャセイ・パシフィック航空のパッケージ)
  • 地元ー成田の交通費:7,160円
  • 現地での外貨キャッシング(手数料・利息込み):25,992円(=NTD7,000元+432円)
  • 台湾用モバイルWi-Fiルータのレンタル料:2,520円

 NTD(新台幣)1元が、3.7円くらい。前とあまり変わらないようだ。旅行中は1元=4円で計算していた。

 合計で10万円に達していない。キャセイ、なんでこんなに安いのだろう。キャセイのウェブサイトから直接、航空券とホテルとパッケージで購入して、ホテル代がほとんどタダじゃないかと思われるくらいの価格である。もちろん、もっと安く済ませる方法はあって、LCCならもっと安い*1というのは確かだけれど、たまの休暇旅行ぐらい普通に飛びたい。通信は、空港で出発時にモバイルルータを借りることにしているが、今の旅慣れた人だったら、SIMフリースマートフォンを持っていて現地でSIMを買って、この半分以下の費用で済ませるところだろうけれど。

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 10月15日(月曜日)、午後便なのでゆっくり家を出た。なんだか、気の持ちようがいろいろと適当になっていて、あまり気を張って調べたりしていない。着くのは松山空港ではなく、台北の都心から遠い桃園空港だが、桃園空港には最近、桃園機場捷運という電車が開通したそうなので、一人で空港に着いても特に困らないだろうし、ホテルの最寄の地下鉄駅だけ調べてスマートフォンスクリーンショットしておいた、という程度である。

 さらに、成田空港まで行くのも適当になっており、空港行きバスの予約もしておらず*2、なんとなく新宿まで出てきて、なんとなく12時10分発の特急『成田エクスプレス25号』の特急券を買った。

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 昔は、成田エクスプレスなんて高い乗り物だ、という思いこみがあって(京成の普通電車で成田空港に行ったという友人の話を目を輝かせて聞いたりしていた)、選択肢になかったけれど、よく考えてみると、地元町田から成田空港行きのバスが3,600円である一方、新宿から成田空港までが3,190円であるので、値段的にはべつに高くはないのであった。ただ、鉄道(とくに総武本線)は、不通リスクが高いと思うので、やはりあまり積極的に使おうとは思わないけれど…。車内はWi-Fiも飛んでいて、中国人観光客も静かで、ただ新小岩を通過するまでは気を揉んでいたけれど、快適に新宿から1時間13分で、空港第2ビル駅=成田空港の第2ターミナルに着いた。

 出国審査が、機械にパスポートを当てて顔写真を撮られる、自動化ゲートになっていたのは、初めての経験だった(出国スタンプは、別途、押印してもらう)。──ぼくが乗るのは、15時40分発のキャセイ・パシフィック航空(國泰航空公司)451便で、これは香港行きの台北経由便である。そう言えばこの便は、2005年に台北に行ったときにも乗っていて、そのときもだいぶ安いパックツアーだった。キャセイは穴場なのかしら。

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 平日の午後の成田空港は適度に空いていて、カフェでビールを飲んでよい気持ちになっていたが、15時過ぎにはもう搭乗が始まった。左側3列席の通路側を占めた。機内のアナウンスは、英語・広東語・日本語・中国語普通話の順番である。

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 キャセイ機内食。カリー・ライスかスパゲッティ・カルボナーラソース、と言うので、カーリーファン、と頼んだ。まあ、あまりうまくはない。スパゲッティのほうはマカロニらしかった。

*1:台北なら、ピーチ、バニラ、スクート、タイガーエアなど何社も飛んでいる。

*2:神奈中の成田行きのバスの便数が減っていて、ちょうど時間が合うバスがない、ということもあった。