night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

9/23(日)石老山

 石老山とは相模湖の南側の山並みのひとつで、手頃な山歩きができそうだったので、友人と行ってみることにしていた。だがこのところ雨が多く、つい前日まで雨が降っていたのが心配だ。

 9月23日、中央本線相模湖駅で10時に集合して、駅前のロータリーから路線バスに乗る。この路線バスは、旧津久井町の「三ヶ木」行きの神奈川中央交通バス(津久井営業所管内)で、家族連れや若い人でいっぱいになったが、そのほぼ全員がさがみ湖プレジャーフォレストで下りていき、残りのわずかな登山者も次の石老山登山口で下りて、バスは空っぽになって三ヶ木に向かっていった。

 登山道入口の標柱からも、しばらくは車が入れる道が続く。奥にある病院と、顕鏡寺というお寺までは車が入るようなのだが、病院の前から登山道は山に入った。だが、登山道にはジャージャーと水が流れていて、軽く沢登りのようですらある。近日の雨のせいだろうが、これはよくない。この調子が続くようならやめたほうがいいな、と思いながら登る。

f:id:jawa_jawa:20181005222720j:plain

f:id:jawa_jawa:20181005222723j:plain
 顕鏡寺で休憩。登山道の近くには岩窟などがあっておどろおどろしいが、寺の横からは、橋本の方向に眺望が開けていた。──柳原白蓮の墓があるというのだが、どこだかわからなかった。どうやら、寺の背後にある墓地のなかにある一族の墓のひとつらしい。墓地によそ者が入り込むのもよくないので、探すのはやめておいた。

f:id:jawa_jawa:20181005222724j:plain
 全部で何丁なのだろう

f:id:jawa_jawa:20181005222722j:plain
 巨岩が次々に現れる。

f:id:jawa_jawa:20181005222721j:plain
 尾根に出るまでにだいぶ息が上がった。

f:id:jawa_jawa:20181005222725j:plain
 相模湖が眼下に広がる。

f:id:jawa_jawa:20181005222726j:plain
 山頂に着いたのは昼過ぎだった。しかし、案に相違して、眺望はほとんどなかった。──食事をとって、また歩き出した。

f:id:jawa_jawa:20181005222728j:plain
 明神平。狭い休憩スペースは老人の集団で埋まった。

 かなりきびしい下りルートで、しかも下りて行くにつれて薄暗くじめじめしたつまらない山になってしまうので、テンションも下がる。14時過ぎに下山した。帰りはプレジャーフォレスト前のバス停から15時に出る橋本駅行きの路線バスで、1時間あまり。休日に二本だけ出ている直通便で、橋本駅~三ヶ木バスターミナルの路線を延長したもののようだ。城山ダムあたりからはかなり道路が混雑していたが、10分程度の遅延で終点に着いた。橋本でお酒を飲んで解散。