月曜日、北上から東北新幹線で仙台に出てきた。雨が降りそうで降らない…
仙台駅前。仙台には5年前に一度下りているが、街を歩いていないのだよね
駅前から、“るーぷる仙台”という観光路線バスに乗る。15分おきに走っているし、一日乗車券を買っても620円(1回260円なので3回以上乗るなら得になる)と、ほどほど便利なのだが、小型バスで混雑しているし、青葉城への急カーヴや急坂を登るので、立って乗っているとだいぶ疲れる。
瑞鳳殿を見に行った。寛永年間に建てられた、伊達政宗の霊廟である。これはぜひ見たかったんだよね
当時のものは空襲で焼失し、今あるのは昭和54年に再建されたものだというものの…
さるすべりの花がかかっていた。
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青葉城跡に行ったが、城跡にあるのは神社と土産物屋であって…
宮城県美術館の前まで歩いて下りた。月曜日なので美術館や博物館が一つも開いていないのが痛い。
魯迅先生。
広瀬川沿いの断崖とその両側に広がる起伏のある仙台の街を眺めながら、大崎八幡宮まで歩いた。
ここも、本殿は豪華。実はこの本殿が国宝で、慶長年間のものだという。ピカピカに修復されているので、本殿の前にある“長床”のほうが古そうに見えてしまうが…
その後は、メディアテークなどを横目に、定禅寺通りから、一番町の商店街をぶらぶら歩いて、仙台駅まで歩いてきてしまった。半日程度の仙台散歩、おしまい。
仙台発15時57分の『はやぶさ26号』東京行き。仙台が始発だが、E5系と、秋田新幹線『こまち』用のE6系が連結された、堂々の17両編成。指定席券売機を叩いたときに、最初から『こまち』側を選ばされたのが不思議だった(これまで、このような併結列車でもE6系側が選べたことがなかったので)。それはともかく、ほどよく空いた車内に入って…
ひもを引いてしばし待つ。──しくみは知っているけれど、けっこう大げさにシューシュー言い出して、蒸気が噴き出してくるので、ちょっと焦る。