水樹奈々さんのファンクラブイヴェントですが、会場がさいたまスーパーアリーナ、しかも土・日の2days。もう、規模感が狂っています（笑）。ぼくは土曜日の方だけチケットを取っていました。友人は勢い込んで両日申し込んだところ両日取れてしまい、逆に困惑していましたが、…そりゃそうだろ、と。この規模だもん、ほぼ申込者全入だったんじゃないかなあ。
会場前には、今年の年明けから行われていたライヴツアー『LIVE ZIPANGU』の、あの巨大な翼が…！！
『ヒメムラサキ』のときの、あれね。全長17.7mだそうです。圧倒的。横のほうには牛車とかも置いてありました。
入場時にはチケットのほか、ファンクラブの会員証と身分証明書を出し、かなりじろじろと顔を見られましたね（笑）。座席で友人と合流しました。ぼくの座席はアリーナの真ん中あたり、張り出したセンターステージの斜め前くらい。かなりよい位置では…。
そして開幕。ライヴパートは、まずBrand New Tops／ACROSS。そのあとは三嶋Pの司会でバラエティコーナー（？）。まず、奈々さんが答えられるか答えられないかスレスレな質問を答える、という“スレスレ007”で、やれスリーサイズがどうとか年収がどうとか、案の定、ゲスな質問ばかり集まっていましたね…。一番笑ったのは、なんだっけ、三嶋Pが間違えて奥さんのことを「お奈々」と呼んだことがある、だっけ？（＾＾；
次は、奈々さんのコスプレ衣装と背景場面をファン投票で選んで、ステージ上で写真撮影し、その写真は会員にプレゼントしますよ、という企画。──この企画のために、スマートフォンサイトを使って投票を受け付けて集計するシステムを構築していたようなのですが、周知されたURLに、会場の1万人以上が一斉にアクセス…できるわけがないですよね。「計算上は大丈夫なんだけど」とか言っていましたが、あーそれってレスポンスタイムを考慮してサーバへのアクセス数はいけるってことなんだろうけど、まずキャリアの回線がパンクして、さっぱり接続できないのでした。
これは、開演前から、絶対無理だろう、サーバのスペックとアプリの性能は考慮できてもまず公衆網が耐えられない、コミケみたいに移動基地局を手配するとかそこまで奈々さんサイドがやってるとは思えない、と友人と話していましたが、思った通りの結果に。──会場中から「つながらない」という声が上がり、最終的には、拍手の大きさで決める、みたいなアナログな手段で乗り切っていました。
＃そういえば、今回、チケットが1限だった代わり（？）に、“連番登録”というシステムが導入されましたが、仕様的な不備があって一度ご破算になり申込みの受付をやり直す、というゴタゴタがあったりしましたね。奈々さんサイド、IT活用に弱いですね（＾＾； …スペックに目を向けるけど運用への考慮が弱い、という、ありがちな感じ…？？
で、投票で選ばれたのは、(1)衣装がパジャマ、(2)背景が監獄、(3)髪型がポニテ、という謎の組合せに。そのかっこうで、ステージ上でスタイリストさんが手際よく整えて、カメラマンさんが入ると、奈々さんの目つきが一瞬で変わる、という、なかなか見られない光景が繰り広げられていました。
そのパジャマのままでライヴしたのが『Open Your Heart』。なんでパジャマにスリッパでライヴなんだ…もうわけがわからない（笑） さらにそのまま次のコーナーに突入。題して、“奈々の部屋”。某徹子の部屋を模した部屋のセットにゲストを迎えてトークするというもので、やって来たのはなんと若本規夫氏でした。しかし奈々さんはパジャマ（笑）。若本さんの耳が若干遠くて大変そうでしたが、若本さんが声優になったきっかけなどをお話いただきましたね。
ここで休憩が入ったんだったかな。数千人が一気にトイレに並ぶという、限界感のある場面が繰り広げられていました。。。後半はなんだっけ、次のライヴツアーで入る曲を決められる権を、これもITで決めるはずが半券のくじ引きで決めたり、“集団による最大の叫び声”のギネス記録に挑戦するということでギネス日本支社の認定員さんをお招きして、会場中で叫びまくったものの、ギネス記録に届かなかったり（箱が広すぎでしたね）、アリーナ一周障害物競走で奈々さんとチェリーボーイズが走ったり（最後、明らかに奈々さんを勝たせたな、という場面はありましたが）。最後のライヴコーナーは、Destiny's Prelude／オルゴールとピアノと／TESTAMENT／New Sensation でした。
この日、16時開演で、終わったのが、たしか20時20分頃だったかな。4時間以上も…（笑） 奈々さんのFCイヴェントは何時間かかるかわかりませんね。さいたま新都心で同行の友人と打ち上げてから帰宅。──翌日の公演にはぼくは行きませんでしたが、奈々さんの身体にアクシデントがあったと聞き、…大事にしてね、と思ったのでした。
