茅原実里さん、今年のファンクラブイヴェントは、大阪1回・東京2回（昼・夜）の、合計3公演です。東京の昼の部のチケットを取っていました。今回はなんだか…、ファンクラブメンバから曲の人気投票を募って、しかもその投票の際に、イヴェントで自分も歌いたいかどうかという選択を求められて、歌いたい人の中から抽選で選んだ観客と、上位の曲でカラオケ大会をやるとか。なんだそれ…正直みのりんに求めてるのはそういうことじゃない…とも思いましたが。さらに、ステージにも客席を作るけどそこを希望しない人は知らせなさい、というようなFCからの周知もあって、いっそう謎が深まりました（笑）。ですが、みのりんFCは基本的にヲタクにやさしい、という信頼感のようなものもありますし（？）。──ぼくはみのりんの曲で一曲選ぶとしたら『Paradise Lost』か『蒼い孤島』 だなあ、などと思いながら、当日、会場へ。品川プリンスの坂を上ったところにある、ステラボールです。職場から至近ですが、みのりんにライヴにぼくが初めて参戦した、思い出深い会場です。
今回は瀬野マネージャのツイートで、開演まではステージを写真に撮っていいとのことでした。が、これじゃよくわからないな、仕込まれたネタが（笑）
ホールに入ると、パイプ椅子がフロアに並べられているのは普通なのですが、ステージに雛壇が作られてそこにも客席があるという…。そして、ステージ中央には階段が。例の番組へのオマージュですね、わかります（笑）。イヴェントタイトルも、「Minorin Station」、略して「エムステ」なのです（笑）。そして、その例の番組のイントロの音楽とともに、瀬野さんと、黒瀬さんというもう一人のスタッフさんが、階段を下りて登場しました。二人ともなぜか、黒スーツに黒サングラスに、ヅラｗ 「せのタモリです。」「くろタモリです。」 しまいには、みのりんもサングラス着用で、「みのタモリです」といって登場。「…だからイヤだと言ったんです。」というみのりんに、爆笑でした。──この、“お昼休みの司会者セット”という扮装グッズを手に入れるために、わざわざ製造元に電話したんだとか。「AmazonにもYahooショッピングにもなくて。厚木のドンキホーテに、9個ありました」「心配しなくても売れないよ。」（笑）
人気投票の曲は、大阪会場では10位から8位、この東京昼の部では7位から5位、そして最後の東京夜の部では4位から1位を発表するそうです。そういうことも実はぼくは知らなかったんですが…。カラオケ映像は、みのりんの過去のライヴ映像で特別に作ったものとのこと。「みんな、盛り上げてくれるかな？」「いいとも！！」…番組が違います！（笑） しまいには、Yes, we can! とか言い出して、オバマではなくノッチの画像が出てウケを取り、「…ひどい！」というみのりんのダメ出しをいただいた、瀬野さんのフリップ芸でした。相変わらず瀬野さんはフリップ芸に凝るよね。
さらに瀬野さん、「カラオケの心構えを…」。(1)開き直る (2)あきらめない (3)ここはパセラだと思い込む（笑） そして、「観客のマナーは…」(1)盛り上げる (2)最後まで見守る (3)批評しない ──だったかな。こういう、ステージに客を上げちゃうことも含めて、ファンとの信頼関係に依存した企画ができるところ、みのりんの現場は、ほんとに、いいよね。…
1曲につき4人の観客を抽選でステージに上げ、字幕の色分けで各人の歌うパート分けがされていて、全員で歌う指示のところは客席も含めてみんなで合唱する、という、「カラオケ」でした。この日歌われたのは、『Tommorow's chance』、『SELF PRODUCER』、『会いたかった空』。そして、ランク外の曲からスペシャルということで、『Sunshine flower』でした。──セルプロではNEO FANTASIAツアーのライヴ映像で、振りコピして盛り上がりました。サンフラはサマキャン2のライヴ映像で、懐かしかったですね（ガーターベルトつけたみのりん！）。新たな発見があったのは、『会いたかった空』が合唱によく合う、ということでしたね。客席みんなで歌った『会いたかった空』のサビは、ちょっと感動的でした。客席に上げられた人たちは、だいぶ緊張したことでしょうが、歌がうまい人もそうでもない人も、みんな、堂々と歌っていました。始まる前は、素人のカラオケなんて…と思っていたのですが、こちらも全力で盛り上げて、意外に楽しかったですねw ──人気第1位は、やはりと言うか、『Paradise Lost』だったそうです。
最後に、みのりんソロで、新曲『Sacrifice for Dear』。フルメタル・パニックの新作の曲なんだそうですが、最近のぼくはみのりん情報をまったく追えてなくて（radio minorhythmも聴いてないんだよなあ）、ここで初めて知りました。こんどのライヴツアーでも歌っていくそうです。アップテンポで攻める系の曲で、菊田さんらしい、パーツの多い曲だなあ、という印象。
終わったのが15時15分頃だったかな。そのあと、恒例になった、みのりん握手会でした。これ、待ち時間があるのは仕方ないんだけど、みのりんはすごくしっかり握手してくれるので、嬉しくなってしまう機会です。剥がしは当然入るんだけど、剥がしが入ってもみのりんは話をやめないんだよね。ですが、今回は、例のタモリ×2がみのりんの両脇を固めている絵が、おかしくて、笑ってしまいました。 ──楽しかったけど、次回はそろそろ、観客参加型じゃない、ライヴイヴェントがいいかな…と思ったりもします。
