night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

NANA MIZUKI LIVE ADVENTURE 2015 @大阪城ホール7/11

 水樹奈々さんの夏のライヴツアーが始まりました。FC先行申込みではファイナルの西武ドームしか取っていませんでしたが、6月のキンスパの後になんだか気持ちが盛り上がってしまったぼくは、一般発売で大阪城ホールのチケットを押さえて、遠征することにしたのでした。たまには遠出をしたいですしね。

animelo mix presents NANA MIZUKI LIVE ADVENTURE 2015 supported by JOYSOUND Calbee なか卯

 7月11日(土曜日)のお昼頃からゆるゆると行動開始して、新横浜駅13時19分の『のぞみ229号』新大阪行きで出発。コンビニのおにぎりとビール、そしてのんびりと読書しながら、快適な旅でした。指定席は当日の行きがけに取りましたが、関西に向かうときは新大阪止まりの新幹線を選ぶと、基本的に空いていく一方になるのが特長なので、よいです。

 新大阪で在来線に乗り換え、大阪駅でさらに環状線に。大阪を訪れる旅行はだいぶひさしぶりで、新大阪駅で「えーと、どっちのホームだっけ」とか思ってしまいましたが、環状線には相変わらずオレンジ色の103系が走っていて、大阪はやっぱりこうでなくっちゃ(?)と、にまにましてしまいました。ホームにはへんなメロディが流れるようになってたけどね。──ちょいと時間があったので、さきにホテルにチェックインしてしまうことにしました。ホテルは、地下鉄の南森町駅が最寄り、という、微妙に面倒な場所にあり、環状線天満駅からふらふらと歩いて行きました。この日の大阪は関東に比べるとだいぶ蒸し暑く、10分ばかり歩いただけでじっとりと汗をかいてしまいました。

 ホテルの部屋でシャワーを浴びて着替え、再び出発。大阪城ホールまでは歩いて30〜40分というところ。曽根崎通りの地下にはJR東西線というのが通っているはずで、一駅乗ってもいいのですが、なんとなく歩いて行きました。太鼓の音がドンドンと聞こえる大阪天満宮(お祭りの練習か何か?)の前を通り、大川べりに出て、川を渡り、京阪電車をくぐると、大阪城の公園が見えてきました。


 その前に、れんが造りの廃墟が。とくに案内板とかは見当たりませんでしたが、旧大阪砲兵工廠の建物だそうです。調べて初めて知りましたが、現在の大阪城ホールOBP大阪城公園森ノ宮の検車区あたりまでかなり広い範囲が、戦前は陸軍造兵廠だったのですね。

 大阪城ホールに行くのは初めてです。京橋側(大阪ビジネスパーク寄り)から行くのが正面にあたるようですが、裏から近づいたような感じになりました。まずグッズの物販へ向かい、Tシャツとタオルを買ってから、入場列へ。──スタンドの上手寄りの最上部に位置を占めました。天井が近く、腕を上げるとペンライトが当たりそうな感じ。気をつけなくちゃなあ、と天井との距離を測っていたら、隣の人と、「当たりますね…」「跡がついてるように見えますね」「いやこれは天井の模様じゃないでしょうか」「うーん…」なんて。

・No Limit
Justice to Believe
・PRIDE OF GLORY
・Inside of mind
禁断のレジスタンス
・砂漠の海
・《チェリーボーイズコーナー》
・レイジーシンドローム
・僕らの未来
・《企画コーナー》The place of happiness
・PERFECT SMILE
・Nocturne-revision-
・《チームヨーダコーナー》
Angel Blossom
POP MASTER
・あしたgraffiti
・POWER GATE
・アヴァロンの王冠
・Pray
・Exterminate
・終末のラブソング
Heart-shaped chant
ETERNAL BLAZE

-encore-
・ドリームライダー
・It's Only Brave
・Happy☆Go-Round!

*

●なんと本物の○○○がステージを走り回る? あの狭い花道をそろそろと、ギリギリな転回もあり、運転技量はけっこうすごいのではないでしょうか。花道の先端には回転台が設けられているわ、花道が可動式で舞台下に下がっていくアンダーパスが造られているわ、ステージ設営どころかすでにこれは土木工事のレヴェルです。それにあの乗り物、たぶんエンジンを換装していると思うんだけど、…お金かけすぎじゃない??!
●『Justice to believe』でオーディエンスが「つ、よ、くー!」をなぞるのって初めてだったんだけど?! 関西の流儀?
●ステージ上にドンキーコングみたいなあの乗り物が滑り降りてきたときも、びっくりしました。奈々さん、大道具さんに負担をかけすぎなのでは? 事故があったらどうするんだ、とハラハラしながら見ていました。
●中盤で、カウボーイハットをかぶった奈々さんがかわいすぎて! 『レイジーシンドローム』のサビは無限ジャンプみたいになりますね!!
●MCで、チェリーボーイズのLINE既読スルー事件に、「どうゆうことなんですか!」と仁王立ちで詰める奈々さんがかわいかった(^^
●「大阪のお客さんは笑いに厳しい」…?? シャレが不発に終わり、センターステージで崩れ落ちる奈々さん(笑)
愛媛銀行のCMの話からの、『あしたgraffiti』。あのCMの奈々さん、かわいいよね(^^

●今度出るシンフォギアのキャラソンが「お経みたい」だという話(?)からの、新曲『Exterminate』。わざわざ大阪まで来ておきながら実はこの曲を未予習だったぼくですが、この曲、戦争だよね…(^^;
●なんですか、あの、空中を浮く乗り物(^^。スタンドからアリーナを見下ろしていて、あれはいったいどうなっているんだ?(オーディエンスの上を通っているのか?)…と、ぽかんとしていました。実際には通路を通っていただけだったようですが…、奈々さん、アリーナ会場だからって、面白乗り物をぶちこみすぎでしょう(^^
●過去曲をほどよく入れてくるあたりもなかなかいい感じのセットリストでしたね。『砂漠の海』なんて、おおっ、と思いましたし。企画コーナーでは、“LIVE ADVENTURE”という文字列から各会場で1文字ずつ取ってその頭文字にあたる曲を歌う、というものでしたが、この日抜かれた文字は、“T”。おお、Tって…! と思ったら、『The place of happiness』でした。Tでtheはずるいな、『Trickster』希望!…とか思っちゃいましたが、たぶん歴史的にセットリスト入り回数が少ないのはそっちだろうし、まあ、仕方ないかな。

 スタンド最上層だけにおそらく熱がこもるせいもあったとは思いますが、かなりの暑さで、跳びまくってものすごい汗をかいていました。21時頃に終演。終わってみればほぼきっかり3時間だったのか…。ものすごい充実感のあるライヴでした。なんだか、単独遠征してくると、気兼ねなく跳べるなあ…(^^;

 会場を出て、大阪ビジネスパークあたりは食事するところもあまり多くなく、横断歩道を埋めるライヴ帰りの奈々勢の大群に自動車が容赦なくクラクションを浴びせる(これ、首都圏とは違う雰囲気ね)ので、そのまま歩いて京橋駅付近まで出ました。駅の東側の混沌とした飲み屋街で、300円均一の飲み屋に入って食事をしていたら、隣に座ったかたも奈々ライヴ帰りの人で、意気投合してビールが進んでしまったりしました(^^。 ──23時頃になって切り上げ、京橋駅からJR東西線大阪天満宮駅まで乗り、ホテルに戻りました。単独遠征でしたが、だいぶストレス発散した感じになりました。来てよかったな。