昼過ぎ、竹橋の国立近代美術館へ。平日なのにたいそう混んでいて、13時過ぎに訪れて当日券を買ったところ、14時からの整理券を取らされた。なんということだろう。毎日新聞ビルのカフェで時間をつぶしてから、また汗をかきながら美術館へ戻った。整理券の時間までは常設展には入ってもよいということになっていたようだが、常設展は常設展で時間を気にせずに見たいし。
1882年から造られ続けているサグラダ・ファミリア、もはや遺跡でもあるようだ
塔が林立する異様な外観のサグラダ・ファミリアだが、一番高いキリストの塔、次に高いマリアの塔をはじめとして、一つずつ名前がついている。12使徒の塔とは…小ヤコブ、バルトロマイ、トマス、ピリポ、大ヤコブ、パウロ、ペテロ、アンドレア、バルナバ、シモン、タダイ、マッチャーだそうだ。ん? ヨハネやマタイは“福音書作家”枠なのかな? でもユダは? いろんな解釈があるのかしら
模型で見ても、人の大きさと比べると…。ホールはこんな規模なのか! 根元では八角形のような柱が、上に向かうにつれてだんだんと角が増えていき、円柱に近づく形をしているそうだ
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混雑したガウディ展をほうほうの体で出てきて、常設展もひとまわりした。
この壁の模様はなんだろう
こういうルールに沿って描かれているそうだ
藤田嗣治と藤島武二
松本竣介はちょっと好き。『黒い花』
ロレンツォ・ボネキ『ダマスカスの道』。かなり大きな作品なのだが、展示場所の前のスペースがあまり広くないので、目が回るような浮遊感がある
荒川修作って名前は知ってるけど作品に触れることがほとんどない気がする。『新たなしるしのはじまり』
遠藤彰子『遠い日』。これはここ国立近代美術館で何度か見た記憶があるけど、圧倒的な印象があるよね