night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

古代メキシコ展 @東京国立博物館 7/6


東京国立博物館特別展「古代メキシコ」—マヤ、アステカ、テオティワカン

 展示はテオティワカン文明の遺物から。テオティワカンというと日本でいうと女王卑弥呼とかから古墳時代くらいの年代だ。
 

石器のナイフに目と歯をつけて擬人化(?)してある。そういう風習があったのだという


この時代の壁画が残っているってすごいことだと思う。。。


精巧な香炉。

 そしてマヤ文明へ。マヤ文明というのは長いらしく、600年代から始まって、1500年代まで続いたそうだ。あれ? マヤってスペインの植民地化の頃まであったんだ。コンキスタドールに征服されたのはアステカだけじゃないんだ


古代ギリシャっぽい彩色土器。


これは金星と太陽の運行周期を示した暦だというのだが。。。




なんだか東洋の不思議な役人って感じがする


かと思えば円筒印章なんかもある、メソポタミアかインダス文明みたい


マヤ文字って知らなかった。この肉太な模様のようなもの、文字なのだそうだ。へえ…。スペインの征服前のアメリカ先住民が歴史上すべて文字社会だったというわけじゃないんだね


円筒埴輪みたいだなあ。


裏側。


目玉展示の、赤の女王。辰砂に覆われた真っ赤な姿で出土したそうだ。マヤ文明の7世紀後半というから、日本では天智天皇とかの時代か…



鳥の人と、精巧な紋様の描かれた土器。

*

 古代メキシコ展、おもしろかった。東洋でも西洋でもない、見たことのないまったく違う古代文化なので、何を見ても、なんだこれ?という感じになる。


会場の平成館の前ではキッチンカーが出てテーブルが置かれ、メキシコフェアみたいなことをやっていたが、この炎天下では、あまり。。。コロナビールを飲んだけど。