night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

NANA WINTER FESTA 2014 @有明コロシアム1/18

 1月18日、水樹奈々さんのライヴイヴェントです。土曜・日曜の2daysでしたがぼくは土曜日の方に参戦。──チケットは、昨年末に発売されたクリップ集のディスクに添付されているシリアル番号で応募して当選者が購入できる…という方法で(システムはイープラス)発売されていましたが(いわゆる○○商法と揶揄されがちなやつ)、ほかの発売方法があったのかどうかはよく知りません。ファンクラブ柄?のようなチケットを持っている人もいたのでよくわからず。一応、一般発売もあったらしいですね。

 寒風の中、りんかい線国際展示場駅から、ビッグサイトの反対側へ。奈々勢でごった返す歩道橋を渡ると、巨大なスタジアムが見えてきました。有明コロシアムって初めて行きましたが、キャパ1万人級の巨大会場だったのですね。

 グッズの物販はスルーして入場列に並び、場内に入りましたが、風が吹き込むのか場内も寒く、コートを着込んだままで開演を待つ態勢になりました。──ミニ武道館のようなすり鉢状の会場のセンターにステージが組まれ、上には四面モニタが吊り下げられている、という状態でした。ぼくの座席は、南側の、最前ブロックではないものの、かなり前の方。奈々さんのライヴでここまで前方に進撃(?)したのは初めてでしたし、座席が3列になる部分だったのでスペースに余裕もありましたから気分的にも楽でした。

 今回は純粋にライヴではなく、CDデビュー7周年に開催した「NANA SUMMER FESTA 2007」から7年ぶりに行われるスペシャルイヴェント、という体裁。前回のナナフェスのようすはアルバム「GREAT ACTIVITY」についているDVDで見られますが、あのときってZEPP TOKYOだったんですか…。まだファンじゃありませんでしたが、映像で見たとき、ファンとの距離の近さ・ファンの行儀の良さに感心したのを覚えています。それが7年後に、1万人級の規模に成長しちゃったんだから、すごいよね。

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 イヴェントは、まずライヴパート。

・ドラマティックラブ
アオイイロ

 『アオイイロ』なんて久しぶりにライヴで聴いた気もします。──そして、投票を募っていた楽曲人気投票、「あなたが選ぶNANAソンBEST10」の得票上位10位から1位までを、過去のライヴの衣装を着て歌っていくというものでした。ランキングを読み上げる声は、なんと小林克也氏。まじかw

・POWER GATE (*1)
・Tears' Night (*2)
Bright Stream (*2)
innocent starter (*3)
・愛の星 (*3)
・Pray (*3)
革命デュアリズム (*4)
・Crystal Letter (*5)
ETERNAL BLAZE (*6)
深愛 (*7)

(*1) LIVE SENSATION 2003の水玉ワンピース
(*2) LIVE ACADEMY 2010のカナリアイエローのドレス
(*3) LIVE GAMES 2010の青い衣装
(*4) LIVE CIRCUS 2013の緑色のドレス
(*5) LIVE MUSEUM 2007のピンクの蝶の羽の衣装
(*6) LIVE CASTLE 2011の赤いナポレオンジャケット
(*7) LIVE GRACE 2011の和服柄のドレス

 自分がどの曲に投票したかはとりあえず置いときますが、『革命デュアリズム』がランクインしたあたり、中心ファン層と自分の好みがかみ合わなくなってきたかな、とかもちょっとだけ思ってしまいました。一方、『Tears' Night』なんかは、過去曲だしライヴでもそれほどの定番曲ではないにも関わらず、根強い人気なんですねえ。──この曲で奈々さんが南側の張り出し舞台に来てくれたときが、たぶん一番距離が近かったかな!(^^

 そんな調子で頻繁に衣装を変えていくので、その間をつなぐためにキングレコード三嶋P(人気者)がいじられたり、バンド「チェリーボーイズ」のライヴ曲でつなぐ、という構成になっていて、間延び感はだいぶありましたね。

*

 後半は、ラジオ番組「水樹奈々のMの世界」の公開録音ということで、怪しい手作りコスプレをしたスタッフ(あいつか…とか思ったり/笑)が現れたり、なぜか京極夏彦氏が着物にレザーの手袋で現れて、やたらいい声で奈々さんと朗読合戦を繰り広げたりしていました。翌日にはこれ、スマギャンの収録だったんだって?そっちのほうが楽しそうだったな(笑)──京極夏彦氏、基本的にはオタク的ファン活動カルチャーに親和性の高い人のようで、こういう場での振る舞いを心得ているにおいがプンプンしましたね。京極夏彦氏のトークで印象的だったのは、奈々さんの自叙伝『深愛』(幻冬舎)が文庫化されたことについて、「若い頃に出す自伝というのはだいたいが盛って隠して嘘をついて書かれるものだけど、これはそうじゃない」と奈々さんを持ち上げまくっていたこと。うーむ(むぐむぐ(^ω^)。。。あと、必殺仕事人と大江戸捜査網の違いなんてよくわからないです、スイマセンw

 最後、4月にニューアルバムをリリースするという発表があり、盛り上がりました。そして、三嶋Pがニヤニヤしながら「この場の誰も想像してないことを…」と言って、奈々さんが新曲『Ladyspiker』を歌うというサプライズもありました。──奈々さん、マイクスタンドを振り回しながら歌うので、周りで踊っているチームヨーダにぶつからないかしら、とひやひやしながら見ていました。(先日の某所での、奈落落下事件を見ているので、この日も、せりあがりが下りてステージに穴が空くたびに三嶋Pが落ちないかしらと心配していましたし、ステージパフォーマンス中の危険にはちょっと過度に敏感になっているところがあります。)

 この日は17時開演でしたが、気づけば21時近く。この会場は近隣との取り決めで、21時以降は音出しが禁止になっているそうで、最後はマイクを切って生声だけで「水樹奈々にー!? →かかってこーい!!」をやってくれました。

 というわけでおしまい。ぼくは最後に物販に並んで、「深愛」の文庫版(会場限定カヴァー)を買って、帰路につきました。国際展示場駅に向かう歩道橋に人波が殺到して身動きとれなくなっていましたが、迂回してなんとか駅にたどり着き、りんかい線で帰宅しました。──翌日には夏のライヴツアーの発表もあったそうですし、これからも奈々さん界隈は楽しそうですねー。今年も元気で生きていかなきゃ。