night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

春先の園芸部

今年の冬越し大根

 家庭菜園、秋に大根の種をまいて、ビニールトンネルで年越しして、春先に収穫するのが、ここ数年、定番になった。しかし、今年は少し様子がおかしい…?


(2月23日)

 最初は、今年もいい感じだね、と喜んでいたのだけど、


 どうしてこうなった(3月1日)

 いや、実は、二股になってるっぽいのが、地上に出た部分からもわかってたんだよね…。


 それにしても、これは激しい(3月15日)

*

 こういった、おもしろ大根ができてしまうのは、よく言われるのは、根が、土中で石ころなどの障害物に当たって…ということがあるが、うちの場合は、おそらくそうでもない気がする。畑の耕し具合は、去年までと特に大きく変わらないと思うのだ。

 ひとつ思い当たるのは、今年は、播種してからの間引き作業のときに、根っこが絡まりがちになってしまった株が多かったこと。実は、今年は雑草対策で黒色マルチを敷いたのだが、しかし、そもそも畑がろくに平らに作れていないところに、とても下手くそにマルチを敷くので、まったくピンと張れず、マルチの穴がもやもやになり、そのもやもやした穴に種をまいたはずなのにあっちこっちに芽が伸び、穴に無理やり合わせるように間引きをした感じになってしまったのが、気になっていたのだ。なので、このおもしろ大根たちを見て、ああ、これはあれのせいだろうな、と思ったのだった。

*


(3月22日)


 3月下旬には急激に暖かくなり、急激に花芽が伸びてきてしまったので、あわてて収穫した。(3月27日)

 しかし、せっかく花芽が出たなら、大根の花が見てみたい、と思って、1株、収穫せずに残しておいた。



 アブラナ科らしく、菜の花と同じようにもさもさに茂って、盛大に花が咲いた。かすかに差した薄紫色が、きれい。ゴールデンウィークの前まで楽しんで、冬の畑はおしまいにした。(4月27日)