スマートフォンを買い替えた。買ったのはシャープのSH-M26、「AQUOS sense8」のSIMフリー版。この機種は去年の発売時から注目していたが、このシリーズはすでにこの11月に後継の「AQUOS sense9」が出たので、ちょうど一年前の機種を買ったことになる。一年落ちなので多少は安く買えたと思うし、それに、これの「ライトカッパー」のカラーがどうしてもほしかったんだよね。
そもそもこれまで使っていた機種が2021年1月に買ったAQUOS sense3 basic SHV48であり、どちらかというと安価な機種だった(たしか当時三万円台だった記憶がある)がスマートフォンとしての機能にまったく不満はなかったのものの、昨年あたりから内蔵ストレージの容量(32GB)に限界感が出てきていたし、最近はさすがに3年10か月も使うと電池の持ちも劣化してきていた。
回線の契約をpovoに変えた(2022年2月)ので、もうauにひもづいた端末を買う必要はない。SIMフリーの端末をメーカ直販で買うのが一番いいと思っていたのだけど、シャープの直販のウェブサイトはずっと停止中である。なにやら、情報漏えい事件があってどうのこうの、と。いつなら買えるんだよ、と思っているうちに時間が過ぎていた、というのもある。結局、Amazonに出品している業者から買った。Amazonでこういう高価な機器を買うのはちょっと二の足を踏んでいたのだけど、お酒をのんでいたときになんとなく注文してしまった。まあ無事に新品が到着した。
最近のAndroidスマートフォンは、機種変更のときでも、Googleさんの威力で設定がどんどん引き継がれていくので、だいぶ助かる。SIMカードを入れ替えて、夜中に端末をつないでなんとなく操作していたら、順調にアプリがダウンロードされていった。このへんは昔に比べると自宅の回線が強化されたのにも助けられている。驚いたのは、新しい端末は、物理SIMカードを入れただけでなんの設定もなく音声通話が開通していたことだった。APN設定とかいらないんだね。えー、こんなに簡単なのか。Amazonで買って、届いて、SIMを入れ替えただけじゃないか。スマートフォンって、もはや通信事業者を通して手に入れる「携帯電話」じゃなくて、どんどん普通のコンピュータと同じになっていってるんだね。