night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

読書&査収音源リスト(2022年10月~12月)

▼ウクライナ戦争の200日(文春新書)/小泉 悠

▼羊をめぐる冒険(上・下)(講談社文庫)/村上春樹

▽マレー蘭印紀行(中公文庫)/金子光晴

▽語学の天才まで1億光年/高野秀行

▼マイ・ブロークン・マリコ(Kindle版)/平庫ワカ

「もういない人に会うには、自分が生きているしかない」

▽「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済(光文社新書)/小川さやか

▼ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2/ブレイディみかこ

▽中国畸人伝/陳舜臣

「あたしは、あなたの夢の物差しだったのね」

◆南京の基督/芥川龍之介(青空文庫)

芥川龍之介の『南京の基督』という短編を再読した。これを初めて読んだのはたぶん高校生のときだったが、正直言ってよくわからなかった。今読み返してもやはりよくわからない。この子は本当に幸せになったのか、この話は何を言いたいのか…
2022-11-21 20:37:11
客観的に見たらあの子の苦しみは終わっていないし、あの子の知らないところで無頼の男が一人死んでいる。通りすがりの日本人はあくまで話を聞いているだけで、なにかを変えるわけではない。苦しみと汚れに満ちた世界は終わらない
2022-11-21 20:41:33
だけど、苦痛に満ちたこの汚い世界にも救いのあることを、あるようにと、芥川龍之介は求めていたのかもしれない、そういうことを彼は書きたかったのかもしれないと、はっと思った
2022-11-21 20:42:21
それに気づいただけでも、この歳になって再読してよかったのかもしれない
2022-11-21 20:43:00

▽恋ふらむ鳥は/澤田瞳子

▼ふしぎの国のバード (9)/佐々大河

▼乙嫁語り (14)/森薫

▼名もなき本棚(集英社文庫)/三崎亜記

▼ウクライナ戦争(ちくま新書)/小泉 悠

▽三千円の使いかた/原田ひ香

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▼Atrium/上田麗奈

▼あなたとわたしを繋ぐもの(通常盤)/牧野由依

▼NANA MIZUKI LIVE HOME × RUNNER(Blu-ray)/水樹奈々