night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

「自然と人のダイアローグ」@国立西洋美術館 7/31


国立西洋美術館国立西洋美術館リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで

 西洋美術館が持っているコレクションと、ドイツのフォルクヴァング美術館から来た作品で構成された展示だ。西洋美術館のコレクションは常設展で見たことがあるものも多い。


いいルノワールが来てる!


西洋美術館にあるモネの舟遊びと、ゲルハルト・リヒターの雲の絵が、並べて展示されている。モネの水面に映った空と、見上げた写真のような空の、組み合わせなのね。


これもいいシニャックだよね…


白眉だったのがこれ。湖面に差す光の質感がすばらしい。アクセリ・ガッレン=カッレラというフィンランドの画家の作品で、『ケイテレ湖』。シベリウスと同時代の人だそうだ。国立西洋美術館が新しく収蔵した作品だそうで、いいものを買ったね。。。


カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの『夕日の前に立つ女性』。サイズは小さな絵なのだけど、世界の終わりのような壮絶な夕焼けに、吸い込まれるようになる


ゴッホの『刈り入れ』。初来日だそうだ。どことなく不穏な力のようなものが充満している絵だな…特徴的な黄色い太陽も、力が感じられない。なぜなのだろう。