night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

「バンクシーって誰?」@グローバルゲート ガレージ名古屋 3/4

 また地下鉄で、今度は名古屋駅に出て、地上へ上がり、そのまま南へ歩く。──これまた昨年の東京展のときに見逃した、『バンクシーって誰?』展を見に行こうと思う。

中京テレビ放送>バンクシーって誰?展

 会場の“グローバルゲート”とはいったいどこ? と思ったら、ささしまライブという地域に新しくできたショッピングモールらしい。──なんだ、Zepp Nagoyaの向かいじゃないか。そこなら、名駅から徒歩圏内であることは知っている。2017年10月にオープンしたビルなのか。

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 これは当日でもチケットが買えたので、直前にスマートフォンチケットを買ってそのまま入場した。


 この展示、ストリート・アートの雰囲気をセットで作り込んで、その場に迷い込んだような雰囲気を味わわせてくれるもので、…もう、夜の道ばたに落ちてるゴミとか、空き缶とか吸い殻とか、変なところがリアルすぎて、くらくらする。


 2020年になってからブリストルの坂道に描いたものだそうだ。くしゃみする人


 これ、平らな展示場に坂道を表現していて、平衡感覚がおかしくなるような展示だった

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 ガザ地区の猫。…この、鉄くずの玉も、よくこんなの作るよなあ、大道具さん…


 スティーヴ・ジョブズがシリア人移民の子供だとは知らなかった。


 …しかし、複雑な思いがする。これらの作品の当時と今とでは、ある意味で、世界が変わってしまっているのだから。


 これ!『Flower Thrower』。これは文句なしにかっこいいんだよなあ。。。


 これがロンドンに描かれたとき、"There is always hope"と書き込んだのは、バンクシーではない別の人なのだそうだ。奇跡的なコラボレーション。

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 見終わって、軽く食事してから名駅に戻り、新幹線で帰京することにした。──が、いつものように『のぞみ』に乗って新横浜から帰るのは、平日の夜の帰宅ラッシュに巻き込まれることを思うと憂鬱だし、面白くないので、一計を案じて、17時31分発の『ひかり658号』に乗った。自由席でも難なく座れた。


 小田原で下車。適当に小田急に乗って町田に帰ることに。。。


 すると、ちょうど接続する特急ロマンスカーは、VSEだった。小田原発18時54分の『はこね38号』新宿行き。


 この3月で定期運行を終えるというVSE車に、偶然にも、最後に乗ることができた。これはよい車両でしたね。。。19時33分に町田に到着。