東京ドームの隣にある、水戸徳川家の庭園で、東京には珍しく江戸時代から残っている史跡である。東京に住んでいてもこういうところにはなかなか行かない。機会をとらえて散歩してみた。静かでよいところだった。
入場にはインターネットで入園日と氏名を登録して整理券を取得する必要がある。入場者数の制限のためだけれど、こう言ってはなんだがここに一日四千人も来ないだろう…。当日その場で用紙に記入してもよいようだ。
蓮池の向こうに唐門が控えるが、どことなく、森の中の霊廟のようでもある
なんと揮毫が朱舜水
白飛びしちゃってるけど、空にはドーム球場がぬっと浮かぶ。おかしな風景ではある
中国風の、「円月橋」。これは見事だ
これは、紅葉の季節はきれいだろうな
庭園の中は、流れがあれば「寝覚の床」や「大堰川」、橋を架ければ「通天橋」、幅広な滝を作って「白糸の滝」、といった調子で、いちいち名所旧跡の名前がつけられているのだけど、ほとんど記号化しているのが、面白いと言えば面白いかも。
これが西湖の蘇堤だと言われても(^^;