night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

8/1(土)「SUMMER CHAMPION 2020 ~Minori Chihara 12th Summer Live~」ストリーミング配信

 毎年開催されていた茅原実里さんの河口湖ライヴ、12年目の今年は、無観客開催&有料のインターネット配信になりました。コロナ禍…。ぼくも、8月第1週の土・日のどちらも河口湖に出かけていないのは、12年ぶりのことです。現地で体験できないものをライヴイヴェントと呼ぶのか?という点では複雑な思いですが、今これをやることが大変だったことはある程度理解できますし、有料配信しても興行的に厳しいことも容易に想像できます。その苦労を受け留めた消費者の一人として、エポックメイキングな配信ライヴだったと思います。──当日の18時、アイスワインを飲みながら自室で待機していました。

SUMMER CHAMPION 2020 ~Minori Chihara 12th Summer Live~

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 河口湖駅からステラシアターまでの、通い慣れた船津の道を走って行く車載映像でスタート。10周年記念植樹のハナミズキも映して、いつものステラシアターに入場です。──空っぽの客席に向かってパフォーマンスする、みのりんとCMB。客席のコールは別のライヴのときのものを編集してSEで入れているという芸の細かさで、ヘッドフォン爆音で聴いていると、不思議な臨場感がありました。──カメラがアップに寄るときのみのりんの笑顔! でも、それと同時に、この空っぽの河口湖ステラシアターを、そこに向かって歌うみのりんの姿を、それを自室のPCのディスプレイで見ていたことを、絶対に忘れたくないと思いました。

 茅原さん、グッズのTシャツにブルーのロングスカート。髪形は真ん中分けで左右に編み込みが入ったスタイル。インスト明けでは2階客席に上がって、いつものライヴを彷彿とさせるパフォーマンスでした。ただ、やはり歌い込みが足りないのか、ピッチが上がりきらない…。後半、声が出てきたかなと思ったけど、まさかの『Paradise Lost』で歌詞を間違えるなど…。

 ラスト前のMCで、FLASH事件に触れていました。ぼくは個人的には、茅原さんが“悪いこと”をしたとは特に思っていなくて、──いろいろなことを考えたけれど、この人がとにかく素直なことを語ってくれる人だっていうことは、ファンの一人としてなんとなくわかっている気で、だからこそのこの人の甘さみたいなものも感じたのだけれど、でもそれって本質的には、他人がどうこう言うことではないでしょう。──ただ、「これから先、自分がどこに進んでいけばいいのか、答えが見えない」って彼女が言ったとき、それが一番、胸がつまりました。思えば、ぼくは以前からずっと、ぼくと同世代のこの女の子がこれからどうなっていくのだろう…、と思いながら、茅原さんを応援してきた気がします。本当に、よく再始動してくれました。もう歌えない曲もあるでしょう。でもそういうことも呑み込んでいくしかない。彼女が本気でぼくらの前に立ってくれるなら、これからも応援していくしかありません。

Freedom Dreamer
・Sunshine flower
Lush march!!
・(MC)
-キャラソンコーナー-
 ・過度の期待にご用心(南千秋キャラソン
 ・雪、無音、窓辺にて。長門有希キャラソン
・(MC)
-アコースティックコーナー-
 ・Plumeria
 ・夏色華日
 ・ステラステージ
・(MC)
・エイミー
境界の彼方
・instrumental (Theme of CMB)
・Tomorrow's chance
・声もなく始まる世界
・TERMINATED
Paradise Lost
・(MC)
・Sing for you
純白サンクチュアリィ
・purest note ~あたたかい音
・美歌爛漫ノ宴ニテ
・(打ち上げ花火)