night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

「美人画の時代」@町田市立国際版画美術館 10/5

 町田市立国際版画美術館の企画展。行ってみたら無料入館の日だった(そんな日があるとは知らなかった)。そのせいか、ここにしてはわりと混んでいた。

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町田市立国際版画美術館美人画の時代―春信から歌麿、そして清方へ―

 展示作品は、キャプションの所蔵元を見るとかなり様々なところから借りてきたようで、わりと自前の所蔵品で展覧会をやりがちなこの美術館にしては珍しい気がする。ぼくは浮世絵などは、美術品としてというよりも、江戸時代の人たちの様子を見るのが面白いなあ…などと思いながら見ているのだけれど。──近代になって、鏑木清方伊東深水の描く女性は、スッとしていてちょっと好みかも、などと思う。媚びてる感じがないのがいい。

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 このパネルのモチーフは、喜多川歌麿の肉筆画、『納涼美人図』。千葉市美術館の所蔵だそうだ。