さらに歩くが、それなりに暑くて消耗するし、ちょうどお昼時だったため、県道沿いの喫茶店に入って、カレーライスで昼食とした。テレビでは作新学院とどこかが試合をしていた。
そしてまた30分ほど歩いて、西鉄太宰府駅前、そして太宰府天満宮へ。ここに来るのは2006年以来なので、13年ぶりだ。ここはもう、たいそうな賑わいで、参道は、歩くのが大変なほどだ。見たところ中国や韓国の観光客が多い。
拝殿の前に行列ができているような状態だったが、なにも並ばなくたって神様はそこにいるだろうと思うし、二礼二拍手一礼とか「作法」なるものが言われるようになってからこういう有名な神社は渋滞するようになった、昔はそんなこと誰もしてなかった、とぼくは思っている。
宝物殿も見物。
菅公の、龍牙の硯ですって。
紺紙金字法華経。菅公の真筆だそうだ。
複製だそうだが、この五言絶句も、真筆と伝えられているそうだ。
離家三四月…これは、泣けてしまった。これを見ただけで、ここに来てよかったと思った。
落涙百千行
萬事皆如夢
時々仰彼蒼
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そんなにうれしいかねえ。