night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

7/7(日)神戸から竹田城跡へ

 神戸に泊まった翌日は、晴れて蒸し暑い日だった。

f:id:jawa_jawa:20190715022302j:plain
 すでにクマゼミがシャワシャワとないている。

f:id:jawa_jawa:20190715022307j:plain

f:id:jawa_jawa:20190715021946j:plain
 湊川神社

f:id:jawa_jawa:20190715022312j:plain

f:id:jawa_jawa:20190715021941j:plain
 楠木正成の戦没地と、墓所がある。本当に場所が特定されているのだろうか、とも思うが、このあたりが南北朝の古戦場だったわけだ。

*

f:id:jawa_jawa:20190715021951j:plain
 JR神戸駅

f:id:jawa_jawa:20190715021956j:plain
 神戸駅みどりの窓口で、乗車券と特急券を買い、10時01分発の特急『はまかぜ1号』浜坂行きの自由席に乗った。『はまかぜ』とは、大阪から城崎温泉方面に向かう特急だが、福知山線ではなく、姫路から播但線を経由する、珍しい列車である。車両はまだ新しめのディーゼル特急で、すべるように走るが、たった3両編成で、自由席は先頭の1両だけにもかかわらず、がらがらに空いていた。

f:id:jawa_jawa:20190715022000j:plain
 淡路島が見える

f:id:jawa_jawa:20190715022005j:plain
 姫路で多くの乗客が乗ってきた。ここから進行方向が変わり、播但線に入る。のどかな車窓になってきた。

f:id:jawa_jawa:20190715022010j:plain
 寺前までは一応、電化されており、あずき色の電車が見える

f:id:jawa_jawa:20190715022015j:plain
 11時43分の竹田で降りた。観光客が多いのではないかと想像していたが、そうでもなかった。

 ここに来たのは、“天空の城”として名高い、竹田城跡に登ってみようというつもりである。観光案内所でパンフレットなどをもらい、踏切を渡って、駅の裏の小さな公園で休憩したら、正午のサイレンが鳴り響いた。

f:id:jawa_jawa:20190715022020j:plain

f:id:jawa_jawa:20190715022031j:plain
 鯉が泳ぐ水路に沿って、寺院が三つほど並んでいる。たしか真宗真宗・浄土宗という組み合わせだったと思うが、西日本ではわりと珍しい組み合わせではないかな。

f:id:jawa_jawa:20190715022025j:plain
 寺院にかけられていた破れ太鼓。なんだろう、これは

f:id:jawa_jawa:20190715022037j:plain
 いよいよ登山道に入る。たいした距離ではないはずなのだが…

f:id:jawa_jawa:20190715022042j:plain

f:id:jawa_jawa:20190715022049j:plain

f:id:jawa_jawa:20190715022056j:plain
 急勾配に、完全に息が上がった。城跡の料金所に着くまで30分程度だったが、そこまででひどく消耗し、汗びっしょりになった。料金所のおじさんに「おつかれさまです」と声をかけられる。たぶんひどい顔をしていたのだろう。

f:id:jawa_jawa:20190715022102j:plain

f:id:jawa_jawa:20190715022107j:plain

f:id:jawa_jawa:20190715022113j:plain
 眼下に竹田の町が見える

f:id:jawa_jawa:20190715022132j:plain
 室町時代に築城され、関ヶ原の後に廃城になった城で、標高300メートル余りの山上に、南北400メートルもの範囲に石垣が巡らされている。たしかにこれはものすごい規模の城跡だ。しかし、こんな山の上に城をつくっても、水場もろくにないだろうし、ここで戦や籠城などできるものだろうか?

 登山に満足して、別の道から下山する。

f:id:jawa_jawa:20190715022138j:plain
 直滑降みたいに下りていく道で、これまた大変キツい。

f:id:jawa_jawa:20190715022144j:plain

f:id:jawa_jawa:20190715022149j:plain
 土俵のある不思議な神社の境内に下りてきた。表米神社というそうだ。

f:id:jawa_jawa:20190715022156j:plain

f:id:jawa_jawa:20190715022201j:plain

f:id:jawa_jawa:20190715022207j:plain
 竹田の集落に戻ってきた。