▼承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱(中公新書)/坂井孝一
▽幻の女(ハヤカワ・ミステリ文庫)/ウィリアム・アイリッシュ、黒原敏行(訳)
米国の古典サスペンス小説。面白かった。アイリッシュの作品を読むのは、小学生のころに子供向けにリライトされたものを読んで以来だと思う。ウィリアム・アイリッシュ(コーネル・ウールリッチ)は、ずっと気になる名前だった。
▽レッド・アトラス 恐るべきソ連の世界地図/ジョン・デイビス、アレクサンダー・J・ケント、ナショナル・ジオグラフィック(編集)、藤井留美(訳)
▼やがて君になる(7)/仲谷鳰
『やがて君になる』は、昨年のアニメが終わってからは連載の月刊誌を追ってしまっている。
▼やがて君になる 佐伯沙弥香について(2)(電撃文庫)/入間人間
▼バビロンの秘文字 上・下(中公文庫)/堂場俊一
これは抜群に面白かった。カーチェイスのあげく、攻撃用ヘリがオーレスン・リンクに、どかーん!(^^
▼全世界史 上・下(新潮文庫)/出口治明
歴史好きな実業家が書いた本だが、それほど驚くような解釈はなかったような。
▼みなみけ(1~3)(Kindle版)/桜場コハル
Kindleの無料キャンペーンのときにダウンロードした。
▼世界の辺境とハードボイルド室町時代(集英社文庫)/高野秀行、清水克行
▼ゲイルズバーグの春を愛す(ハヤカワ文庫FT)/ジャック・フィニィ、福島正実(訳)
古典SFの短編集。『愛の手紙』の結末に、しばらく呆然とした。
◆三国志(01:序/02:桃園の巻/03:群星の巻/04:草莽の巻/05:臣道の巻/06:孔明の巻/07:赤壁の巻/08:望蜀の巻/09:図南の巻/10:出師の巻/11:五丈原の巻/12:篇外余録)(青空文庫)/吉川英治
スマートフォンで青空文庫を読んでいた。やはり漢字の表示が弱点であり、「公孫*」という調子で、誰だっけ、となってしまうが、暇つぶしのためだけなら、まあいいか、と。とにかく血なまぐさく、簡単に人がばったばったと斬り捨てられるので呆れてしまう。そして赤壁の戦いより後は、どうしても話がダレる。そんな中で南蛮征伐なんてのは、ある意味でほっこりエピソードなのかも知れない。だいぶ流したけれどそれでも1か月くらいずっと読んでいた。──劉備玄徳の「なお考え中である」というセリフが、ちょっと面白かった。吉川英治三国志は、要するに戦時中の日本の通俗小説であるわけだが、その時代の日本語にすでに「考え中」という言い方があったのね。
▽イーハトーブと満洲国 宮沢賢治と石原莞爾が描いた理想郷/宮下隆二
▽動物農場(角川文庫)/ジョージ・オーウェル、高畠文夫(訳)
▼サマー/タイム/トラベラー (1、2)(ハヤカワ文庫JA)/新城カズマ
『ゲイルズバーグの春を愛す』つながりで、再読。
▼響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編(宝島社文庫)/武田綾乃
ユーフォニアムシリーズ、久美子たちは3年生になって、ついに最後の大会へ…。このシリーズをここまで追っかけてきて、満を持しての大団円を期待しないわけがないけれど、もはや部活が畸形的な進化を遂げていて、体育会系部活のあり方に懐疑的なぼくは、どうにもこうにも、違和感が…。高坂さんはどう考えても指導者肌じゃないよね。どーなる北宇治。
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▼NANA MIZUKI LIVE GRACE -OPUS III-×ISLAND×ISLAND+ /水樹奈々
▼ログライン(初回生産限定盤)/夏川椎菜
TrySailの夏川さんのソロアルバム。歌のうまい人だとは思っていたけど、歌い方の幅の広さに感心する。好きな曲は『キミトグライド』です。
▼プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」全曲(紫禁城公演)
1998年、北京の紫禁城にセットを組んで上演した、空前の公演の模様。