岐阜県現代陶芸美術館から、1時間あまり、Googleマップに導かれながら歩いた。谷を下り、丘を登り、日なたを歩いていると汗をかいてくる。
坂を登り…
関西名物、飛び出し小僧…の変種?
集落の中の一方通行の道だが、なんとバス路線が通っている。旧道なのだろう
これは…東濃鉄道の遺物なのかな?
東鉄専用道とは…?
笠原という町の中心部あたりに出た。東鉄バスの車庫がある。多治見駅の方向から川沿いに廃線跡らしい遊歩道があるところからも、ここはどうやら東濃鉄道(昭和53年に廃止)の駅の跡らしい。それにしては傾斜があるな、と思ったけれど…。
こういったレンガの煙突をしばしば見かける。
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多治見市モザイクタイルミュージアム。山の中にあるようなイメージがあったが、笠原という集落の真ん中にあり、隣には公民館が一体になっていた。
藤森照信の建築。自由…(?)
アート的な最上階に対し、下の階は産業の展示。笠原はタイルの生産が盛んで、戦後には集団就職を受け入れていたり、たいそう栄えた土地だったそうだ。なるほど、昭和を感じさせるこういった製品…
昭和35年ころのタイル風呂だそうだ。
きれい
もちろんこういった陶器も。
ここのミュージアムショップは、モザイクタイルつめ放題にたくさんの人がチャレンジしていたけれど、これ、かなりクリエイティヴィティを要求されるよね…
できあいのタイルを買いました…。それでもきれい。
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モザイクタイルミュージアムの前から東鉄バスに乗って、多治見駅に戻ってきたのが16時ちょっと前。ちょうど名古屋行きの快速列車があったので、間髪入れずに乗ってしまった。211系の10両編成と、意外にも長い列車だ(名古屋圏は電車の両数が少ないのでいつも驚いていたのだけれど)。──大混雑の名古屋駅で、おみやげと、みそかつ弁当を買い込んでから、17時26分の『ひかり528号』で帰浜した。