建築家の田根剛氏の個展に行ってみた。まず、大画面でエストニアの国立博物館が紹介されている。ソ連時代の軍用飛行場があった土地に、滑走路を残してその先に最先端の現代建築を建てた、というもの…。
雪に閉ざされる冬景色に、暖かい光をもたらす博物館。独立後に政権公約で建設されることになった国立博物館、普通に考えたら占領時代の飛行場など全部取り払うだろうけれど、“記憶を生かす”のが作風なのだそうだ。異国人だからこそ提案できた案だろうな、と思う。
新国立競技場の設計案。“古墳スタジアム”だそうだ。この模型、下をくぐって入って、スタジアムを中から見ることができる。
外苑にこんな山ができていたら、面白かっただろうけれど…。代々木公園のスタジアムは、本当に田根氏の案で建設することになったんだっけ?
これ、渋谷のどこの案だったっけ。
オペラシティ、季節はすっかり…。