▽希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書)/古市憲寿、本田由紀(解説と反論)
もう、何十年前から終わりなき日常でいいよ。
▼戦争の古代日本史 好太王碑、白村江から刀伊の入寇まで(講談社現代新書)/倉本一宏
末尾は、ああ、言いたくて仕方がないんだな、その気持ちはわかるよ、と思ったものの…。白村江の戦いの解釈、そして壬申の乱につながるあたり、ぼくが小中学生だった頃とはもう歴史の研究は変わっているのだな、と驚いた。
▼AKB48、被災地へ行く(岩波ジュニア新書)/石原真
NHKの石原プロデューサによる、2015年刊行の本。AKBのこの活動は断片的に知っていたけれど。AKBっていうプロジェクト自体についてはいろいろ毀誉褒貶あれど、彼らが、地震のあと、この異常時に、何をしようとしたかは、記憶されるべきだと思う。