▼4/29(土)「19世紀パリ時間旅行─失われた街を求めて─」@練馬区立美術館
西武線の中村橋駅で下車して、練馬区立美術館へ。ここは少し遠いのですが、ときどき面白い展示をしますよね。
◆練馬区立美術館>19世紀パリ時間旅行―失われた街を求めて―〈練馬区独立70周年記念展〉
アンリ・ルソーの、似ても似つかないへたくそなエッフェル塔(苦笑)や、ユトリロや佐伯祐三の街角の絵もありましたが、展示の中心はやはり、精緻な銅版画で描かれた、中世から近世のパリの絵図や風俗画。くたびれさえしなければいくらでも見ていられる展示でした。また、“19世紀のパリ・モード”として、豪華なドレスがいくつも(このスカートのふくらみはいったいどういう仕組みなのだ、とか思ってしまった)。そしてその部屋に、ナポレオン三世と皇后ウジェニーの大きな肖像画がどーんとかかっていて、いかにも絢爛な時代、という展示(これら、東京富士美術館の所蔵になるものだとか。よくこんなものを持っているなあ)。──後半、鹿島茂氏の所蔵する『レ・ミゼラブル』の原書の展示もありました。有名なあの少女の挿絵も! 帰りに絵はがきを買ってしまいました。
小さな誕生仏が安置されていました。はっきりとはわかっていないようですが、説明文によると、造形の特徴から7世紀の仏像の特徴を持っており、関東以北最古の仏像と考えられるとのこと。
この近くにはこんな斜面が開発されずに保全されています。よいところです