土曜日、銀座にあるギャラリー群を目当てに散歩してきた。新宿から地下鉄で銀座に出て、まずは、資生堂ギャラリーへ。地下に続く階段を下りると、霧が立ち込めている。
■資生堂ギャラリー
■「吉岡徳仁 スペクトル −プリズムから放たれる虹の光線」を開催中 | Information | 花椿 HANATSUBAKI | 資生堂
背後で流れているメイキング映像を見ていると、プリズムの設置作業の様子はまるで建設工事のようで、大掛かりな作業を伴うアートなのだなあ、と。
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続いて、ポーラミュージアムアネックスへ。
■ポーラミュージアムアネックス
■青木美歌「あなたに続く森」The Forest That Leads To You – hexaproject
粘菌や細胞といった、特異なモチーフのガラスのアートが並んでいる。見ていると、だんだん胸の中がざわざわしてくるような、不思議なものたち。というか、ガラスを吹いてどうしてこんなものが作れるのだろう…。
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LIXILギャラリーにも立ち寄って、「WASHI 紙のみぞ知る用と美」展も見てきた。日本だけでなく朝鮮にも紙縒り細工という伝統があるということや、紙縒りと言っても膠や漆で固めて大きな壺のような容器を作ってしまうなど、初めて知って、ほほうと感心。
それとは別に、金属工芸の展示もあって、東京藝大の学長の宮田氏のイルカがありました。
この日は午後、すこし遅めから出かけたけれど、これらのギャラリー群は17時で閉館したりせず、遅い時間までやってるので嬉しい。このあと神奈川県内某所で友人とお酒を飲んで、夜遅くに帰宅。