night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

COUNTDOWN JAPAN 16/17(2日目)@幕張メッセ12/29

 昨年初めて参加した、COUNTDOWN JAPAN。面白かったんですよね。味をしめて、今年もチケットを取りました。今年は二日目、12月29日の参戦です。昼過ぎから出かけて、海浜幕張駅に着いたのが14時49分でした。…あまり余裕がないので、とりあえず急ぎ足で幕張メッセに向かいます。

COUNTDOWN JAPAN 16/17


 入場して、まっすぐMOON STAGEへ。フロアの真ん中の柵の後ろ2人目くらいに陣取りました。まずは15時30分からのKalafinaです。サウンドチェックは『identify』で、前方のオーディエンスからは早くもサビの手振りも始まって、高まっていたのですが、…ブルーの衣装(Keikoミニドレス、Wakanaロングドレス、そしてHikaruはスリムパンツ)で現れた彼女たちが、優雅な身振りでフロアに一礼すると、始まったのは意外にも『obbligato』でした。沈潜するようなサウンドがかっこいい曲ですが、ステージ上の三人それぞれの妖しさも魅力です。鉄板のアップテンポな曲を並べて、楽しませてくれたKalafinaのステージでした。しかし考えてみると、『identify』や『One Light』で盛り上がるのは去年と同じと言えば同じで、MOON STAGEの音響の悪さに耳をやられるのも去年と同じ、ではありましたね…。

 MCのとき、イヤモニを外そうとして、髪をふぁさっとしてたHikaruの仕草が、かっこよくて悶絶でした。(^^ そういえば、『blaze』ではAメロでクラップが起きてましたが、ぼくはあの曲に限ってはあれはアリだと思うんですがどうでしょうか(ラゾーナ川崎のときから起きてたんだけど、Kalafinaのふつうのライヴではまずあの手のクラップは起きないですよね)。 ──セットリストは、obbligato/identify/to the beginningOne Light/blaze でした。最後、退けながら、「みんな最後まで倒れずに、LiSAまで楽しんでね! Aimerもね!」と盛り上げを忘れないKeiko、そしてHikaruも袖に消える直前になんかこっち向いて跳んでましたね。

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 ひとまず休憩。バドワイザーのおねいさんに「もう何か見ましたか?」とかアメリカナイズに話しかけられながらビールを買ったり、フェス飯に並んだりしてから、EARTH STAGEの半分より前の方のそこそこの位置で待っていました。17時からのユニコーンです。赤いつなぎのおっさんたちが、「fxxk!fxxk!」とか叫んでいます(笑)。後ろの方から「民生、こんな感じになったんだー」という女性の声が聞こえたのは、…まあ、わかります(笑)。ステージ上には、ABEDONのキーボードにシャンパングラスが置かれていたり、サッポロの缶ビールなんかも見え、ユルい感じですねえ。大丈夫なんでしょうか(笑)。しかし、民生氏が「大迷惑。」と言って、あの“デレデレデレデレ…”というギターのリフが始まったときは、えっ、えっ、マジか?!と頭真っ白になりました。「だ、い、めいわく!!」をシャウトして、「かえりたい!かえりたい!」を合唱して(笑)、解散前のユニコーンを聴いてた世代勢のぼくとしては、ちょっと感極まってしまった場面でした。──しかし、そのあとまたABEDONが出てきて『WAO!』を始めたところで、17時30分。後ろ髪を引かれつつ、EARTH STAGEから出て、ASTRO ARENAへ移動しました。ユニコーン、最後まで聴きたかったな…。

#そうそう、『大迷惑』の、「三年二か月の、いわゆる一人旅」っていう歌詞、あれ、3→2→1→サビ!!っていうカウントダウンになってることに、ここで初めて気づいたよ! オーディエンスが、3→2→1っていう手の振りするのね!!(^^

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 5分あれば難なくステージ間を移動できちゃうこのフェスは、ほんとに便利です。17時35分からはASTRO ARENA(と言う名の、幕張イベントホール)でfripSideです。やっぱ見たいよね、fripSide(^^。──アリーナ平面に下りて、氷結で一杯やっていましたが、時間を過ぎてもfripSideのステージは始まりません。そしてどうやら、ぼくが出て行ったあとにユニコーンが『雪が降る町』をやっていたという話が! 最後までいればよかった!! と悔やんでいると、5分押しでfripSideのステージが始まりました。バンドメンバーが入り、sat氏が入り、そして、始まったイントロは、やっぱそうだよね、『only my railgun』! …イントロの数秒間に、ものすごい勢いでステージ前に駆け込むモッシュが!!(笑) なんかぼくも巻き込まれて、気づいたら最前から3〜4人目ぐらいのところにいて、倒されかかったりしながら騒いでました。死ぬかと思った。正直、fripSideの曲、ひとつも知らないんですけどね…(笑)。セットリストは、only my railgun/the end of escape/black bullet/two souls/sister's noise。

 南條愛乃さん、初めて生で見ました。表情のかわいい人です(^^。作り込んだ衣装を着ていることについて、「他のアーティストさんはもっとカジュアルなのに、私たちは浮いてないか」といったMCもありました。ステージパフォーマンス的には派手な動きはありませんが、エレクトロポップ的な音楽だからそれで構わない気もするしなあ。一方、出演アーティストのリストを見て、今年のその手の枠はここだな(笑)と思ったとおり、オーディエンスのヲイヲイっぷりはどう考えても今年のCDJ随一だったでしょうね。始まる前から空気が全然違いましたから…。そうそう、この日のfripSideは、バンドメンバー、とくに後ろのサポートキーボーディスト(?)の人がめっちゃキレッキレのアクションでオーディエンスを煽っていたのが、可笑しくて可笑しくて。

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 fripSideモッシュで息も絶え絶えになりました。EARTH STAGEの[Alexandros]の客がフロアからはみ出しているあたりで休憩し、ドロス意外とメロディアスな曲もあるのね、それにしてもすごい客入りだなー、肩車してる姉ちゃんいるじゃん、とか思いながらまた一杯飲んでから、そしてGALAXY STAGEのLiSAへ。──開演前のサウンドチェックで『Rising Hope』がかかったのでオーディエンスが盛り上がっていました。フロアの真ん中より前あたり、無理なく居られるあたりに立って、19時35分スタートです。ここでも始まったら前方に特攻していく人たちがいましたがやり過ごしました。

 ブルーのワンピースに、上に何か羽織って出てきたLiSAさん、「ここはGALAXY STAGEですよね?!!」と叫んでいました。昨年は小さ目のCOSMO STAGEで、入場規制がかかっていたほどだったLiSAさん、今年は会場キャパがランクアップですね。4曲目だか5曲目だかで、LiSAが「どうしてもやりたかったことがある」と言い出して、オーディエンスを左右に分けて(後ろの方がモーセの海割り的にきれいに間を空けて分かれ始めたので、ウォールオブデスはやめて!wwwと思ったら、「そういう危ないのじゃないです!」とのことでした(笑))、上手側が「そばチーム」、下手側が「ラーメンチーム」で、LiSAっ子は年越しにどっちを食べるか対決です!日本の伝統を変えるか守るか決める!とか言い出して爆笑でした。曲中で左右のチームごとに「ラーメン!!」とか煽られながらぴょんぴょん跳んで、…楽しいw ──ぼくはこの日、いちばん跳んだのが、LiSAのステージでした。LiSAの曲も、ひとっつも知らないんですけどね!!(笑)

 LiSAさん、パフォーマンスのあいだに、青のワンピースのホルターがどうも落ちてきて、直してたりしたんですが、後ろで外れてしまったらしく、両肩のホルターが前にぶら下がってきていて、これはまずいね、と思っていたら、ホルターの外れたワンピースがどんどんずり落ちてくるという事態に。しまいには、中に着てた黒の見せブラ姿になっちゃってました。やばいよ、LiSAえろいよ。アンコールで出てきたときにはホルタ―を首の後ろで留めてましたね。「えろいと思ったキミがえろいんだぞ!」と言われてしまいましたが…(^^; セットリストは、Brave Freak Out/L.Miranic/say my nameの片想い/Rally Go Roundエスケープゲーム/Empty MARMAiD/Psychedelic Drive/ROCK-mode/Rising Hope、アンコールがBRiGHT FLiGHT という感じだったようです。

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 LiSAさんが終演した時点で、20時40分頃。楽しかったー(^^ 速やかに撤退です。外の冷気に震えながらクロークエリアまで移動し、身支度して、幕張メッセを後にしました。海浜幕張駅20時59分の快速列車、昨年来たときと同じ時刻で東京駅に戻り、新宿から22時の特急ロマンスカーに乗って帰宅しました。

 COUNTDOWN JAPAN、12/28の一日目に(仕事を休みにして)参加した昨年に比べると、やはり二日目以降は人が多いんでしょうね。フードエリアの店ごとに「最後尾」札が出てるような行列で、これはきついわ、とか思っちゃいました。でも、人が多くても、不満があまりない、という印象は、昨年と変わりませんでした。それに、こういうイヴェントでもなければ、ぼくがfripSideモッシュに参加する機会なんて、まずないよ(笑)