night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

今月の読書メモ&査収音源(2016年5月〜6月)

▼王とサーカス/米澤穂信
王とサーカス
▼真実の10メートル手前/米澤穂信
真実の10メートル手前
 カタルシスがなく、苦く終わるのが、この人の特徴だよね…。

さよなら妖精米澤穂信
さよなら妖精 (創元推理文庫)
 ストーリーをよく覚えていなかったので読み返した。太刀洗さんが中学浪人しているなんていう設定があったんだっけ…

▼この手紙、とどけ! 106歳の日本人教師が88歳の台湾人生徒と再会するまで/西谷格
この手紙、とどけ!: 106歳の日本人教師が88歳の台湾人生徒と再会するまで
 「台湾は親日!」というような紋切り型の言説に陥らないように注意しているところが好感。

▼呼び覚まされる霊性の震災学/金菱清(ゼミナール)編 東北学院大学震災の記録プロジェクト
呼び覚まされる 霊性の震災学
 冒頭の“幽霊”の論文で今春に話題になった、仙台の大学の社会学系のゼミの卒業論文集。霊魂というものを、あるかないかと言い張っても仕方がなくて、、、柳田國男遠野物語に、月夜の浜辺で津波で失った妻に出遭う、という話があったと思うが、それを想起し、これは現代のフォークロアなのだな、と思った。また、仮埋葬からの改葬に携わった人々のレポートの中で、非常時の埋葬はすべての人の棺が平等になった、という箇所に、虚を突かれた。もしかしたらそれが本来の姿なのかも知れない、などと思い、そう感じた自分に驚いた、と言うか…。まぎれもなく労作である。

▼ローカル線で行こう!/真保裕一
ローカル線で行こう! (講談社文庫)
 東北のローカル第三セクター鉄道の社長になった女の子が奮闘する、という話。ちょうど実際に、C県の某鉄道の社長解任騒動なんていうニュースがあったので、笑うに笑えないところはあった。

村上海賊の娘(下)/和田竜
村上海賊の娘 下巻
 下巻はちょっとだれたかも。景が海に飛び込んだら虚飾が身ぐるみはがれてすっぱだかになる、ってところ、ちょっと笑ってしまった。アニメかな、なんて思って。実写化できない要素を織り込んでくるなー(笑)

▼仁義なきキリスト教史/架神恭介
仁義なきキリスト教史
 これは問題作。ものすごくナナメに解説された初期キリスト教の歴史なのだけど、パウロってそういう立場だったのか! とか思えて面白い。著者、誰かと思ったら『よい子の君主論』の人じゃないか。

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Kalafina Live Tour 2015-2016 “far on the water” Special Final
Kalafina LIVE TOUR 2015~2016
 2016年1月の東京国際フォーラム・ホールAのライヴ。Kalafinaのライヴ映像パッケージって、オーディエンスの裏拍コールの声をあまり拾わない印象があったんですが、今回はけっこう拾ってますね。『One Light』の、Kalafina3人合体!のところ(?)が何度見てもカッコいい。『音楽』で、壇上でハイトーンを披露し終わったわーちゃんが、すごいいい表情をしてます。『monochrome』、『into the water』〜『in every nothing』、『うすむらさき』などの曲の、3人の不思議な踊りが堪能できる映像作品ですね。どうでもいいんですが序盤の衣装、けこさま、胸の間がシースルーになってるんですのね…? ──特典映像は香港ツアーのダイジェスト・ドキュメンタリー。香港国際空港でファンの人たちにお出迎えされていっしょに写真を撮る場面がありますが、そもそもゲートから出てくるときからすでにしっかりとひー/けー/わーの立ち位置になってるのが、なんかすごいな、と思ってしまった。