night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

3/2(水)竹富島のビーチへ

 この日は快晴になった。ビーチへ行こう。離島ターミナルの、安栄観光のカウンターで、割引で往復1,090円の乗船券を買った。10時半の船で竹富島へ。ほんの15分くらいなんだね。──竹富島の波止場に上陸すると、レンタサイクル、レンタカー、宿泊施設のマイクロバスやワゴン車がずらりと並んで待ち構えている。レンタサイクル店の車に声をかけて乗り込み、集落へ。車に乗るほどの距離ではないのだけど…。ママチャリを借りた。変速は無しのちょっと古い自転車だったが、まあいいだろう。1,500円。

 まず西側の海岸、“コンドイビーチ”へ。


 まぶしい白い砂と、驚くほど澄明な海。あっけに取られた。日本にこんなに美しいところがあったのか。


 海岸で昼寝したら、じりじりと熱い陽射しに焼かれていた。この日は、顔や腕に日焼け止めを塗りたくっていたが、首すじとかシャツの襟もととか、腕は、身に着けていた腕時計のキワのところとかが、塗り残していたようで、ひりひりと焼けてしまった。耳なし芳一みたいな話である。


 昼寝してたらぼくの荷物を物色しに来た猫。


 昼ごはんに食べた、ゴーヤチャンプルー定食。


 14世紀の遺跡。大木に守られた井戸に、今でも水が湧いている。この時代から大陸と交易していたそうで、陶磁器が出土するそうだ。八重山は、日本という国に組み込まれたからこそ今では辺境になってしまっているが、ここが日本じゃなかったとしたら、違う歴史があったのではないか、などと思う。


 竹富の集落。白砂が敷き詰められた路地を、観光用の水牛車がのそりのそりと動き回っている。集落のはずれには水牛車の操車場(笑)みたいなところがあって、においとかたいへんそうね、と思った。


 島の南側のビーチ。『星のや』の裏側にあたるからか、人がほとんどいない。かといって星のやのプライヴェートビーチなわけでもない。


 16時30分の船で石垣に戻った。

*

 石垣市街にて。


 この日は、怪しいお店(あやしい探訪系のウェブサイトなんかによく取り上げられている)で、“やぎ汁”を食べてみた。正直、あまりうまいものではないな。脂身に、独特のネトネト感がある。


 東京まで1,950km、フィリピンまで1,220km。


 写真館の店頭にて。
 “七五三”→わかる。 “百日写真”→わからない…。内地で子供が生まれて100日目と言えば、お食い初めとかですかね…。