night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

草戸山から高尾山口へ 10/12

 天気のいい三連休の最終日、思い立って午後からハイキングへ出かけました。横浜線相原駅で降りて、法政大学行きの路線バスで、「公会堂前」というバス停で下車。ちょうどバス路線が町田街道から法政大学のキャンパスの方向へ曲がるところで、ただの交差点ですが、ここから大戸方面に歩き始めます。


大戸観音堂


 町田市の大地沢青少年センター付近から登山道に入って、一気に上がってから、アップダウンの激しい稜線をたどります。バスを降りてから50分程度で、草戸山の山頂へ。標高364mとあります。前に来たときは365mだったはずですが測地系の改定でもあったのかな。南の方向には城山湖があるはずですが見通しはききません。橋本・八王子方面の市街地はよく見えます。


 以前はここから大地沢に戻りましたが、今日はここから高尾山方面に続く山稜の登山道をたどります。ガイドブックによると高尾山口駅まで70分、現地の案内板によると50分と書かれていて、少し表記に揺れがありますが、まあそのくらいの距離ということでしょう。


草戸峠からの眺望。連休だからと言って人でいっぱいのところに出かけるより、こういうところに来るのが、いいんだよなあ。


右手の斜面は拓殖大学の土地と言うことで有刺鉄線が張り巡らされています。あまり気持ちのいいものではありません


クワガタ、だいぶ弱ってたみたい。もう秋だもんねえ


JR東日本と書かれた高圧線の鉄塔と、その近くに打ち捨てられた鉄塔の廃墟


このあたりまで来ると、植生が、自宅の近くのじめじめした里山と大差なくなってくるので、歩いていてあまり面白くなくなってきます。山稜の登山道から折れて、巻き道のような道をたどって下山します。道はどんどん細く、けもの道のようになって、下りたところは、高尾山口駅とケーブル駅の間くらいの、京王電鉄が新しく作ったミュージアムの目の前でした。──この日、どうやら山中で行方不明になった人がいたらしく、峠で出会った警察官だか消防団員だかに人相風体を尋ねられたり、上空をヘリコプターが旋回していたりしましたが、無事だったのでしょうか。