night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

秋の五連休 9/20〜9/23

 今年は珍しく、9月に五連休があるカレンダーになっていました。仕事的な不確定要素もありましたが、結果的に五日間休むことができたのはありがたいことでした。9月19日(土)は水樹奈々さんのライヴへ行ったわけですが、まだ四日も休みがある…。

 二日目、9月20日(日)は、地元でふらふらと買い物をしていましたが、夕方になって帰宅途中に、そういえば今日はFC町田ゼルビアJ3リーグで現在2位)が首位のレノファ山口FCをホームに迎え撃つ日じゃないか、と思い出して、町田市立陸上競技場へ。


 しかし0-2で敗戦。これまでに見たJ3のゼルビアホームゲームとは雰囲気が違い、荒っぽくものすごいスピードで斬り込んでくるレノファのサッカーに、さすがリーグ首位だな、と感心したのでした。

FC町田ゼルビアオフィシャルサイト

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 9月21日(月)は、夕方に、イオンシネマ新百合ヶ丘へ。イオンシネマの“ハッピーマンデー”1,100円、ってカレンダー休日でもやってるんですね。

映画『心が叫びたがってるんだ。』

 とっても感想の難しい作品でした…。べつに彼らの“青春”に嫉妬もしないし(そういう感情を抱く年代でもない)、どの登場人物にも感情移入できない。ストーリー的にも、素直なハッピーエンドにはしていないところがあるし。でも、不思議とガツンとやられた感じのある映画でした。感情を開放する順ちゃん(水瀬いのりさん)の演技の力は、すごかったなあ。

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 9月22日(火)は、まず国立西洋美術館の『ボルドー展』へ。ドラクロワの『ライオン狩り』の大作は、おおう、と目を引くものがあります。フランス、アキテーヌ地方の古代から近代の遺物、そして現代までのコレクション…というとけっこう地味な感じですが、ルドンの秋景の絵が気に入りました。

国立西洋美術館:ボルドー展|TBSテレビ

 その後、不忍池の南側から小滝橋車庫行きの都営バスに乗って、関口一丁目というバス停で下車。神田川の向こうに、薄暗い無気味な坂道を上ると、現れるのが、永青文庫という美術館。細川侯爵家の所蔵品が納められているところですが、ここでいま話題の、これをやっています

永青文庫>春画展

 連日大盛況だそうです。展示されているものどもは、まあ、クレイジーですよね。。。そして、来ている人たちが、どことなくスノッブな空気を醸し出していて、うーん、という感じ。

 帰りは早稲田大学正門前を通って、高田馬場まで歩きました。早大から高田馬場まで、学生時代の記憶では、地下鉄に一駅乗るまでもなく軽く歩ける距離だと思っていたのですが、この日は、遠さを感じてしまい…。あのころはまだ若かったってことか…なんて。

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 9月23日(水)、この日はまず中央線を四ッ谷で降りて、紀尾井ホールへ。

メトロポリタン・マンドリン・オーケストラ

 第26回演奏会だそうです。ご盛会おめでとうございます。北爪道夫氏の『カント』を挟んで、プロコフィエフの『ロミオとジュリエット』(ただし一番有名なアレはやらない。そんな楽団ぢゃないですよね^^;)、リストの『悲しみのゴンドラ』(とは?)が対になって置かれている、珍しいプログラムです。お菜箸だか編み棒だか?で弦をひっぱたいてみたり、何が起こったのかわからないうちに終わってしまう曲があったり。

 その後、てくてく歩いて赤坂あたりを突っ切り、ミッドタウンへ。

サントリー美術館>藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗と日本の美

 曜変天目茶碗、深い青に斑紋が浮かび、まさに宇宙。ですが冒頭に展示されている快慶の地蔵菩薩の色彩の鮮やかさが素晴らしく、見入ってしまいました。ここまで良い状態で残っているとは!

 そのあと、こちらも瞥見。

21_21 DESIGN SIGHT>動きのカガク展

 どれも面白いのですが、あっと驚くのはやはりこれだったかな。