6月5日(土曜日)は、まず、地下鉄の明治神宮前駅で下りて…
エルトゥールル号遭難事件125周年ということで、トルコ共和国の軍艦が日本を訪問しており、いま晴海に寄港しているのだそうです。それに合わせて、トルコの軍楽隊が表参道をパレードするということで、おもしろそうなので見に来ました。神宮前交差点の先のほうで、らっぱと太鼓の音が。。。日本でも有名な、『ジェッディン・デデン』(祖先も祖父も)だ!
表参道ヒルズ側が交通規制されていて、練り歩いていきます。フェルトの帽子に立派な孔雀の羽根飾りがついた人や、鎖かたびらの戦士の姿の人も。錫杖で地面をガンガン叩くイメージがありましたが、地面までは届かない長さの、ミニサイズの錫杖でした。赤や紺の衣装が鮮やか。白い制服の海軍将校さんもおられます。
けっこうスタスタと行ってしまうので、混雑した歩道を追いかけるのがたいへんです。
ユニオンチャーチのはす向かい、バーバリーの前あたりで、立ち止まってひとしきり演奏し、さらに練り歩くと、表参道交差点の手前にバスが待機していて、そこで終わりでした。──たまたま居合わせたらしいカップルが、「やばい人たちかと思った」とか言っていたのが可笑しくて。赤旗を振り回してドンドンプカプカしてる集団。。。(^^;
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このあと、表参道から地下鉄で湯島に移動。雨が降ってきました
不忍池に見つけた宝石。
上野の東京都美術館で、「大英博物館展」を見ました。100点を選りすぐったというこの巡回展、目玉になりそうな大物は、ラピスラズリの青い色が美しい『ウルのスタンダード』あたりでしょうか。でも、一番ショッキング(?)だったのは、アフリカの秘密結社の黒い仮面と腰蓑と、その踊りの映像だったような…。現代モザンビークの、銃器で作った母の像、なんてのも出ていましたね。大英博物館に、ありましたね、銃器で作った生命の木。あれは感慨に打たれるアートです。奴隷一人分の対価であった銅の腕輪50個、といった展示物も。人類史の殿堂としての大英博物館の矜持を感じる展覧会でした。