night and sundial

じゃわじゃわ日記 -the 5th defection-

M-Smile Presents Minori Chihara Special Chara-Song Live @ Zepp DiverCity Tokyo 2/15

 茅原実里さんのファンクラブ限定ライヴに行ってきました。土曜日、前夜のドカ雪(金曜の帰宅中には自宅近くで膝まで雪に埋もれるほどで、生まれてから見たことのないほどの大雪でした)が積もった首都圏はあちこちで交通が寸断されていて、ぼくの地元もバスはほぼ全線運休という事態でした。こんな日にライヴやるのかよ…と思いつつも、この日はまずお昼に武蔵小杉で友人と食事会をする予定があったので、登山靴をはいて出かけ、だいぶ苦労しながら徒歩で最寄り駅までたどり着きました。──食事会を辞して、東京テレポート駅に着いたのは15時45分頃。

 今回はZepp DiverCity Tokyoでオールスタンディングのライヴで、整理番号順の入場であり、番号グループごとに“集合時間”も案内されていましたが、正直、べつにいいや、と思って、遅めの時間に行って適当に入場しました。入場時には、チケット・ファンクラブ会員証・身分証明書の三点セットによる厳重な本人確認がありました。場内のコインロッカーに荷物とオーバーコートを詰め込んで、場内の、半分より後ろの、ドアからあまり奥に行かないあたりに適当に立ちました。今回はそれほど詰め込まれた感じではありませんでしたね。2階の椅子席は閉鎖されていました。

 まず、恒例の(?)、瀬野大介マネージャの前説から。「小野Dと一文字違い、瀬野Dです」とか言い始めたから笑ってしまいました。ですが、これがフリだったとは、このとき誰が思っただろうか…(笑)

 今回は、“キャラソンライブ”ということで、みのりんがこれまでに歌った、“キャラクターソング”を歌いまくるライヴだそうです。正直、アニメのキャラソンってそれほど興味ない分野だし、知らない曲も多いですから、まったりと参加しようと思っていました。──みのりんが今までに歌ったキャラソンは百何曲だかあるそうで、「当社調べです」(キリッ)と言っていました。(瀬野マネは独立して今では社長さんなので、みんなニヤニヤしていました) ──「みなさんは業界でもっとも厳しいM-Smileの入場チェックを通ってきていますが…」とか言いながら、ライヴ中の注意事項などを。。。と、「ここで茅原実里さんの近況です」とかいきなり言い出して、みのりんソチオリンピックの中継を見てて寝不足だそうです。どっちらけwww

 セットリストはこちら。

・桜舞うこの約束の地で(まなびストレート!)
・負けない(天上天下
・Because of 'S'adness(境界の彼方
・Only Lonely Rain(Venus Versus Virus
・Shy Girls(ちゅーぶら!!
・diamond secret(ファイブレイン)
・アメツチの謳(ノブナガ・ザ・フール
・黙っと休み時間(らき☆すた
・過度の期待にご用心。 → 月夜に愛秋 → カレーのうた → レッツお野菜(みなみけ)[ゲスト(?):瀬野マネージャ]
・SELECT?(涼宮ハルヒの憂鬱
雪、無音、窓辺にて。涼宮ハルヒの憂鬱
・ふたりしかいなかった(喰霊-零-)[ゲスト:水原薫]
・桜笑み君想う(D.C.II

-encore-
・経験値上昇中☆(みなみけ
ハレ晴レユカイ涼宮ハルヒの憂鬱

*

みのりんが演じたさまざまなキャラの声による影アナから始まって、みのりん登場。肩の出た白い衣装とブーツでした。
●ステージはバンド不在のカラオケライヴでしたが、後方のスクリーンに作品ごとのキャラ絵と歌詞が表示されるという、アニメを知らない客にもなじみやすい親切設計でした。(某曲で歌詞をとばしたみのりんが、とっさに後ろのスクリーンを振り向く、という副次効果もありました^^;)
●『みなみけ』の『カレーのうた』で、スペシャルゲスト…画面に“小野D”という文字が出かけて、おおっ?!と思ったら、反転して一文字違いの“瀬野D”に変わり、瀬野さんが登場して小野さんパートを熱唱するという、自由すぎる事態に。(笑)
みのりんを語る上で、『涼宮ハルヒの憂鬱』の長門有希というキャラクタは、やはりとても大きな存在です。角川の伊藤Pと、原作の谷川流氏からの長いお手紙を読み上げる瀬野マネでした。──「これで私のコーナーは終わりです。」「えっここ瀬野さんのコーナーだったの?」(笑)
●『喰霊-零-』も印象的な作品でしたが、同作で黄泉役だった水原薫さんが登場して、『ふたりしかいなかった』を歌ってくれました。なんかパーマにサングラスかけて、いつの間にやらすっかりファンキーな空回りおねいさんになっていましたね…。──「乱紅蓮、法隆寺!」とか言って会場を凍りつかせるという一幕も…。(^^; つうか水原さんは呼ばなくても普通に客席側にいたのではないか、というハナシもあります(笑)
●そう言えば、今回は参加者に事前にアンケートを書かせていて、ステージトークに使っていました。「バカヤロー!わたし、やらかしちゃいました」とかいうテーマのコーナーで、みのりんが千秋声で「バカヤロー」を言いまくるという、ご褒美状態に(謎)。
●『桜舞うこの約束の地で』や『桜笑み君想う』でオーディエンスのペンライトがピンクに染まったのが印象的でしたね。「黙っと休み時間」では緑になっていましたが(キャラの髪の色だね)、あの曲はあんまりペンライト振る曲でもないなあ、と個人的には。
●アンコールで、自分の前にいた集団がなぜか退出していったので、かなり余裕が生まれました。──ピンクのTシャツにショートパンツでみのりんが登場。まさかの『経験値上昇中☆』で、オーディエンスはこの日最高の盛り上がりを見せました。この曲の掛け合いは楽しいよね!みのりんも「みんな完璧だね!」と驚いていました。
●最近結婚されたという瀬野マネをみんなで呼んで花束を渡すというコーナーも。(みのりん曰く、「瀬野さんにはもったいないくらいかわいい」お嫁さんだそうです^^;)
●「最後にこの曲をみんなで歌ってください」と言われて、…え?まだそんなに盛り上がるような曲があったっけ?と戸惑ってしまいましたが、イントロは『ハレ晴レユカイ』でした! この曲の存在をすっかり忘れていた、というか、キャラソンというくくりでとらえていなかっった、というのはあるかも(経験値上昇中☆もそうだけど)。──ハルヒの放映からもう8年経つんですねえ。ちょっとしんみりしちゃったりして。

*

 最後、退場の際に、「一日遅れのバレンタインチョコレート」をみのりんから手渡してもらえるというサプライズがありました。うおおお。(^^; Zepp DiverCity Tokyoの二千人以上に一人ずつ渡していくので、一時間以上だらだらと待ちましたが、その間、イヴェント制作会社の人が首都圏各線の運行情報を読み上げ続けていました。いやほんと、この日は、台場まで来られるか、行って帰れるか、という状態でしたからねえ。

 みのりんからチロルチョコをいただいて、やっと退館したのは21時15分頃でした。さすがにおなかがすいたので、ダイバーシティプラザのフードコートで安定のぼっち飯を敢行してから(笑)、りんかい線で帰宅しました。──みのりんの新FC“M-Smile”が発足して初めてのファンクラブイヴェントでしたが、どちらかというと平和なイヴェントで安心して参加できました。客層的には、ちょっと年齢層が上がってきたようにも思いましたね。みんなで歳を取ってるのは、まあ、当たり前とは言え、新しいファンの流入は少なくなっているのかも知れませんね。